もうすぐ夏も終わろうとしています。
夏の終わりに、夏らしい事をしたい。
そうだ!旨いかき氷を食べよう!
天然氷をつかった、十条のだるまや餅菓子店も思い浮かんだけど、
もっと違うパターンってないかなと、思案。
日本一暑い街で、かき氷を食べたら旨いんじゃないか?
よし、熊谷に行ってみよう!
そんなアホらしい思いつきで、荒川サイクリングロードで上流を目指しました。
荒川サイクリングロード、海側の終点は葛西ですが、
上流の始点は、熊谷なのです。
久しぶりのおバカなロングライド。
紀行文ではなく、奇行文として読んでください。
秋ヶ瀬橋を渡って、左岸へ。
空はまだ夏っぽいけど、河原の田んぼが黄金色に変わりつつあります。
秋ヶ瀬公園のサイクリスト御用達の自販機の前で一休みしていると、
隣のサイクルジャージを着ているカップルがキスをしだしました。
おい、まだ午前中だぞ!
ツイッターでも驚きをつぶやいたら、皆、若いカップルを想像していたみたいだけど、
実は、アラフォー。
断片的に聞こえる会話を聞いていると、
どうやら、早朝に出かけて、もう走り終わった所らしい。
2人の家は多少距離があるらしく、この公園で待ち合わせして出かけ、
「どうする?ここで解散する?」
みたいな事になって、別れを惜しんでのキス…という事に。
「汗ながしたいけどね…」
なんて言ってるけど、まさかサイクルジャージでラブホ行かないでしょうね。
そういう人いるのかな?
聞いた事ないけど。
荒川サイクリングロードは、チームで走っている人もいるけど、
圧倒的に1人のサイクリストが多いです。
まわりも1人だと、そんな事を感じないのだけど、
ラブラブなリア充カップルにあてられた後だけに、孤独感がハンパない。
なんだかロングライドが、急に罰ゲームのような気分になりました。
修行僧のように、心を無にしてペダルを漕ぎ続けます。
入間大橋を越えて少しいった所。
パン工房シロクマに行くときは、ここから左手の一般道に出たのですが、
今回は、このままサイクリングロードを進みます。
なので、ここからは未踏の地。
桶川のホンダエアポートで一休み。
滑走路の前には自販機とベンチがあるので、
ここで休憩しているサイクリストも多数。
最近のお気に入りはコーラ。
赤のコーラは糖分が入っているせいか、飲むと元気になる気がします。
そしてボトルには水を補給。
駐車場には、これからスカイダイビングに出かける人たちが、いっぱい。
パラシュート背負って、なにやらレクチャーを受けていました。
いつかはダイビングやってみたいなあ。
桶川から奥は、いくつか分岐点があります。、
こんな風に看板のある所はいいのですが、ない所もあったりするので、
そんな時は、少し待って、どっちからサイクリストが来るかで確認。
ここのポイントは看板にしたがって、右折です。
吉見町の桜堤公園の中を走ります。
この辺は、名前の通り、春は桜の名所に。
桜並木の途中にトイレと水道があるので、水を補給するのにも使えます。
暑さでボトルの水がお湯のようになっていたので、
全部捨てて、冷たい水を入れ直しました。
顔や腕を洗って走り始めると、涼しくて気持ちいい!
自転車は空冷だけど、ちょびっとだけ水冷気分。
そのままサイクリングロードを走りつつづけると、道路にこんなペイントが。
吉見町の大和田と鴻巣市の滝馬室の間を流れる荒川の川幅は
2,537メートルで、日本一なんだそうです。
といっても川自体が広いというより、河原がだだっ広く、
堤防と堤防の間が、日本一という感じです。
一応、川幅日本一の線が引かれたポイントで、記念撮影。
対岸の鴻巣市には、日本一を記念して、
やたら麺が太いといか広い、川幅うどんだとか、川幅ラーメンなどがあるらしいけど、
対岸へ寄り道すると往復5キロ以上のロスになるので、今回は断念しました。
しばらく行くと、サイクリングロードの脇の施設で、
サイクリスト達が休憩している姿が見えました。
吉見総合運動公園の管理事務所。
サイクリストが多い為か、バイクラックも設置されています。
トイレも完備しているし、水道、自販機、エネルギーゼリーなども売られていて、
休憩ポイントとしては最適です。
そこからは、サイクリストも急激に少なくなり、無になって走りました。
そしてやってきたのは、荒川サイクリングロードの終点というか起点。
熊谷の荒川大橋です。
途中一カ所、道に迷い写真を取り忘れたのですが、
荒川サイクリングロードの上流は「森林公園自転車道」という表記が多く、
森林公園に導こうという風に標識などが建てられています。
途中までは一緒なんですが、大芦橋という所で左折すると森林公園方面。
大芦橋を渡って左岸に移ると、
熊谷方面へ向かう荒川サイクリングロードの続きとなります。
ここから葛西の河口までは約85キロあるらしい。
果てしないなあ。
さて、せっかく熊谷までチャリで来たのでカフェを探します。
荒川の土手近くにあるのが、ギャラリーカフェの青灰。
ブルーグレーと読むそうです。
手前に駐車場があり、奥まった所にお店がありました。
割と広めのお店なんですが、この日というか、この時間は僕一人。
汗をかいたので、テラス席にしようかと思いましたが、
一人だったので、エアコンで涼む事に。
ギャラリーカフェというだけあって、店内にはいろいろな器が展示されていました。
頂いたのは、ナポリタン700円と、アイスティー450円。
朝におにぎり、途中でウイダーinゼリーを補給しただけだったので、
ガッツリと頂きました。
あっという間にたいらげちゃったよ。
お店の方に、かき氷の事とか、いろいろ聞きながら一休み。
熊谷には「雪熊」という、ご当地かき氷があるそうな。
よーし!いよいよ日本一暑い街で、かき氷食べるぞ〜!
次回に続く。
■Cafeギャラリー 青灰(ブルーグレー)
■埼玉県熊谷市久下1826-5
■営業:11:00〜18:00
■定休日:月火
■場所はこのへん