ツールドちば2011

スタート前

ツールド千葉2011に参加してまいりました!
ラジオ番組の企画で作られたチームに便乗して参加。
真ん中のブルーのジャージが、
DJであり、ぷっスマなどのナレーションでもおなじみの伊津野亮さん。
左二人が同じくDJのメファと片岡優衣ちゃん。
右二人は、バイクトライアル全日本で8年連続チャンピオンの有薗啓剛さんと
同じくバイクトライアルの守上大輔さん。
二人はバイクパフォーマンスのK&Dというユニットで、
マッシュルミュージアムなどにも出演していました。

そしてその後ろに控えるのが、今回チームをサポートしてくれる
セオサイクル西千葉店の皆さんと、参加者。
チームは約50名という大所帯。
ツールド千葉自体は、約6000名が参加する大規模なイベントです。

スタート

僕の参加したstage-2は、成田から九十九里を通って、大多喜の山の中を越え、
鴨川に出る136キロのコース。
公式発表は、136キロだけど、実走は140キロ以上になるそうな。

140㎞って言ったら、東海道を走る国道一号線で、
日本橋から行ったら沼津までの距離ですよ。
走れんのかね。マジで…。ちょっと不安。

田園

最初に走るのは田園コース。
交通規制をかけていないのに、東京の道と違って車が少なく、走りやすい。
たぶん主催者がそういうコース取りをしてくれたのでしょうが。
なので全編サイクリングロード気分で、走っていて気持ちがいい!

さすがに今回、一眼レフをしょって走る訳にはいかなかったので、
サポートチームに渡して、撮って貰う事にしました。
実は、今回、走りながら撮る用のコンパクトデジカメを買おうか迷ったのですが、
物欲を抑えて、珍しく我慢。
でも、走りながらコンデジで撮ってる人達をみたら、買えば良かったと少し後悔。

エイドステーション

約20㎞ごとにエイドステーションというのがあり、
トイレ休憩の他、水やバナナなどの補給をしてくれます。

最後尾から出発した為に、制限時間の足きりにあわないように、
休憩は10分以内と短めにしました。

勝浦ダム

大多喜を抜けていく山岳コースは、途中厳しい激坂が2カ所あり、
この勝浦ダムに出るまでの上り坂が、一番の急勾配。

多くの人が自転車を降りて押して登っていたのだけど、
前日の目白での坂道練習が役立ちました。
どのぐらいの坂だと、どのぐらいのギアで登れるかというのを色々体感したので、
苦しいながら、ギアチェンジを駆使して、登り切りました。

これまで一人で走ることがほとんどなので、気づかなかったのですが、
自分は割と上り坂に強いみたい。
多くの人が上り坂に差し掛かると、すぐにギアを軽くするのだけど、
その分、前へ進む力は弱くなり、ペダルの回転数があがります。
自分の場合は、ある程度までギアをあげず、力で踏み込んで行った方が、
足が疲れずに、登れるようです。

今までビビっていた山岳コースですが、ちょっと自信付いたかも。

山岳

最大の難所、勝浦ダムを登り切ると、後は山道の下り、ダウンヒルコースへ。
登りには強いけど、下り坂に弱いというか、ビビリらしく、
スピードを制御して、あまり出せないのですが、
女のコたちの方が、ブレーキをあまり使わず、どんどん加速していく。
すげーな。

海沿い

山を抜けると、いっきに海が広がる。
快感だ。
この時点で、脳内麻薬みたいなのが出て、ハイになります。

山を越えたご褒美ですな。

ゴール

そして140㎞を走り来て、鴨川でのゴール。
女子達も見事、走りきりました。
富士登山をした時ぐらいの達成感を味わいました。
自転車、最高ーーー!

記念写真

最後に、チーム・セオサイクル西千葉店の皆さんと記念撮影。
今回は、本当にセオサイクル西千葉店さんにはお世話になりました。
そして、便乗参加させてくれた伊津野さん、ありがとうございました。

ますます自転車が好きになった1日でした。

今回、走ったコース。

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ユルカフェ(江戸川橋)

ユルカフェ

いよいよ明日はツールド千葉で140キロを走り抜く事に。
正直、距離は何とかなるような気がするのだけど、
100キロ走ってからの山岳コース、キツイと評判の激坂が心配です。

そこでギアチェンジのタイミングなどを練習するために、
激坂の多い目白を走って練習する事にしました。

最初にアタックする予定の、目白新坂の麓。
こちらにある「ユルカフェ」でまずは腹ごしらえする事に。
…麓にあるハズなんだけど、アレ?どこだ??
あるのは八百屋さんだ。

看板

と思ったら、あ!あった!
看板はコレだけ。
これじゃ見逃しちゃうよなあ。

入り口

しかも雑居ビルの階段を昇っていくと、普通のマンションのドアっぽい
飾り気の無い入り口が。
なんか怪しい雰囲気…。

でも、勇気を出して扉を開けてみる事に。

店内

ところが、ドアを開けるといい意味で裏切られましたよ。
オシャレじゃん。

板張りのシンプルな店内。
どうやら一級建築士の手による設計らしいです。
本棚に置かれたCDプレーヤーもデザイン性が高い物だし、
並んでいるのもワインの本だったり…。
夜はワインがメインの夜カフェになる模様です。

ユルカレー

頂いたのはユルカレー500円。
最初、メニューを見たとき、この雰囲気と500円という値段から、
「これって?ハーフサイズかなんかですか?」と聞いちゃった。
そしたら「普通サイズです」というお返事。

そして、ワンコインでちゃんとしたカレーが出てきたので、
またいい意味で裏切られました。

味はグリーンカレーに近いココナッツ系ですが、
パクチーなどクセのある物は使われていないので、
マイルドで優しい味です。

カフェラテ

平日はランチメニューがあり、プラス500円で、
サラダ、スープ、ドリンク付きというのがあるらしいしいのですが、
土曜日だったので、ドリンクは別でカフェラテ、500円を注文。
でも、それでもカレーとドリンクで1000だよ。

窓際の席からは、神田川沿いの緑地公園の緑も見えます。
特等席じゃんココ。
店名の通り、ユルく時間を過ごしたい気分になりますなあ。

■ユルカフェ (yurucafe)
■東京都文京区音羽1-28-4 三谷ビル 3F
■営業:
11:30~23:00(月〜金)
11:30~21:00(土)
■定休日:日曜
場所はこのへん
お店のブログ

目白新坂

しかし、そうもしていられない。
今日は明日のツールド千葉へ向けた、最終自主練習。
坂道でのギアチェンジを練習しなければ。

こう見えても、って見えない人がほとんどですが、実は小心者なのですよ。
一度、練習などで出来てないと、不安でしょうがないのです。

まずは、よく通る、目白通りの目白新坂にアタック。
江戸川橋から椿山荘にあがる坂で、幹線道路にしちゃ急坂。
しかも長い。

僕のGIOSのampioのギアは、フロントが2枚のリアが9枚の18段変則。
この坂は何度か登った事があるので、フロントは変則せずアウターのまま。
リアを3段ぐらにして、まずはアタック。

割とギアを変速しないタイプなので、
普段はこのまま踏み込んで登り切っちゃうのですが、
さすがに途中からキツくなってきた。
なので、ギアを2段あげて、5段で走り抜きました。

まあ、このぐらいだったら大丈夫か。

のぞき坂

そこで、次は、都内23区内で一番の急坂でおなじみの、
副都心線「雑司ヶ谷」付近の、のぞき坂にアタックする事に。

なんじゃ!こりゃ!
写真じゃ伝わりにくいかもしれないけれど、目の前に壁がある。
イメージで45度ぐらいありそうな坂。
あくまでもイメージね。
だって、下ってくるタクシーの天井が見えてるのよ!

よし!でもやってやる!ここも登り切ってやるぞ!
リアを最初から5段にして、猛アタック!
助走をとって、勢いよく登ってやる!

そして走り出した。
助走区間が終わり、坂の部分へ。
やべっ、ペダルが重い。
ギアを2段あげる。
ダメだ。失速する…。
もうギアチェンジが間に合わない。
ああ…。

という訳で、最初のアタックは失敗だ。
やり直し。
方向転換をして、坂を下る。

バラエティー番組で、お笑い芸人が急坂のセットに走り込み、
登り切れずに、スーっと落ちるヤツあるじゃない。
あんな感じ。

2回目のアタック。
最初からフロントをインナーに落とし、軽くする。
9×2の半分を使ってしまった事になるから、残りは9段しかない。
リアは1に入れ、助走でスピードをあげる事にする。

よしスタート!
助走区間が終わり、リアを1から3に。
前回よりは登れる。
ああ、でもキツイ!リアを5にあげる。
それでもキツイ。

よーし、こうなったらダンシングだ!
自転車では、立ち漕ぎの事をダンシングというのです。
車体を左右にゆらし、体も左右にゆれる姿が踊っているように見えるから。

え?
もしかして、フロントが浮いた?
立ち漕ぎしようとしたら、フロントタイヤが軽く浮くような感じが。
急坂で後ろに体重がかかっているのに、
さらに立って重心が後ろに行った物だから、フロントが浮いたのです。

やべっ!このままじゃ、後ろにひっくりかえる。
ダンシングを封じられ、体重を前にかける為、前傾姿勢に。
もう後は、ギアをめいっぱい使って、漕ぐしかない。
リアを5から7へあげる。ギアは残り2枚しかない。
漕げ!漕げ!
よし、頂上が見えて来たぞ!

うう、最後がキツイ。
リアを8へ。
もう残りのギアは1枚しかない。
行けーーー!

すると、足がフっと軽くなりました。
登り切ったのです。
やったーーー!

頂上

頂上から見ると、こんな感じ。
スキーのジャンプ台みたいな感じしない?

さすが23区内で一番の激坂の異名を誇るだけあるよ。
試しに下ってみると、あっという間に40㎞以上出て、
ブレーキしながらじゃないと、怖くて降りられない。

でも、やったぜ!制覇してやった!
と、余韻にひたっていると…。

ママチャリ

え?そのママチャリで登るんですか?
ああ、電動アシスト付自転車。
でも、さすがにコレは無理でしょ。
甘くみない方がいいですよ。
お手並み拝見と以降じゃありませんか。

…と、ここからはムービーに切り替えました。

え?登れちゃうの?
電動アシスト付きってスゲーな。
オレのアタックは何だったの?

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