すうぷ屋ヒュッゲ(鷹の台)

江戸東京たてもの園

番組でジブリ特集をするので、その事前取材で、江戸東京たてもの園へ。
歴史的建物を移築して集めた建物の博物館的場所。

もちろん自転車で出かけました。
午前中に出かけたのですが、すでに炎天下で、ダウン気味。

待ち合わせ場所で、自転車で来た事を話していたら、
受付の女性に「どちらから来られたんですか?」と聞かれました。
練馬から1時間かけて来た事を告げると、
「私は、毎日、立川から40分かけて通っているんです」と。
同じ自転車乗り、やはり話に食いつきますね。

子宝湯

一緒に取材に行ったのは、最近映画コメンテーターとして出まくっている
有村昆ことアリコン。
なぜに、男2人でジブリワールド…。

どうせならジブリ好き女子を案内しながら、キャーキャー言われたかったよ。

まずは、千と千尋の神隠しの油屋のモデルとなった子宝湯へ。
油屋は、道後温泉だとか、いろんな建物が合体して出来たものですが、
この子宝湯もその1つです。

縁側

カオナシがいそうな庭に、話にオチナシと言われるアリコンを立たせてみました。

武居三省堂

こちらは釜爺の部屋のモデルとなった武居三省堂。
沢山ある引き出しに、釜爺は薬草を入れていたけど、
実際には文房具屋さんだったので筆が入っています。

ススワタリ

このススワタリが出てきそうな場所。
武居三省堂には地下倉庫があり、それを玄関の床下から覗くことが出来ます。
取材腕章をしてジブリの話をしてたので、
現場にいたボランティアスタッフの方が、開けて見せてくれました。

「千と千尋だったら、高橋是清邸の2階にも行ってみて!
 ハクが飛び立つ場所にそっくりな所があるから」
とも教えてくれたので、行ってみる事に。

高橋是清邸

でもって、その2階というのが、ここ。
龍が見えそう!

実はここ、誰もが歴史で習う二・二六事件の現場でもあり、
青年将校による高橋是清大蔵大臣の殺害現場でもあります。

てな感じで、男2人でジブリゆかりの地を取材したのでした。

もし、出かける方がいたら、
ぜひ、ボランティアガイドの方に声をかけてお話を聞いてみてください。
年配の方が多いので、建物の歴史のことはもちろん詳しいのですが、
ジブリファンが多くて、いろいろ聞かれるので、
自分で映画を見て勉強したそうで、
カオナシやススワタリの絵を書いて、
「これがここから出てくる場所です」なんて説明してくれます。

お客さんを喜ばせる為に、自分で勉強したなんて素晴らしい。
見習わねばですね。

■江戸東京たてもの園
■東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
■開園時間
9:30~17:30(4月~9月)
9:30~16:30(10月〜3月)
■休園日:月曜
場所はこのへん
公式サイト

鷹の台

取材終了後、ここからはプライベートでチャリカフェ。
1人自転車でそのまま足をのばし、小平市の鷹の台へ。

ついでにもう一つ、ロケ地めぐり。
好きな女優さんと聞かれれば、ダントツで蒼井優ちゃんをあげるのだけど、
彼女が出演したWOWOWの企画ドラマ「蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ」
その1作目のロケ地に行ってみる為です。

玉川上水

ドラマを見ていてまず気になったのが、
彼女が歩いていた道が玉川上水沿いの道じゃないかという事。
それは僕が良くサイクリングの途中で見かけていた風景と似ていたからです。

そしたら、次に、蒼井優ちゃんが線路際を歩き始めました。
通りかかった電車は黄色い西武線。
鉄ヲタも少し入っている僕は、車両を見ればある程度路線がわかります。

予算があまり多そうなドラマではなかったので、
ロケ地的に、玉川上水と西武線は近いだろうと想像。

てな感じでドラマを観ていると、さらに驚かされる事が起こりました。

ヒュッゲ

蒼井優ちゃんに声をかける、カフェの店主。
その役をやっていた役者が知り合いだったのです。
僕がかつて所属してた小劇団の役者。

これは何かの縁だ、行ってみるしかないと思い、
こうしてロケ地めぐりをしに来たわけです。

西武国分寺線の鷹の台駅近くにある、すうぷ屋ヒュッゲがそのお店。

店内

すうぷ屋となっていますが、二階にはギャラリースペースがあり、
音楽イベントをやったりと、アートカフェのテイスト。

カレープレート

頂いたのはカレープレート、1200円。
キーマカレーと、冷たいスープ、サラダ、ドリンク、プリンのセット。
スープは温かいのか、冷たいのを選べるのですが、
炎天下ですから、もちろん冷たいのをチョイスしました。

それぞれが、体に良さそうな手作りの味で、
不純そうな物の味がしません。
こういう疲れ気味の時は、そういうのが入っていると、
体が敏感に拒否反応を示すのですが、すーっと入ってきます。

これも、自転車をやり始めてから実感した事ですが、
「ヘバっている時は、食べると元気になる」
ヴィダーインゼリーや栄養ドリンク注入するより、
食べた方が、断然エネルギーが回復します。

栄養ドリンクがドラクエにおける回復呪文ホイミだとすれば
食事はベホイミぐらいの違いはあるんじゃないかな。
満腹中枢と、体の危機的信号とは、密接な関係があるような気がします。

風邪などをひいて熱を出すのは、ウイルスを殺そうとしているからと言いますが、
人間の体に起きることには、何かしらの理由があるという事、
自転車をやり始めてから、実感するようになりましたね。

走って食べるチャリカフェって、そういう面白さがあるのです。
…と勝手に思っています。

■すうぷ屋ヒュッゲ
■東京都小平市たかの台43-10
■営業:11:00~22:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
お店のサイト

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本格珈琲・昭和(池袋)

昭和

カフェの池袋特集などをすると、必ずと言っていいほどピックアップされるお店
本格珈琲・昭和。
池袋の西口で、芸術劇場を渡った丸井の裏手方面にあります。

階段

地下に続く階段には、柱時計がズラリ。
昭和をそのまま残した、古民家カフェがある一方で、
こちらは、昭和を再現したテーマパークテイストのお店。
新横浜のラーメン博物館以降、
こういう昭和な町並みや雰囲気を再現したお店が全国各地に出来ました。

これは、ウェザリングの一つ。
模型の塗装技術の一つに、ウェザリングというのがあり、
普通に塗ったのでは、綺麗な新品の状態になってしまうのですが、
あえて風雨にさらされた汚れ感を出して、本物っぽさを演出するというもの。

こういうお店も、壁のくすみや塗装のハゲなどはあえて演出で作ったものです。

好みが分かれるのですが…
昔っぽいけど、実は新築であり、綺麗でいいという人もいれば、
あくまでもフェイクであり、面白くないという人も。

ただ女性には、リアル昭和より、こういうフェイク昭和の方がウケがいいみたいですね。

ケーキセット

ケーキセットは、アイスコーヒー付きで900円。
ケーキは、はちみつレモンレアチーズケーキ。

フェイク昭和というテーマーパーク的コンセプトなので、
きっと大手資本が入っていて、写真とかダメだろうなあ…と、
恐る恐る聞いてみたのですが、意外にあっさりとOK。
ただし、そう大きくはない店内は満席でしたので、
テーブルの上の写真だけにしておきました。

意外と大学生とか若いお客さんが多かったのですが、
平成生まれにとっては、リアル昭和なお店って古く、入りにくく、
こういうフェイク昭和が、身近な昭和なんだろうなあ…と思ったりしました。

■本格珈琲・昭和
■東京都豊島区西池袋3-24-3 藤井ビル B1F
■営業:
12:00~22:00(日月火木)
12:00~23:00(金土)
■定休日:水曜
場所はこのへん

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