くぐつ草(吉祥寺)

青梅街道

せっかく自転車女子と吉祥寺に出かけたのに、
痛恨のカメラのバッテリー忘れ。
バッテリーを充電器に刺したまま、空のカメラを持ってきて写真を撮れず、
仕方がないので、後日、一人で出直しました。

今年は山ガールが新語・流行語大賞にノミネートされ
来年は「釣りガール」と予想されているけど、
絶対チャリガールの方が先だと思うなあ。
代々木、青山、代官山、中目黒あたりって、
シングルスピードに乗ってるオシャレな女子が多い!

さすがに練馬あたりまで来るとめっきり減っちゃいますが、
来年はもっと増えるに違いありません。
カメラ女子が定着した今、次はお散歩を自転車で!
今、一生懸命、周りにも勧めています。

さて、練馬方面から吉祥寺へは、千川通りをまっすぐ行き、
青梅街道にぶつかった所で、右へ行って吉祥寺通りへ出る人が多いのですが、
休日ともなると吉祥寺通りは車と人で大渋滞してしまうので、
青梅街道にぶつかったら、ペットのコジマの脇をまっすぐ進みます。
住宅街の中を道なりに行くだけで、吉祥寺へとつくので、
ここが自転車にとっては、最適の裏道。

この裏道を覚えておきましょう。
車だと、途中一方通行ですが、自転車なら往復で使えます。

自転車置き場

休日の吉祥寺は人や車の他、自転車も溢れ飽和状態。
自転車の撤去なども厳しいので、公共の自転車置き場にも行列が出来ます。

行列

街も至る所が原宿竹下通り並の人出で、
特に、この通りは、朝は羊羹の小笹の行列、
昼過ぎからは、ミートショップサトウのメンチカツの行列が出来ます。
突き当たりにあるお店まで、この行列が続いてるんです。

ハンモックカフェ

さて前回、自転車女子と来たハンモックカフェのマヒカマノは、
座席が全てハンモックで面白いのですが、店内撮影禁止でした。
ついでにインフォメーションしておくと、
お子様もお断りになっていますので、ファミリーでお出かけする方はご注意ください。

くぐつ草

今回は、吉祥寺で最も有名と言っても過言ではない、
歴史のある喫茶店「くぐつ草」へ行ってみる事にしました。

老舗のお店にしては、入り口は目立たぬ所にひっそりとあります。

「くぐつ」とは操り人形の事。
こちらのお店は、江戸糸あやつり人形芝居の「結城座」によって運営されていて、
そこから名前がきています。

階段

こちらの、洞窟のような階段を下りて、地下へと向かいます。

店内

お店の中も洞窟のような感じ。
さすが有名店だけあって、店内は常に満席に近いです。
ただし、奥にも席があったりするので、店員さんにアピールしてみましょう。

正面の少し階段が見えている所が入り口なのですが、
観察していたら、何もアピールせずに、
壁に半分隠れるようにして、店内を伺うお客さんが多いのです。
指で店員さんに1名とか2名とか、アピールすればいいのに、
何故か気配を消してる人が多いです。

千と千尋の神隠しに出てきたカオナシみたいに
「あう、あう」と口を動かしているだけ。
あれじゃ、千にしか気づいて貰えないと思いますよ。

カレーセット

こちらで有名なのが、カレー。
くぐつ草カレー は、1070円ですが、
コーヒーとサラダがついた、カレーセットは、1580円。
木彫りの瓶のようなものは、塩と胡椒で、
サラダには味がついていますが、お好みでお使いくださいと言われました。

サラダは控えめというよりは、さりげないと言った方がいい味付け。
好みだ。
塩胡椒なしでもイケる!

カレー

カレーは喫茶店カレーの王道というか、欧風カレーをつきつめたような感じ。
コクがありまろやか。
そして、どこか懐かしい。

文京区本郷の「ルオー」のカレーも、
正当派喫茶店カレーという感じがして懐かしさを感じだけど、
それに共通する何かがあります。
あちらはセイロン風で、こちらは欧風だけど、どこかに共通点があるんだよなあ。
何だろう?

コーヒー

コーヒーは、ストロングとソフトが選べます。
苦みがあるストロングを頂いていると、
喫茶店なんだなあという気分が高まっていきます。
コーヒーってこういうのなんだよなというのを徐々に思い出すように。

写真にもちょいと灰皿が写っていますが、
こちらは全面喫煙可なので、タバコを吸わない方は少し気になるかも。
吸わない派なので、食事の時にちょっとだけ気になりました。
そういう意味ではタバコ全盛だったあの時代が、ここには残っています。
コーヒーとタバコって確かに絵になるんだけどね。

「コーヒー&シガレッツ」って映画もあるぐらいだから。

■くぐつ草
■東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-7 島田ビルB1F
■営業:10:00〜22:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

井の頭公園

食後に井の頭公園へ。
この日は休日と言うこともあって多くの人で賑わっていました。
オシャレなカップルや女の子同士も多いのだけど、
耳を澄ましてみれば、意外とお国訛りが飛び交っています。
やはり、故郷が懐かしくなると、自然を求めたくなるのでしょうか?

看板

井の頭公園からは、三鷹の森ジブリ美術館もすぐ。
この裏手にあります。

写生

公園では、それぞれが好きな楽しみ方をしているのですが、
結構、絵を書いている人も多い。

大道芸

子供に喝采を浴びていたのは、大道芸の若者。
彼は毎週日曜日、ここに出ていますね。
これで遭遇するのは3回目ぐらいです。

ブルースカイコーヒー

そして公園の森の中にひっそりとあるのが、
テイクアウト専門のカフェ「ブルースカイコーヒー」。
こちらも、店内撮影禁止となっていますので、ご注意を!
テイクアウトしたラテアートとかを撮るのは自由だと思いますが。

アートフリマ

この日は、アートフリマも開催されていて、多くのお店が出ていました。
いろんな手作り品を見て回るのも楽しい。

顔面紙芝居

こちらは、大道芸の顔面紙芝居。
観光地にある顔をはめるヤツみたいな感じで、
紙芝居の登場人物に、自分の顔をはめてセリフを言うというパフォーマンス。

読み屋

あれ?この人は下北沢の有名人じゃないですか。
マンガ本の読み聞かせ屋さん。
今日はこちらに出張なんですね。

住みたい街No.1と言われる吉祥寺。
それにしても、休日はすごい人出なんですねえ。
自転車での移動が吉。

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
武蔵野市制覇!

Pocket
LINEで送る

アコリット(目白)

徳川黎明会

住宅街の中で紅葉を楽しもうと思ったら目白は穴場的な場所です。
もともとお屋敷の街だっただけに、立派な庭木を持つ建物が多いのですが、
こちらの徳川黎明会もその一つ。
尾張徳川家所蔵の美術品などの管理をする団体で、
名古屋にある徳川美術館を運営しています。
この場所は事務局なので一般公開していませんが、
建物が立派なので、門の所から写真を撮る人が多いです。

この建物は、銀座にある和光や、
皇居のほとりにあり、戦後GHQが置かれた第一生命館などを作った建築家
渡辺仁さんによる設計だそうです。

こちらの方が、立ち話でご近所の方に説明しているのを聞いちゃいました。

目白庭園

そしてこの時期、紅葉といえば行っておきたいのが目白庭園。

園内

夏に行った時に、モミジがあるのを確認していたのですが、
そろそろだろうと訪れてみたら、ちょうど今が見頃。

園内

チャリで行ける京都ですよ。
見事な景色が広がります。
目白の駅から徒歩5分の所にこんな所があるなんて。
しかも入場料は無料です。

■目白庭園
■東京都豊島区目白3-20-18
■開園:9:00〜17:00
■休園:第2、第4月曜日
場所はこのへん

目白駅

その目白駅から…。

階段

徒歩30秒。
目白通りの駅前から線路際に降りる階段があるのですが、
その踊り場の所にあるのが、今回のカフェ「アコリット」。

アコリット

通りに面していないので見落としている人も多く、ちょっと穴場。

看板

紅茶の美味しいカフェとして人気ですが、
手作りケーキも評判なので、ケーキセットにしてみる事にしました。

ケーキセット

秋って事で、マロンケーキに。
これが美味しい!
しかも紅茶に合う!
一口ケーキを食べて、紅茶を飲むと、
口の中の甘さで、紅茶に砂糖を入れなくても程よい甘みに。
それが絶妙な感じで、紅茶をゴクゴクと飲みたくなるぐらい。
感動すら覚える。

ティーストレーナー

紅茶はポットでサービスされます。
最初このドイツ型のティーストレーナーの使い方がわからず、
ドギマギしてしまったのですが、
他のお客さんの使い方を盗み見して判明!

茶こしの部分を90度にひねり、
下の丸形の台座がカップの外側に来るようにひっかけて、紅茶をそそぎます。
注ぎ終わったら、このようにしてテーブルに置いて、お茶を飲みます。
なるほど勉強になりました。

しかし、ここの所コーヒーばっかり飲んでいましたが、
カフェで紅茶もいいですねえ。
紅茶ってなんだか秋って感じですね。

ちなみにこちらのお店、店内にピアノがあり、
毎月、第1、第2、第4火曜日の夜はシャンソンカフェになるそうです。

■カフェ・アコリット
■東京都豊島区目白3-4-15 プラネット目白B1F
■営業:8:00〜23:00
■定休日:無休
地図を表示
■お店のサイト

Pocket
LINEで送る