ブロンプトンのクイックリリース化は出来る?


自転車に興味ない方、すみません。しばし、買ったばかりのおもちゃ、ブロンプトンのお話をさせてください。

僕の場合は、ブロンプトンを衝動買いしてしまった訳ですが、買うのを躊躇している人の多くが、前後輪がクイックリリースじゃないので、パンクした時にチューブ交換が大変そうという事です。実際、僕も6速のタイヤ交換の動画を見て、大変そうだなあと思っていました。


ところが、P lineは、後輪の着脱方法が変わりました。以前はパーツを外してから真ん中のシャフトを引き抜いて、タイヤを外す必要があったのですが、P lineは、ロードバイクと同様に後ろに引き出して外せます。

もしかしてこれは、クイックリリース化が出来るのでは?と、ブロンプトンを販売しているいくつかのお店に電話して聞いてみました。すると、どちらも答えは「物理的、構造的には出来るけど、P lineはまだやってみたという例が無く、どのような不具合が出るかわからないので、推奨は出来ない」というものでした。

折りたたんだ時に、どこに何が当たりるか、クイックとレンチでの強度の違い、クイックでの緩みなど、例がないので対策が取れないとの事でした。

ただ5mmのアーレンキー(六角レンチ)一つあれば、前後とも簡単に外せるようになったので、まずはそれで対処した方が良いと。

動画を見ればわかりますが、5mmのアーレンキー(六角レンチ)がクイックの代わりになっていて、くるくる回して簡単に前後輪を外す事は出来ます。

クイック化はしばらく様子を観た方が良いとの事でしたが、この動画を見ると、ほぼクイックと変わらないので、しばらくは六角レンチ方式で行きたいと思います。

これで、旅先でのパンクからのチューブ交換の不安が減りました。一つ不安要素がクリアに。

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BROMPTON P Line 納車


2年以上にわたるコロナの自粛生活からのリベンジ消費というニュースは聞いていたのですが、自分の場合はBROMPTONの衝動買いでした。

自粛などが空けてラジオ番組でもロケが解禁になったのですが、仕事で訪れた千葉の小湊鐵道の沿線の風景が素晴らしくて、車でロケしながら、自転車で走りたいなあと思っていました。月に1回のロケで3回目なのですが、回を重ねるごとにその気持ちが強くなって来ました。

房総半島はロングライドで東京から行った事が何度かあるのですが、千葉に向かう国道14号線の環境が酷くて、自転車にとっては酷道と言った感じ。さらに市原に向かう道も、コンビナート沿いにあるので、大型のトラックがビュンビュン通り、小湊鉄道沿線に向かうまでが地獄なのです。

ロードで輪行になると、東京駅から千葉を越えるまで、京葉線にしろ、総武快速にしろ、混雑スポットがあって、簡単ではありません。

そんな体験があるので、ブロンプトンが欲しいという気持ちがムクムクと湧いて来ました。軽量で外装4速のP lineが出たのは知っていたのですが、知ったのが遅くて、全国で完売状態。チェーン店で全国の在庫を調べて貰ったりしたのですが、すでに買い手がついているとの事。そこで6速のブロンプトンにしようと、気持ちが固まっていました。

で、週末にブロンプトンを買おうと、最終的にTwitterを検索してると「P line」があったというツイートが。調べると日本橋の小径車専門店の「ローロ スロースポット」でした。そこで、電話をして確かめ見に行く事に。

こちらも一旦売れたらしいのですが、何かの都合でキャンセルになり、1台浮いたとの事。しかしお値段が通常より高いので、6速との値段を埋めるだけの価値があるのか躊躇しまくりで、迷っていたら、ブロンプトンを見に来るお客さんが次々と。

2022年モデルが今納車で完売状態だから、これを逃したら来年まで入荷ないかもなあ…と思ったら「買います」と思わず声が出てしまいました。

リベンジ消費ならぬ、衝動買い。見つけた日に即納車です。


全国で完売の中で出会った一台。これは運命だと言い聞かせる事にしました。

しかも、新たなサイクルライフの始まりが、主要街道の起点、日本国道路道標のある日本橋スタートとというのも運命のような気がします。たぶん、自転車乗りとか交通マニア以外にはわかって頂けないと思いますが…。


さっそく乗って帰ります。当初、スポーティーなSハンドルを予定していたのですが、身長176cmの自分が乗ると、アップライトなポジションのMハンドルでも、まあまあ前傾。普段乗っているKHS P20ほどではないですが。


さて、江戸川橋から椿山荘方面に上る目白新坂。勾配は6〜7%というママチャリレベルでは厳しい坂なのですが、外装4速の3番目に軽い3速で普通に登って行きます。最後の方でちょっとだけ2速に入れてみましたが、このレベルだったら問題なし。

ブロンプトン乗りの方から、23区内だったら2速モデルが快適かもというのをよく聞いていて、会津若松での山ありのサイクルイベントの時にも、2速で事足りますと言われたのですが、その女性はブロンプトンレースの日本チャンピオンだったので、言葉をそのまま受け取れなかったのですが、この感じだと4速あれば激坂ヒルクライムでもしないかぎり安心。


さて、新しい自転車を迎え入れたりカスタムした時は、哲学堂公園の橋の上で写真を撮るという謎ルーティン。


フレームには「P line」のPの文字が。折りたたみ方のステッカーは後に剥がすのだと思いますが、まだ不慣れなので貼っておきます。


外装4速。左手のレバーだけで変速出来て軽快に決まるので気持ちいい。またラチェット音もロードバイクみたいで、これも気持ちいいです。


何せブロンプトンが初めてなので、まだ不勉強なのですが、お!っと思った点がひとつ。ブロンプトンを買う前に調べていて心配だったのがパンクの修理。ロードバイクだったらクイックで前後輪はずしてサクッとチューブを取り替えられるのですが、ブロンプトンの特に後輪は難しいという記述をネットで見て、買う前の不安要素でした。

でも、P lineって外装がシンプルになったためか、ロードと同じく後ろの切れ目からスッと外せるパターンのようで、これはクイックリリース化出来るんじゃないか?という疑問が。


前輪も、そんな感じなんですよね。ブロンプトンを前後輪クイックリリース化出来るとか、夢のような話じゃない?パンク修理が簡単になる!まだ、出来るかどうかはわかりません。見ててそう思っただけです。


ブロンプトン P lineの解説YouTubeなどを見ていて出て来たのが、衝撃吸収装置が大きくなっているとの事。実際に普段乗っているミニベロのKHS-P20に比べると、あちらも衝撃吸収装置がついているので、そんな大差はありません。

唯一気になったのは、路面の悪い場所、舗装がつぎはぎの悪路っぽい所に来ると、カタカタと音がする事。調べてみるとキャリアに転がすようの車輪がついているのですが、よく転がるように遊びを持って作られているので、その余裕で揺れてカタカタ言っているのでした。すぐ慣れると思いますが。


そんなこんなで不勉強ながら衝動買いしてしまったブロンプトン。

これまではソロ活がメインでしたが、ブロンプトンだと、どっかのサークル的なお仲間に入れてもらうのも楽しそうだなと思いました。

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