ブルックリン・パーラーを出た後、再び新宿三丁目付近をウロウロ。
新宿御苑側の甲州街道沿いに出てみると、
すでに暗くなっているものの、個人店っぽいよさげなお店がチラホラ。
そんな中にテラス席のあるお店があるので、覗いてみました。
夜カフェの看板が出ていたので、入ってみる事にしました。
お店の名前は「ボウルズカフェ」。
夜カフェと出ていますが、お昼からやっている模様で、
この付近は、飲み屋さんも多いので、カフェというのを打ち出す為なんでしょう。
その方が女性だけのノンアルコールグループも入りやすいですしね。
ここを曲がった所には、オープンタイプのバールっぽいお店もあり、
そっちは逆に、アルコールメインという雰囲気でした。
店内は2人掛けの席がいくつかあるのですが、全席、女子のみのお客さん達が。
ガールズトーク花が咲いているもようだったので、
室内は遠慮して、テラス席に陣取る事にしました。
営業マンらしきサラリーマンが、
顧客と思われる女性をこの目の前まで送って来て、
「こちらのお店は、女性に人気のカフェなんですよ。
またお越しの際は、寄ってみてください」
などと話していたので、この付近にお勤めのOLさんにも人気なんでしょうね。
目の前が新宿御苑なので、昼間もきっと借景で緑が奇麗なんじゃないでしょうか?
ランチもよさそうです。
テラス席は夏よりも、今の時期の方が心地よいです。
頂いたのは、ボウルズカレー。
単品で850円だったのですが、ドリンクをつけて1260円。
スパイスは効いているものの優しい味で、
細かく刻んだ具が沢山入っているので、キーマっぽい雰囲気の食感も。
あくまでもルーのカレーですが。
テラス席は誰もいなかったので、ブルックリン・パーラーよりも、
こっちの方が読書しやすい雰囲気で、
食事を頂きながら、買った資料をのんびりと読む事ができました。
■BOWLS cafe (ボウルズカフェ)
■東京都新宿区新宿2-5-16 霞ビル1F
■営業:
11:30~22:00(月〜土)
11:30~20:00(日祝)
■定休日:不定休
■場所はこのへん
■お店のサイト
このボウルズカフェのある角を曲がってすぐの所に、
模索社という、ちょっとコアな本屋さんがありました。
自費出版や少数出版の本をメインに扱うお店で、
政治的イディオロギーや、社会問題、事件を追ったルポタージュ、
危険な香りのする本がいっぱい。
音楽的な本だと、アンダーグラウンドでのパンク史とか、
ものすごいトガったヤツも並んでいました。
なんかカオスな雰囲気がするなと思っていたら、この先は新宿二丁目。
世界一のゲイタウンと呼ばれる、人種のるつぼです。
若かりし頃、ヘアメイクとかスタイリストの人達に連れられて、
よく二丁目で遊んだものですが、このエリアに足を踏み入れるのは10年ぶりぐらいかな。
久しぶりだと、なんだかちょっとビビる。
オープンなBARの前の路上には、50人ぐらいの外国人の集団が。
もちろん全部、男です。
ブラピなみのイケメンも多数。
日本人は、短髪でガッシリしたラガーマンタイプや、
細身の、スタイリスト系。
羽のヒラヒラしたショールをまとって派手なメイクのドラッグクイーン。
やっぱり、このエリアは、ちょっと違います。
昔、よく来た、老舗クラブのNEW SAZAEを探したんだけど、
どこだったか場所がわかりませんでした。
そこも、カオスだったなあ。
さて、新宿三丁目に戻り、この日のメイン、オールナイトのイベントに参加しました。
J-WAVE主催の「朝までピンクフロイド」。
飲み仲間の女子が、このイベントに応募して当選し、誘ってくれたのです。
ピンク・フロイドの最新リマスタリングBOXのリリースを記念して、
映画館で、大音量で聴いたり、
ウォールなど、ピンクフロイドの映画を見ようというもの。
クリス・ペプラーさんの番組の公開収録もありました。
サッポロビールがスポンサーなので、館内ではビールも飲んでOK。
映画は、2本上映されたけど、正直1本で良かったかなあ。
それより、5曲しかやらなかった爆音試聴会を、もっとやって欲しかったです。
特に、「time」とか「money」が収録されたアルバム
「The Dark Side of the Moon(狂気)」をフルで聴くとかね。
やはりプログレの雄と呼ばれただけあって、こちらも映像がカオスだったなあ。
ある意味「狂気」。
そんな訳で、ヘビーな映像の連続でしたが、最後まで参加。
帰りは、朝5時すぎ。
プログレの曲は、ピンクフロイドの原子心母しかりで、長尺の曲が多いけど
この日のプログレイベントも、まさに長尺でした。
は〜さすがに疲れた。
早朝の町並みが退廃的に見えました。