マイアマイア(東長崎)

昨年2020年の4月に東長崎に出来たコーヒースタンド「MIA MIA(マイアマイア)」。

やたら陽気なオーストラリア出身のヴォーンさんがお店を仕切っていて、女性の店員さんもフレンドリー。「お兄さんは、今日お休みですか?」「そのカメラカッコいいですね」などと、コーヒーを淹れながら、話しかけていきます。

江古田の店主、店員さん達は、どこかシャイな感じで、お客にグイグイ来るタイプの人は珍しいのですが、こちらは外国というか関西ノリで、どんどんお客を巻き込んで行くので、今日は誰とも話していないなあという、隠れさみしんぼうな人も、居場所を探しにこっそり訪れているようです。

僕が今回訪れるきっかけとなったのが、雑誌のPOPEYE。なんと拍子のイラストにMIA MIAが登場しているではありませんか!右手の建物です。

お店に入るなりヴォーンさんが「ネエ!POPEYEミタ?」「表紙ココ!」と、雑誌を持っての自慢が始まりました!ただし、時折、高田純次的なギャグやダジャレを入れ込んで来るので、リアクションに困る事も。

自分が写っているページを見せて「ねえ、これジョニー・デップ!…じゃないよ、ボク」とか、「このPOPEYE。ジョンレノンがみんな買って行ってくれるんだよー!あ…ジョウレンか!」的な、小ボケをかましてくるので、関西出身の方だったら、どんどん突っ込んで行きましょう。

ヴォーンさんに「どう?買う?」的に推されるのですが、残念ながらボクは「dマガジン」で読んでいるのですよ。雑誌もサブスク時代。オジサンですが、この辺は早い。ipadで読んで必要なページはスクショ。個人で必要な部分を読み返す分には問題ないし、この方が効率的。あとは「音楽」とか「パフェ」とかにフォルダ分けしておいて、まとめてpdf化しておけば、資料を探すときに早いのです。

斜め向かいの席にいたのはライカのカメラを持った若き興行デザイナー。お隣は、POPEYE。を観て始めて訪れたという春休み中の女子大生。そして、オジサンの僕。この3人が同じカウンターに座っています。女性店員さんが、話しかけて巻き込んで行ってくれるので、ボッチでも大丈夫です。

コロナ禍の自粛で寂しい思いをしている方、ぜひ、気分転換に訪れてみては?コーヒーを飲む時以外、会話の時はマスクをしましょうね。

ちょうどお店を出た時に、ヴォーンさんが外にいて、「また来てね−」と、昔の大塚家具なみに、自転車に乗る僕の姿が見えなくなるまで手を振ってくれてました。

■マイアマイア (MIA MIA)
■東京都豊島区長崎4-10-1
■営業:8:00~19:00
■定休日:火曜日
場所はこのへん
お店のサイト
お店のInstagram

あと東長崎に来たのは、もう一つ理由がありました。

駅前に大坂王将が出来るというので、進捗状況を確認しに来たのです。

カンブリア宮殿で、大坂王将がお洒落中華から、町中華路線に変更し、ターミナル駅を引き上げ、帰宅する人達の最寄りの駅に小さいお店を作るという路線に変更した特集を観ていたからです。

営業時間の短縮やテイクアウト路線を強いられる中、家賃の高いターミナルよりも、家賃の安い住宅街に作った方がいいという理由から。

外観も内装も黄色ベースで赤文字の町中華スタイルを取るそうです。

4月30日オープンのようですが、外観はまだ出来ていませんでした。

この手のお店が江古田ではなく東長崎に出来るのは、江古田に比べて少し家賃が安いんでしょうね。江古田は道路拡張工事で、古い建物を新しく建て替えてから、家賃が上がってしまいましたもんねえ。

ただ東長崎も、一本北側の道路は、絶賛拡張工事中なので、景色も一変してしまうハズです。ここは東急ストア沿いの道ですが、土地の買収が進み、緑フェンスで囲まれています。

道路はこちら側に貫通して来る予定。

すでに新しい道路計画に合わせて家を建て替えた所もあり、新しい道路の角度で、フェンスで用地確保されています。

こちらも、新しい道路計画に沿って作られたフレンチレストラン。こうして新旧の鬩ぎ合いで、町の様子が変わって行くのを観るのが好きなのです。

MIA MIAで「今日はお休みですか?」と聞かれたので「都市計画で今作っている道路の進捗状況を観に来ました」と意ったら「ああ、工事関係者の方ですか?」と言われました。こういう趣味は説明するのが難しいですね。

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カフェ クーポラ(目白)

目白のクーポラの新作パフェは、ほおずきを使った物という情報が。

浅草のほおずき市は知っていますが、観葉植物的なイメージでして、ほおずきを食べるのは実は今回が初めてです。

日本では観賞用であまり食べる習慣はありませんが、ヨーロッパでは生食の他、サラダやジャム、カクテルなどに使われるそうです。

今回、グラストップに載った、熊本産のプリンセスほおずきは、ベルギーのiTQi(国際味覚審査機構)のコンテストで、3年連続で優秀味覚賞の最高評価「三つ星」に輝き、最高峰の証である「クリスタルアワード」を受賞した逸品。

ミニトマトサイズなので、一口で生きたくなりますが、お店の方は、まるごと食べるのではなく、ピスタチオのムースとか、チョコジェラートとか、甘味のゾーンの時に、少しずつかじるのがオススメとの事。甘味と酸味を交互に楽しむ作戦です。

味は想像していたのとは違う南国系。酸味のあるマンゴー的な?んー上手く例えられない未知の味です。

メインは「ほおずき」でミルクジェラートや、ソルベなど、少しずつ味を変えながらも、コース料理のように楽しめます。最後は、ほおずきソースをジュレに混ぜながら、上品で爽やかな酸味でフィニッシュ!

食べ終わっても、口の中の後味が美味しい!

今回は、クーポラにしては珍しく、黒豆のクランブルとか、緑茶を使ったジュレとか和のテイストが。

お会計の時に「今回はどうでした?」と聞かれたので、ほおずきとパッションフルーツのソルベが美味しかったですと言うと、「実は今回一番苦労したポイントなんです」との事。掛け合わせると、どうしてもパッションフルーツの方が勝ってしまし、ほおずきを生かす配合まで、何回も試食したんだとか。

その苦労の甲斐あって、こんなに美味しく仕上がったのですね。

■CAFE CUPOLA mejiro
■東京都新宿区下落合3-21-7 目白通りCHビル1F
■営業:
8:30~20:30(火水木土)
14:00~20:30(金)
8:00~18:00(日)
■定休日:毎週月曜
場所はこのへん
オフィシャルサイト

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