最近、チェーン店の味の限界みたいな物を考えたりします。ローソンのドキュメントで、おにぎりを10円値上げする為に、買う人が納得する付加価値を、どれだけつけるのかというのをやってたけど、多くの人が値段で買ってて、味まで気にしてないという現実もありました。確かにそういう一面もあるんだと思います。
うちの放送局が入っているビルの海浜幕張のローソンは、かつて他のマイナーチェーンのコンビニだった為に、それを引き継ぎ、店内にキッチンがあり、他店にはないオリジナルの弁当やサンドイッチを、そこで作っています。もちろん、ローソンのチェーン店用の、おにぎり、サンドイッチ、弁当なども置いているのですが、売り場面積は小さく、自前の弁当の方が一番いい場所を取っています。そちらの方が、値段は高くても、作りたてでボリュームもあり、美味しいので、こっちの方がから先に売り切れていきます。このお店では、値段ではなく、旨い方から先に売れていきます。
この海浜幕張のローソンが特殊で、そうでなければこんな事も考えなかったと思うのだけど、散々、手作り飯と、コンビニ飯の「旨そうな見た目」の格差をすり込まれてしまっている為、以来、どうしてもコンビニ飯が美味しそうにみえず、これ以外でも、仕事場でサンドイッチを食べる時は、駅ビルの中のパン屋さんで買う事にしています。ある種のトラウマのような感じですね。
そんな感じで、サンドイッチの見た目には若干厳しめの自分ですが、インスタで、旨そうだなと思うサンドイッチの写真が流れてきました。お隣、東長崎のカフェ・プリヤートナの物だったので、さっそくチャリで、お店へ。
サンドイッチは、単品で670円。
コーヒーセットで、1040円。
もちろんいいお値段なのだけど、コンビニサンドは、この4つの一山分だから、一山160円という事になります。まあ、値段以前に、ちゃんと野菜たっぷりで、チーズも入っていて、さらに作りたてのホットサンドだから旨い!
インスタを見ると、これよりお高いサンドイッチってザラに流れてきます。パンにはお金をだせるという、パンマニアの人も、いっぱいいます。そういう人達って、コンビニでサンドイッチ買うのかなあ?と、海浜幕張のローソンで、チェーン店仕様のサンドイッチが、いつも売れ残っているのを見て、ふとそんな事を思ったりしています。
■カフェ・プリヤートナ
■東京都豊島区南長崎5-20-10 五郎窪 TS ハイツ 1F
■営業:12:00〜21:00
■定休日:火曜
■場所はこのへん
■お店のブログ