久々の飯能、名栗ライド。そろそろ長袖ジャージかな?と思ったけど、気温は25度以上あり、まだ半袖で大丈夫でした。ただし、日陰に入ると、少しひんやりします。北海道では紅葉が始まったそうですが、この付近は、まだまだ緑。
ただし、街道沿いには所々で栗が落ちていて、秋なんだなあというのを実感。吹きだまりのような所には、落ち葉も集まっていました。
仕事場で、この日の話になった時に、「街道沿いに栗が沢山落ちていた」という話をしたら、そういう実感がないのか驚かれました。栗ってお菓子の秋限定とかケーキなどに登場して、秋を感じるみたいで、都会に住んでいる人は、栗が落ちているを目にする事はあまりないのですね。
ただ、靖国神社には、ぎんなんが落ちているらしく、近くのスタジオに行くときに、踏まないように気をつけた!…という話はありました。都内のいちょう並木も、ぎんなんのシーズンなんですかね?
ラジオにありがちな「小さい秋みつけた」というテーマの時、若手の作家は、ネットで調べたニュースを出してくるのですが、こういう写真をDJに見せながら、栗とかぎんなんの話をして、リアルな体験談を伝えられるのが、実践派の作家の強みです。
さて、飯能から名栗方面は、続々カフェがオープンしていて、まだ全部チェックしきれていません。赤沢の、Kitchen2687は、基本、木金土しかオープンしていないのですが、ここの所、土曜日に雨が降る事が多く、まだ行けていません。写真でもわかるように、バイクラックありのお店です。
そして、その先には、川を見下ろすテラスのあるアウトドア料理の「ブルータープ」がオープンしていました。こちらも、次回のチェック候補ですね。こちらも中央の青い旗の下にあるのが、バイクラックです。
さて、この日は久しぶりに山越えをする為に、名栗の奥へ。ログハウスの集まる集落が見えてきました。
名栗の奥にある『不動の名水』として知られる新井不動尊。真夏などは、ここにロードバイクが集まり、給水している姿がよくみられます。「霊験崇高な恵水です。参拝して召上り下さい」と看板が立っていますのでお参りして、給水させていただく事にしました。
滝の上流からホースで水を引いています。
蛇口がある訳でもなく、ステンレスの流しに、流しっぱなし。真夏ほどではないですが、意外と汗ばんでいたので、顔を洗ってから、給水。
さて、お久しぶりの山伏峠。初心者向けの峠です。というか、ここぐらいは登れるようになっておきたいですね。
山伏峠(やまぶしとうげ)
距離:4.2km
平均勾配:6.7% 最大勾配:14%
獲得標高:281m 標高:327m~607m
久々のヒルクライムなので、リハビリがてら登ります。
最初だけペースをつかむのに苦労しました。どのぐらいのスピードで、どのぐらいのギアで行けばいいんだっけ?…というのを忘れています。だから、「え?こんなに登れなかったっけ?」と愕然とします。ツールやらブエルタやら見て、勝手にスイスイ登れるイメージがついていたんでしょうね。
思い出しました。自分は、ノロノロ、ヨチヨチヒルクライムであった事を。それさえ自覚出来れば、あとはマイペースで登れます。途中、14%の材木置き場付近の坂がありますが、そこさえ通過すれば、あとは6〜7%です。
という訳で、やって来ました山伏峠。車やバイクの人にとってみれば、ただの通過点でしかないなんでもない峠ですが、自転車乗りは、記念写真を撮りたくなります。この飯能には、子の権現というラスボスがいますが、山伏峠をドラクエに例えると、スライムナイトを倒したぐらいのレベルでしょうか?
芦ヶ久保方面に降りて、299号を秩父方面に。299号は、名栗側と違って、車は飛ばしているし大型車も多く、自転車乗りとしては、あまり快適ではありません。秩父までは下り基調なので、飛ばして行きます。本当は、行きたいカフェがあったのですが、閉店時間が早く、断念。
駅前に出来たという祭の湯を覗いてみようかと思い、西武秩父駅へ。
祭の湯の前の広場では、サイクリスト達が輪行の準備。縦型輪行袋が多かったのですが、レッドアローで帰る事を考えてでしょうか?あれだと、特急の後ろの席にすっぽり入るので。(詳しくは、秩父サイクリングのコツ、参照)
開業時、サイクリストにも利用して欲しい的なキャッチコピーがあったのですが、バイクラック等、自転車乗り向けの施設は見当たりません。西武線沿線の駅にある、有料自転車置き場のような物はありました。ただ、あれにロードバイクを置くのは、盗難が心配。そこで、電話で問い合わせてみたのですが、輪行袋に入れれば、フロントで預かってくれるそうです。
預けて入っていこうかとも思ったのですが、帰りの特急が結構売れてしまっていたので、断念。
普通の電車の快速急行で帰る事にしました。今度は、縦型輪行袋を持ってきて、フロントに預け、風呂入って、ビール飲んで、レッドアローで帰りたいと思います。次回、リベンジをお楽しみに!