浦野屋 やきとん てるてる 江古田店 (江古田)


江古田にまたモツ焼き屋さんがオープンしました。シャマイムの下で、パチンコやすだの駐輪場だった所。その前は、ラーメン屋で、「むらさきのつゆ」という名前だったハズ。その前は、ちょっと思い出せません。

江古田は、その昔、どこかお店が閉店するとその後、美容室になり飽和状態に。その後は、どこか閉店すると接骨院。その次は、タピオカ屋、そしてセブンイレブンと、同業種が次々に出来ては飽和状態になってしまう街です。

そして今は、モツ焼き屋さんとコインランドリー期。自分がモツ焼き屋さんで飲む習慣がないから実感が無いのですが、江古田ってこんなにモツ焼き需要あるエリアでしたっけ?昔は、学生がお手頃な居酒屋に集まるというイメージだったのですが、今や大人がモツ焼き屋さんに集うエリア、京成立石とか、あんな感じになって来ていますね。

夜に行く習慣は無いのですが、ランチもやっていたので、入ってみる事にしました。出来たばかりで、非常に綺麗なお店です。


北口の、ビッグ・エー前の「まるてる食堂」の系列店らしいのですが、あちら同様に庶民的な定食が並んでいます。昼に定食系の選択肢が増えたのは嬉しいですね。ご飯おかわり自由となっていますが、「少なめも声をかけてください」とあるので、今の需要は掴んでいるみたいですね。


「とろとろ角煮定食」と迷ったのですが、とりあえずモツ煮込みカラーをチョイス。他のモツ焼き屋さんも、モツ煮込みカレーとかあるのでしょうか?

モツ煮込みが味噌だったりするの対し、カレーになった感じで、モツは一杯入っています。激辛ではないですが、見た目より若干ピリッとします。思いのほか水が進んでしまったタイミングで、アルバイトの可愛い女子に「お水はいかがですか?」と声をかけられたので、高感度UP!単純です。

桜台の焼肉屋さん「格之進」には、牛すじカレーがありますが、あちらが高級路線を狙っているのに対し、こちらは庶民派狙いな感じです。

■浦野屋 やきとん てるてる 江古田店
■東京都練馬区栄町4-11 TMビル 1F
■営業:11:30~23:30
■定休日:無休
場所はこのへん
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OIKAZE RNC(千葉県市原市)


超久々に自転車にまつわるカフェの話。

千葉のbayfmで小湊鐵道沿線の情報を紹介するコーナーがあり、その取材に。今回は自転車ではなく車での取材だったのですが、いつか自転車で走りたいなあという気持ちになりました。

雰囲気としては埼玉県の飯能の奥、名栗地区に雰囲気が似ている感じ。小湊鐵道沿線の人達が地域を盛り上げようとしていて、その一つに自転車という要素があり、駅や美術館などにもサイクルラックを置き始めました。

飯能だとcafe KIKIが、サイクリストの拠点となり、休憩スポットや公衆トイレなどにサイクルラックを寄贈して、サイクリストにとって快適な環境をコツコツと作り始めました。すると、サイクリストが徐々に増え、エリアの飲食店のほとんどが、サイクルラックを設置するように。

それがちょうど、5〜6年前ぐらいで、その頃の機運と似ている気がします。

高滝湖の周辺は、廃校になった小学校の校庭を使ってグランピングの施設を作ったり、彫刻の丘をリノベーションした湖畔美術館があったり、人気のスポットが。


また、房総半島の中心地は、地層が柔らかく、素掘りのトンネルなども数多く存在します。


また地層が柔らかいことで、川の蛇行で段丘が削られ、それで発見されたのがチバニアンです。地球46億年の歴史の中で地球磁場のN極とS極が逆転していた時期があり、その証拠が見つかったのです。

地場が逆転していた証拠は色々あるのですが、それが地表に露出しているのは、イタリアとこの千葉の2ヶ所だけで、段丘が削られた事で大きく露出しているのは千葉の方で、世界的な発見の地に。


その磁気が逆転している所に、ゴールデンスパイクという国際標準地示す目印が設置されました。切れ目から上がチバニアンの時代。下がカンブリア紀である事が刻印されています。

なかなか説明無しでは理解出来ないと思いますが、週末はガイドさんが常駐していて、わかりやすく説明してくれます。

こういうブラタモリ的な地形や地質に関する事の宝庫なので、自転車で走りながら止めては観察するというのが、非常に楽しい場所です。大河ドラマ的にいえば、上総介にまつわる物も色々ああります。


そのチバニアンに近い場所にあるのが、サイクルカフェの「OIKAZE」。

この小湊鐵道沿線のエリアでは、地域おこし協力隊を募集していて、物件などの斡旋などもしてくれるので、リモートワークが出来る時代に移住して来たり、2拠点生活をする人が増えています。

こちらも、このあたりまで遠征して来ていたサイクリストが、だったら自転車にまつわるカフェを作ろうという事で、古民家をセルフリノベーションしながら始めたカフェです。


収録の時には、外にお知らせの看板が。


表ににもサイクルラックがありますが、店内にもラックがあり停められます。盗難が心配な方は、ぜひ店内へ。

リノベーションの時に床をコンクリートで固めました。というのも、シューズにはビンディング金具がついていて、床を傷つけないようにカバーをする様に指示される事もあるのですが、こちらは、そのまま入れるようにコンクリートに。


縁側だった所に椅子を置いたり、そのまま縁側部分に腰掛けられるようになっていたり、古民家の床を剥がして一段低くした事を上手に利用しています。


ヘルメット等は、ご主人の私物なのですが、レンタサイクルでこの辺を周遊する人に貸し出したりもしています。また、ここに集まるサイクリスト達が、パンク用のチューブなどを寄贈したりして、何かの時の駆け込み場所にもなっています。


キッチンもあって、休憩した時の為の、軽食やドリンクも。


オレンジの輪切りを車輪に見立てて、チョコをコーティングしたスイーツなど、おいしさと補給を兼ねた物も。

補給食には、あんバターサンドもあるのですが、この「あん」は、沿線の和菓子屋さんの「あん」を使わせてもらった物。こうした沿線の繋がりなどもあり、自転車以外への視点での盛り上げとも連携しています。

この日、取材の時に出して頂いたのは、こちらのアイス珈琲と、沿線の和菓子屋さんのお菓子。

千葉までって自走しようとすると、江戸川越えと、狭くて混む国道14号線、大型トラックの往来が激しい市原の臨海工業地帯と、いろいろとハードルが高い地域があるのですが、それこそブロンプトンとかの折りたたみ自転車で、内房線の五井まで輪行して、田園風景をさくっと走るというようなのに向いているコースなのかなと思いました。

こういう体験をすると、ブロンプトン欲しい熱も湧いてくるなあ。

今から7年前の、埼玉の飯能の奥、名栗地区がちょうどこんな感じでした。そこから各お店がサイクルラックを設置して、どんどんサイクリストの聖地化していくのですが、このエリアにも、そんな可能性を感じました。

■OIKAZE RNC
■千葉県市原市田淵791
■営業:9:00〜17:00
■定休日:休みは不定期なのでSNSをチェック!
■場所はこのへん
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