インスタで気になっていたお店、赤羽のanzu to momo。城北地区を中心にカフェ巡りをしている方のインスタには、必ずと言っていいほど、写真が載っていたお店です。実は、一度、土曜日に来てみたのですが、店内は3席のカウンターしかなく、その他、テイクアウトする人もいっぱいで、断念しました。もう少し暖かくなると、表のカウンターらしき所でもいいんですが。
そこで、平日休みの特権を生かして来てみたら、ラッキーな事に1席だけ空いていました。残りの二人も、男性で、このカワイイお店に、男3人が肩を並べる事に。30手前ぐらいの二人は友人らしいいのですが、一人は山形、一人は栃木に帰る途中で、その前に、インスタで見かけたお店に来てみたのだそうです。
こちらは、戸田の人気のカフェ・シバケンで働いていた方が、独立されて、オープンした模様です。カウンターの男性二人が、「なんで独立しようと思ったんですか?」なんて、結構、ぐいぐい聞いちゃうタイプの人だったのですが、働いていたので、カフェが大変なのは知っているけど、好きだから、思い切って自分でやってみる事にしたのだそうです。
実は、こちらのお店、まだオープンして1ヶ月。なのに、カフェ好きの間で大人気となっています。その原動力の一つにInstagramがあった事は、間違いありません。店内で、撮影する前に許可を頂く為に、「インスタで見て来たのですが、撮影してもいいですか?」と聞くと、OKと共に、「皆さん綺麗に撮ってくださるので…」と嬉しそう。
インスタにはリツイートのような拡散機能がないのに、なぜ、情報が拡散するのか、勉強中な事は前にも書きました。
インスタで見た物を、自分も撮りたい欲求がある事がわかりました。
自分もですが、どうせなら絵になる物、カワイイ物を撮りたいと、インスタで検索して、情報をチェックします。僕もそれで、このお店にたどり着いた訳です。で、インスタのユーザーは、行動力のある人が多いです。もちろん、芸能人のインスタにコメントするだけの人もいますが、カフェ巡りが好きという人は、自分もそこに行って写真を撮りたがります。
ちょっと前に流行ったポケモンGOみたいな感じで、あそこにピカチュウが出るらしいと聞くと、そこに行ってGETしたくなった感じと、ちょっと似てるかも。見ただけではなく、自分も写真を撮らないと気が済まないのです。
僕もリベンジで、2回目で店内に席を取れたときは、「anzu to momo ゲットだぜ!」という気分でしたから。
でもって、もちろん注文した人気の商品、いちごのブランジェ、430円。アイスのカフェオレは、450円。100いいねを獲得するのが、インスタ研究中の課題だったのですが、あっという間に100を越えて、これまでの最高記録!
こちらのインスタを撮られた方のコメントを読むと、「旗がカワイイ!」という女性が多数。こういう所なんですね、インスタウケというのは。この旗の為にコストも手間もかかるのだけど、「ある」か「無し」かでもは、写真を撮りたい欲求、いいね!を押したい欲求が、随分変わって来ます。
ぼんやりですけど、インスタの拡散のしくみがわかって来たような気がします。
P.S
インスタとビジュアルの話ばかりをしましたが、コーヒーもスイーツもマジで旨いです。この基本がありつつ…って話ですね。勉強になりました。
■あんずともも (anzu to momo)
■東京都北区赤羽西1-16-9
■営業:11:00~19:00
■水曜日
■場所はこのへん
■お店のfacebook
こういう話を、いつも行く地元の飲み屋さんで話していて、もう一つ、実験してみたい事が浮かび、マスターにお願いをしました。その話は、また後で。