茄子 スーツケースの渡り鳥

前回紹介した、自転車ロードレースのアニメ「茄子 アンダルシアの夏 」の続編。
前作同様、『千と千尋の神隠し』の作画監督の高坂希太郎が監督。

舞台は「ジャパンカップサイクルロードレース」。
今回は、前作の主人公ぺぺに加え、
同僚のチョッチのダブル主役でお話が展開するのだけど、
主役のぺぺの声は、大泉洋さん。
そして、同僚のチョッチは、あの山寺宏一さん。

山寺さんが登場すると、アニメという枠ではなく、
映画というもっと広い世界に感じさせてくれるんだよなあ。

相変わらず大泉洋さんも上手いし、
上手い同士の丁々発止が小気味いい。

またしても54分という短い作品だから、
あっとういう間に、駆け抜ける。
その駆け抜ける風を感じるアニメ。

自転車って個人競技と思っていましたが、
チームやエースのために犠牲になる潰れ役がいたり、
初心者に、自転車競技の面白さを教えてくれているのではないでしょうか?

そういうレースの駆け引きも楽しく、
これまで自転車レースに興味がなかったのですが、
この2作に影響されて、その後、ツールドフランスのDVDをレンタルしてしまいました。

今回も、酒でも飲みながら見たい、作品です。
でも、飲んだ後は、自転車も飲酒運転ダメよ。

Pocket
LINEで送る

るぽ(清瀬)

青梅街道

青梅街道の並木もそろそろ色づき始めて来ました。
ふるさとに並木道がなかったものですから、こういう光景を見ると少しときめきます。
あったのは並木道というより、ただの山道。
こういう風に木が等間隔に整備された道って無かったもの。

木が生え放題、紅葉し放題って環境だったから、
人の手で作られた並木って、盆栽チックなアート感を感じます。

スカイタワー西東京

青梅街道から所沢街道に入っていくと、スカイタワー西東京が見えました。
これだけスカイツリーが話題になっている時に、
似たような名前だけど、ちっとも話題になっていないスカイタワー西東京の方を、
あえて見に行くというのも、おつなもんです。

別名、田無タワー。
あの付近が田無なんですね。

けやき通り

今回やって来たのは、清瀬市。
中森明菜さんとか、釈由美子さんとか、堀北真希さんとか、
各世代、定期的にアイドルを輩出している街です。

駅前から伸びるのは「けやき通り」。
この通りに限らず、いろんな通りが「けやき並木」となっています。

ややき並木

やはり市の木は「けやき」だそうです。

あ、北口の方は…という注釈が必要かも。
南口の方は、対照的に下町っぽい商店街が並んでいて並木という感じじゃなかったなあ。

ルポ

そんな、けやき並木の中にあるのがレンガ造りの洋館の「珈琲るぽ」。
高原とか、スキーのゲレンデ近くにありそうな風情の建物です。

店内

店内は吹き抜けで、天井が高い。
店の奥には、その吹き抜けに面した二階席もあります。

電話ボックス

そして、このレトロな感じをさらに加速させるのが、
店内にドーンとそびえる電話BOXです。
昔はファミレスとかにもありましたよね。
今もあるんですかね。
チェーン店に行かないので、最近の事情はわかりませんが。

駅前にだって、今や電話ボックスってないですもんね。

呼び鈴

こんなレトロな風貌で、しかもだだっ広いので、
ウエイトレスさんが気づいてくれるのを待って、手を振ってみたのですが、
呼ぶボタンあったのね。

注文したら、ウエイトレスさんPDT打ってた。
ポータブルデータターミナル、あのファミレスの注文の時に使うヤツね。
なりはレトロなんだけど、中身はすっかり近代的ですよ。

ナポリタンセット

外観も、内装も昭和レトロな感じだったので、
それに合わせて頼んだのは、ナポリタン。
サラダ、コーヒーがセットになって、1130円。
パルメザンチーズとか出てくる所も、レトロだけどね。
なんか久々に見た気がします。
コンソメスープの濃い感じも、昭和の喫茶店という感じだなあ。

お客さんの8割が年配者。
しかも結構満席。
一瞬、時間の止まったような空間が、落ち着くんでしょうね。

中身は着々と進化しているけどね。

■珈琲るぽ
■営業:
8:00~23:00(平日)
8:00~22:00(土日祝)
■定休日:年中無休
場所はこのへん

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
清瀬市制覇!

Pocket
LINEで送る