大好きな潜水艦ものの映画が公開されるというので、午後からの仕事前に、朝イチで観に行って来ました。
「ハンターキラー 潜航せよ」
そんなに大きくないスクリーンでしたが、平日の朝イチなのに、ほぼ満員。映画マニアの間では「潜水艦モノに外れなし」と言われる言葉があるのですが、僕もそう思っている一人です。
潜水艦モノは、ほぼ観ている自分は、かつて潜水艦映画ベスト10という記事を書いた事があります。
潜水艦映画には、大きく分けて4つのパターンがあり
●絶体絶命のピンチからの脱出劇
●スクリューだけからの相手の動きを推理する、戦術の頭脳戦
●経験だけで押しつける艦長派と、慎重な副艦長派の対立
●好敵手同士の推理戦と、芽生える友情
などが描かれるパターンがあります。
今回は、一番下に近く、「レッドオクトーバーを追え」のように、敵味方が力を合わせて危機を脱出し、友情が芽ばえていくという物と、「沈黙の艦隊」のように、冷静な艦長の深い読みというのを合わせた感じ。
敵味方が力を合わせるのだから、真剣に考えればそんなバカな…というツッコミどころもあるのですが、エンタメとしての戦争アクションと考えれば大いに楽しめます。さらに、潜水艦の他にアメリカ海軍の特殊部隊であるNavy SEALsも活躍するので、面白さ倍増です。戦争映画だけど、アベンジャーズ的な面白さもありました。「ランボー+Uボート」って言っている人もいたけど。
艦長役のジェラルド・バトラーが冷静沈着でカッコいい。敵艦長役のミカエル・ニクヴィストは、肺がんで亡くなったのでこの作品が遺作です。