少子高齢化、人口減少で、23区で唯一の「消滅可能性都市」と指摘されていた豊島区を救ったのば、南池袋公園です。
元々は森のような公園で、ホームレスのたまり場となり、近隣の人が近づけない公園となっていました。しかし、東京電力からこの地下に変電所を造りたいという要請をもらい、そこから東電の予算で公園をリニューアルする事に。
しかし今度は計画案に地域の人が反対をします。昔からの思い出のある公園を遊具などもない芝生メインの公園にする事に反対の声があがったのです。公園内にカフェを作る事も、かつてこの付近のカフェが潰れた事から、成功するわけが無いという声。
しかし、芝生の広がる公園がいざ開園すると、小さい事もを連れたファミリー層や、若いカップルが押しかけました。
この成功から、池袋を囲むいくつもの公園はカフェのある公園にリニューアルされていきます。すると公園の近くにはタワマンが作られ、ファミリー層が増え、少子高齢化が改善されようとしています。
この南池袋公園の成功は、全国から視察団が訪れる公園再生のモデルケースとなりました。
しかし地方では高齢者の理解が得られず、スタバが出店する計画が一転して白紙になったという話も。スタバに出店させる代わりに、年間何千万もかかる公園の樹木の維持費の一部を負担してもらう計画だったのですが、白紙になった事で、全部税金で補填される事に。
一方こちらは、公園とカフェが成功した事で、ブルーボトルコーヒーも公園前に進出。これにより若い人達もさらに増え、よい方向にどんどん転がっていきます。
さらにこの辺には、いろいろお店が出店してきました。
ディーン・フジオカのお気に入りのお店として有名だった、小岩のベトナム料理専門店「フォーおいしい」が、西武の屋上庭園に移転。さらに、南池袋公園の近くにもお店を出しました。それが、HOOO CAFE。
写真は小岩時代の物ですが、グルメミュージシャンとして有名なホフディランの小宮山さんとお店を訪れています。
こちらには、ディーン・フジオカさんがプロデュースした「ディーンスペシャル」というセットメニューがあるので、そちらを注文。
これがディーン・フジオカプロデュースの写真とちょっと違い、超大盛。二郎フォーと言ってもいいのではないかというボリューム。麺はもちろん、牛肉や肉団子の量も大盛。
あまりの量に「凄い量ですね」とベトナム人の店員さんに話しかけたら、「イッパイタベテホシイカラ」との事。念の為に、量を減らす事が出来るか聞いて見ると、「チュウモンノトキニニイッテクダサイ」との事。
オイスターソースとチリソース、レモングラスを加えたソースに、肉団子をつけながら頂きます。牛肉も大判で食べ応えあり。
生のもやしは、スープを土臭くしてしまうので入れないこと推奨なのですが、入れる場合は後半にする事をオススメします。最初に入れると、澄んだスープの味が楽しめなくなってしまいます。
パクチーは日本の料理に比べて、実は本場の味は少なめなので、こちらも後半の方がオススメ。麺の量が多いので、麺に絡んで早めに薬味が無くなってしまいます。
とにかく澄んだスープを味わうべし。
池袋にはフォーティントーキョーもあるし、西口の名店、フォーベトにも行ってみましょうかね。
■HOOO CAFE(鳳凰カフェ)
■東京都豊島区南池袋2-17-11 後藤ビル 1F
■営業:11:00~20:00
■定休日:不定休
■場所はこのへん
■お店のサイト
■お店のInstagram