リトルナップ・コーヒースタンド(代々木八幡)

リトルナップ

震災前に行ったけど載せてなかったお店。
本来ならあの地震の日ぐらいにUPする予定だったんだけど、
伸び伸びになってしまいました。

代々木八幡はカフェの宝庫なんですが、こちらはその中でも比較的新しく出来たお店。
今年の2月11日に開店したばかりです。
NHKから参宮橋に向かう道沿い、代々木公園の駐車場の反対側に
小さな児童公園みたいのがあるのですが、その裏手出来たのが、
「リトルナップ・コーヒースタンド」。
ハンバーガーで有名なARMSがあるあたりです。

看板

もちろんイートインも出来るのですが、
テイクアウトがメインのコーヒーショップという感じ。

店内

実は、以前、雑司ヶ谷にある立ち飲みスタイルのコーヒーショップ
エスプレッソ・フェリーチェ・ロースターに行った時に、
「すごいいいお店が出来た」と、こちらの話をしていて、
それで気になっていたのです。

…という話をしたら、
豆はエスプレッソ・フェリーチェ・ロースターから仕入れていると教えてくれました。
これは期待出来る!

チョコ

レジ脇にはコーヒーの蓋の形のチョコレートが売られていました。
コーヒーにココアパウダーを振って欲しいという人がが多いのだけど、
それだと純粋なコーヒーの味がわからなくなるので、
少し飲んでからチョコレートの味をさせる為に、
こういうスタイルを思いついたんだとか。

カプチーノ

スタンドと名がつくように、席は窓際と壁際の二つのカウンターに7席のみ。

カプチーノは380円。
コーヒーの香りが高い。
最近、ミルクよりコーヒーの味をしっかりさせたカプチーノが
徐々に主流になりつつあるような気がします。

エスプレッソはブレンドだけど、
ドリップはシングルオリジン。
シングルオリジンというのは単一の農園で収穫された豆を
同じ製法で生産処理したもので、他の豆が一切ブレンドされていない物。
生産国や豆の種類だけでなく、ワインのように農園まで絞り込んでいて
最近のコーヒーの特徴を表す、一つのキーワードになっています。

今度は、それも味わってみようっと。

この付近は、渋谷も原宿も新宿も自転車で楽勝で行ける範囲で
逆にその辺からも自転車でサクっとコーヒーを飲みに来るみたい。
お店の方もMTBに乗ってるって言ってたし、
お友達も自転車で集まるので、お店の前にズラリと並ぶ事もあるそうです。

■リトルナップ・コーヒースタンド
■東京都渋谷区代々木5-65-4
■営業:09:00~19:00
■定休日:月
場所はこのへん
お店のサイト

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ホノカアボーイ

ひとは誰かと出会うために生きている。らしい。
ハワイ島の北、忘れられた町ホノカア。僕が出会った風と、恋と、ごはん。
同じ世界とは思えないハワイ島の美しい風景のなかで、涙がきっととまらなくなる。

正確にはカフェというより、映画館に併設されている売店に、マラサダというハワイのお菓子を置いている女性をめぐるお話。ブログを見てそれを食べに来る、日本のブログ女もいる所がカフェっぽい。「ブログ女」は「村人1」みたいな役名でテロップにも載っています。

雰囲気は、かもめ食堂のハワイ版。日系役のかたとことの日本語が淡々としていて、倍賞智恵子さんの台詞回しも、小林聡美さんのような感じ。もしくは「西の魔女が死んだ」のハワイ版のような。

もしかしてフードコーディネイターも飯島直美さん?と思ったけど、高山なおみさんでした。ちなみに、高山なおみさんの公式サイトは「ふくろう食堂」という名前だったりします。

内容もさることながら、カメラ好きの自分が注目したのは、この映画のカメラマンが、本来は銀塩写真の市橋織絵さんであるという事。

女性に人気の写真家で、明るいハイキーな写真が特徴の方。絵本のような不思議な写真を撮られる方です。自分もファンで写真集の「gift」、当然持っていますし。

本来であればスチールがメインの方なので、カメラワークもほとんど固定。業界用語で「パン」というカメラを横に振って撮る方法は、2時間の中で3回ぐらいしか出てきません。

写真のような動画。少しだけ動き出した写真。実は自分も、そんな動画と静止画の中間みたいな事は出来ないかと、前々から思っていて、気が向いた時に撮っています。なので、この映画の映像の撮り方にものすごい興味がありました。

その他、ポラロイドのSX-70が小道具になっていたりして、カメラ好きの心をくすぐるシーンがいくつもあります。

あの震災で、恐怖の映像をイヤと言うほど脳裏に刷り込まれました。それとは真逆のこういうのんびりした映像。それを今度は取り入れて、少しバランスをとった方がいいような気もします。

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