中野の佐世保バーガーのお店は、本当に波瀾万丈。
元々は、ザッツバーガーカフェの名前で、中野の丸井の裏、
中野レンガ坂の頂上にオープン。
一時は佐世保バーガーブームに乗って調子が良かったのですが、
経営不振から経営者が撤退する事に。
そこで、中野店で働いていた店員さんが立ち上がり、
「サセボー」と屋号を変えて、再出発すると、
味などが評価され、固定客の多い人気店となりました。
ところが、突如、不幸に襲われます。
火の不始末ではなく、建物の老朽化による出火で、お店は火事となってしまいます。
店をたたんで実家に帰ることも考えたご主人。
しばらくして閉店状態のお店の前に立つと、建物には
「負けるな!頑張れ!」
「あの味をもう1度!」
など、常連客や近隣のお店の方々からのエールの張り紙が多数。
そこで、お店を復活させるなら、
お世話になった中野の南口でと、場所と名前を変えてオープンさせたのが、
現在のISLET (アイレット)なのです。
この日は、行列こそ出来ていなかったですが、すぐに満席に。
席数は、カウンター3席とテーブル席合わせて15席。
佐世保バーガーレギュラー、690円。
土曜日だったからか?セットメニューは無いとの事で、
サイドメニューとして、ポテト250円、コーラ390円を注文。
(平日昼には、ポテト、ドリンクがつくランセットがある模様)
ベーコンとエッグが挟まれ、ボリュームも十分。
どっしりとした肉の味を、バンズが受け止めます。
卵の味があすると、和風な感じがしてしまうのは、どうしてだろう?
故郷にハンバーガーショップなどなかったのに、
なんだか懐かしい感じがする味です。
これだけ、しっかりしていると、
逆にシンプルなハンバーガーも食べみたくなりますね。
かぶりついた時の肉のインパクトを味わいたい。
リピート確定です。
■ISLET (アイレット)
■中野区中央5-48-5-103
■営業:11:30~20:00
■定休日:月曜
■場所はこのへん