ティティカフェ(豊島園)

ティティカフェ

映画を観るために豊島園へ。その前に腹ごしらえ。久しぶりにティティカフェへ。庭の湯に下って行く道沿いあります。ビルに2階にあるカフェです。

店内

ビルの外観からはわかりにくいですが、店内はウッディーで落ち着ける雰囲気です。

サラダバー

この日は、本日のランチ1200円を選択。パンとサラダとスープは食べ放題。パンがなかなか美味しいので、一切れずつ行きたい感じになります。

ランチ

この日のメインはカツレツ。ドーンとなかなかボリュームあります。ここのメインは割とボリュームあるので、サラダを欲張って取りすぎないように。

出来た当時は噂を聞いてか、激込みだったのですが、少し落ち着いた様子。といっても人気店ですので、大勢だと席がないかも。

■ティティ カフェ(titi cafe)
■東京都練馬区練馬4-19-7 メッセ豊島園2号館2F
■営業:
8:30~20:00
11:30〜14:00(ランチ)
■定休日:木曜日
場所はこのへん

まどか☆マギカ

この日観たのは、100万人以上を動員して異例のヒットを続ける話題のアニメ「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」

「魔法少女まどか☆マギカ」自体が、時空と時間のスパイラルの映画なのですが、前回かのら伏線が山ほどあるので、行く前に劇場版『[前編] 始まりの物語』と『[後編] 永遠の物語』を観ていくことを、強くオススメします。

僕は時間がなくて観ずに行ったのですが、思い出すまでに少し時間がかかり、つながりもきっと見落としてしまった物があると思います。

家に買ってきてからDVDで全作を見直したら、「うあ!ここと繋がってたんだ」と驚くポイント多数。

しかし、まあ伏線てんこ盛りだこと。

今作のエンディングには、賛否両論あるようですが、次回作への大いなる伏線のような気がします。もし、この映画が完結するなら次でしょ。

観たことがないという方、萌え系の絵にダマされてはいけません。中身はかなりハードでSFで、謎解き満載。子供より大人が楽しめる作品です。

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喫茶ボタン(東武練馬)

ボタン

ミニベロで東武練馬へ。
昭和な佇まいを見せる喫茶ボタンへ。

店内

電源は入っていないものの、
店内にはまだテレビゲームのテーブルがある。
そして、お客さんは見事に高齢者たちばかり。

カフェではなく、喫茶店が見直されつつあります。
それはこういう高齢者の多い郊外だったりもします。
カフェはファミレスのように、マニュアル接客ではなく、
店員さんとの会話を含めのコミュニティーとして、
再評価されているのです。

よく病院の待合室が、高齢者の社交場と言われますが、
このお店でも、入ってくるお客さん達が顔なじみ。
ちょっとした近況を会話しながら、それぞれの席についていきます。

ドライカレー

昭和な喫茶店には、昭和な人達がホッとするメニューがあります。
ナポリタンやカレー、ピラフ、そして定食まで。
僕はドライカレーのドリンクセットをチョイス。
サラダや味噌汁、ドリンクがついて880円。単品だと680円。

注文してから野菜を刻む音が小気味イイ!
そして、ジャーっという炒める音、ほのかに漂ってくる香ばしい香り。
シンプルならが、これぞ喫茶メニューというドライカレー。
ボリュームもある。

いろんな意味で満足、満足だったのでした。

そして、もう一つ、気に入った事が。
ここのウエイターさんの接客です。
東京03のメンバーとかにいそうな雰囲気のお兄さん。
おだやかな笑顔と言葉遣いでのサービス。
なんか、ほんわかするんだよね。
マニュアルじゃだせない味があるんですよね。

■喫茶 ボタン
■東京都練馬区北町2丁目39-2
■営業:8:00~24:00
■定休日:不定休
場所はこのへん

ビートチャイルド

腹ごしらえした後は、東武練馬のイオンへ。
ここには、ワーナーマイカルシネマがあったのですが、
今は、名称が変わってイオンシネマに。

この日見たかったのは、
「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」

日本初の野外フェスと言ってもいいBEATCHILDは、
豪雨に見舞われ史上最悪のフェストなりました。
その様子をドキュメントとライブ映像で構成したのが、この映画。

見たい気持ちはあったけど料金が2500円と高いので、躊躇していたのですが
公式サイトの「TV放送、DVD化、ネット配信一切なし」という文字を見て、
公開中に見ておいた方がいいだろうなあ…と、足を運んだのでした。

そして、観ました。
とにかく過酷でした。
敗軍の兵の行進のように泥の中を歩く観客たち。
そこから映画はスタート。

前日のリハーサルは、
素晴らしいフェスになる事を予想させる、快晴。

しかし、当日はフェスのスタートから雨が降り始め、
豪雨というよりは災害レベルに。
本部席の中まで濁流が流れ込んで来る。
今なら責任問題で強制的に中止にさせられだろう。

強い雨の中、たいした雨具も持たず雨に打たれながら
アーティストの出番を待つ観客達。
あきらめたように水を吸った芝生に座り込む者たちも。

アーティスト達も、時間をかけて立てたであろう髪が
一瞬でぺたんこになる。
メイクも一瞬でとれる。

しかも、雨に打たれる観客の士気をあげるために、
どしゃぶりの中、花火を打ち上げる。狂気だ。

雨で次々に楽器が死に、モニターが死ぬ中、
ドラムの音だけで歌い続ける白井貴子にぐっと来た。

テレビの人気歌番組で、局の都合でカラオケに合わせて、
アテぶりしている、牙を抜かれたミュージシャン達に観て欲しい映画。
昨年の紅白歌合戦なんて、生演奏だったの、矢沢永吉と斉藤和義とミッキーマウスだけだったもんな。
ドラムにマイクが立ってないどころか、ギターアンプに電源が入ってないグループもいた。

豪雨に打たれながらも、足もとが水たまりになっても、
そこにつかった足でリズムを取る観客達。

あそこまでして、自分たちの音楽は聴きたいと思ってもらえるのか。
きっと考えさせられるだろう。

皮肉な事に、ラストの佐野元春、サムデイの時に雨があがる。

その光景を観て、富士登山を思い出しました。
9合目までは豪雨。
まるで死の行軍。
しかし、9.5合目にさしかかった時、誰かが叫んだ。
「あ!星が見える」
沸き上がる歓声!
ご来光に一縷の望みをかけた一行は、雨雲を突き抜けて頂上に立ったのでした。

写真や動画で風景は見られるけど、感情までは再現出来ない。
その場にいた人にしかわからない事もある。
あの場にいた人の心に、この伝説のライブは、どう残っているのだろうか。

公式サイトの「TV放送、DVD化、ネット配信一切なし」
「劇場限定、特別ロードショー」を信じたい。
家でぬくぬくしている人に、そう簡単に見せてはいけない気がします。

「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」公式サイトはこちら

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