梅雨明け一発目の週末、35度を超える炎天下の中、
無謀にもサイクリングに出かけてきました。
どうしてもツールドフランス中に1回走っておきたかったので、
今回のテーマは、熱中症にならない省エネサイクリング。
この日は奥多摩で東京ヒルクライムやってるし、
日本一暑い熊谷ではバーニングマン・レースやってるし、
そんなにの比べたら、お散歩レベルですけどね。
まず、こんな日は、無理して出かけないのが正解なのですが、
朝、そんなでもなかったのに、日中に気温が急激にあがり、
思いがけずバテてしまったという経験のある人もいるのでは?
そんな時の回復のヒントになればと思います。
基本、炎天下のサイクリングは、ダメージとの戦い。
ドラゴンクエストで毒の沼を歩くようなイメージです。
炎天下の直射日光と、アスファルトの照り返し、
これで走れば走った分だけダメージを受けます。
なので、体力を消耗しないように省エネ走行。
25㎞前後で楽々クルージング。心拍をあげないようにします。
土手からの下りは漕がないとか、エネルギーを節約。
そしてバテる前に、小まめに休憩。
秋ヶ瀬公園には、自販機も水道もあるので、木陰に入って休みます。
サイクリストの間では有名ですが、赤コーラが結構回復に効きます。
日常生活では危険な糖分がどっさりも、サイクリングの際はすぐにエネルギーに。
こういう場合はカロリーゼロの黒を飲むより、赤コーラ。
秋ヶ瀬の赤コーラが細くなってる。
昔あったけど、また細コーラに回帰?
こちらは、ツールドフランスのサコッシュ(補給袋)
ツールでも選手が飲んでるのを結構見かけますが、
こちらのロットベリソルのサコッシュにもコーラが入っています。
コーラの手前にある茶色い物体は、ストッキングに入った氷です。
ツールの第20ステージの個人タイムトライアルで、
バルデが首に保冷剤をまいて走ったのが映し出されましたが、
こちらは、原始的にストッキングに氷。
グライペルの背中の所だけがいつもボコっとなってるのが不思議だったのですが、
彼は背中に氷を入れていたんですね。
ボトル運びの時は、背中全体がデコボコに膨らみますが、
背中の首の所だけ、膨らんでいる時は、ストッキング氷です。
ビニールに入れて水が溜まるより、流れ出てしまう方がいいらしいです。
僕もさすがに氷は持っていないので、公園の水道で、
顔や手を洗って体温を下げ、
ヘルメットの中で熱くなっていた頭にも水をかけて冷やしました。
田んぼ区間を終えて、西遊馬(にしあすま)公園脇から土手に入る道、
これまで閉鎖されていて、公園内を迂回するルートだったのですが、
解放されて、元の道に戻っていました。
以前は堤防の頂上を走る形でしたが、改修後は中段を走る形に。
というか、堤防の方をかさ上げした感じですよね。コレ。
炎天下はエネルギーの消耗も激しく、
エネルギー切れのハンガーノックにもなりやすいので、早めに川岸屋にIN!
冷房がガンガンに効いてて、いきなり冷蔵庫に入ったような感覚。
川岸屋は、冷やしたぬきみたいな冷たいうどんメニューがないので、
麺が冷たくて付け汁は温かい、肉汁うどん。600円を。
汗をかくと塩が噴いて、体内の塩分が不足するので、
こういう付け汁を飲んで塩分補給。
冷房が強いので、あっという間に体温が下がり回復。
汗もかいているので、冷えやすく、冷えすぎる前に脱出!
あと、ポケットにはコレ常備してます。
塩分不足になると足が痙りやすくなるので、塩分補給は必ずしてくださいね。
コレは塩分、糖分、クエン酸が配合されているので、重宝します。
続いては今回の目的地の榎本牧場へ。
さすがにいつもより自転車乗り少なめ。
女性サイクリストが多かったのが意外。
今度はジェラート!
フォルトゥーナも改装されて、室内のイートインスペースが広くなったので
こちらでも冷房の効いた室内で、ジェラートでクールダウン。
今回は、ミルクとイチゴミルクのダブルで。
■榎本牧場フォルトゥーナ
■埼玉県上尾市畔吉736-1 榎本牧場内
■営業:10:00~18:00
■定休日:正月1〜3日
■場所はこのへん
■オフィシャルサイト
こんな風にサイクリングの途中で冷房の効いた所で休憩するのもアリです。
例えば、コンビニでガリガリ君を買って食べるのもよし。
無理せず小まめに休むことで、意外と距離を長く走れます。
榎本牧場の帰りは、ゴルフ場の中を走るコースをチョイス。
こうして、木陰がたびたびあるので、気分的に少し楽です。
川岸屋から橋をくぐったら、田んぼの中を清掃工場の方に向かわず、
あぜ道みちなりでゴルフ場突入コースです。
一般道なので自転車もOKです。
清掃工場ルートの人は、上江橋の下のトンネルが休憩ポイントです。
ここはかなり涼しくて、風も吹き抜けるので、
清掃工場の所のベンチよりも、こちらの方が回復早いです。
帰りは彩湖のほとりルートで。
こちらも橋の所まで湖際は木々の日陰が続きます。
夏の期間中は、急に気温が上がることもあるので、
皆様も熱中症には気をつけて、サイクリングしてください。