天気がいいので自転車を飛ばして、御飯を食べに出かけました。
日中は25度を超える夏日を記録。
これは汗をかくだろうと速乾性のウエアを着て出かけたのですが、すぐにジンワリ。
見たら、自転車乗りの皆さんは、半袖の人も多かったです。
知人の外国人モデルの女のコが、
「代々木八幡のアームスのハンバーガーが旨い!」
と言っていたので、向かってみたら、お店の前は混雑。
デート中のカップル、犬の散歩の途中の人達、外国人グループと、
名簿に名前を書いて待っていたので、すぐに諦め次のお店へ。
その10mぐらい先にあるカジュアルフレンチのヴィオレットへ。
さらにこの10mぐらい先には、以前紹介したエスプレッソスタンドの
リトルナップ・コーヒースタンドがあるのですが、こちらも混んでいました。
夜はフレンチのブラッスリーですが、お昼はランチの他、
15時からはカフェタイムもやっているので、カフェ使いの出来るお店です。
ちなみにこの店内を通って地下に降りると、美容室&ネイルサロン。
どちらも経営者は同じです。
こちらのお店、お客さんはご近所の顔見知りの方が多いみたい。
店内に入ってきた時の挨拶が「どうも!」みたいな
顔見知りならではのやりとりをする常連さんらしきお客さんが多数。
とは言ってもこの辺は高級住宅地ですから、
常連さんと言っても、外国人のお客さん、セレブサングラスをした女性、
犬同伴でもOKなので、犬のお散歩の途中のお客さんも。
頂いたのは、ビーフシチューのセット1500円。
ヴィシソワーズとパンとサラダ、ドリンクがつきます。
シチューと言っても、煮込んだビーフがライスと共に皿に盛られており、
ソースをからめながらライスを頂くスタイル。
肉はかなり大ぶりで、よく煮込まれています。
先日までの自粛ムードが、この天気で和らいだのか、この日は、どこも混雑。
なんだか、北風と太陽の童話が頭に思い浮かびました。
穏やかな天気は、人々の心も穏やかにしてくれるみたいです。
■violette(ヴィオレット)
■東京都渋谷区代々木5-63-10
■営業:
11:30~15:00(ランチ)
15:00〜18:00(カフェ)
18:00~23:00(ディナー)
■定休日:火曜
■場所はこの辺
■お店のサイト
<トイデジのNeinGrenze 5000Tで撮影>
さて、なぜ今回、代々木八幡かというと、実はこの踏切に行ってみたかったからです。
これはアニメ「秒速5センチメートル」の舞台となった場所。
今、仕事に生かすために映画やアニメを見まくっている訳ですが、
その中で毎週一本は他の人のお薦めを見るようにしています。
で、うちのアニメ好きの部下に聞いたところ、
「ゴールデンウイークに公開されるアニメ「星を追う子ども」が必ず話題になるので、
その前に、同じ新海誠監督の秒速5センチメートルを見ておいてください」
との事。
で、見みました。
主人公が共通の、短編3作で構成されていて、
2人の心の距離と、その近づく速度と遠ざかるスピードをテーマとしたもの。
すごく良かった。
中学生の恋の初々しさからはじまり、大人の恋のほろ苦さまで、
胸をキュンとさせるエピソードを、スピード感で描いているのと、
背景の書き込みが、実在の場所をリアリティーをもって描いていて、
それが、とても美しかったです。
でもって、その場所に行ってみたいと思いました。
でも「聖地巡礼」という意味合いではなく、
なぜ、この監督はこの場所をロケハン(下見)して選んだのか、
それを感じてみたくなったのです。
全国には山ほど踏切があって、
この踏切だって何事もないかのように、毎日多くの人が渡っていきます。
その場所で、どうドラマを思い描いたのか、同じ場所で想像してみたくなったのです。
何本も電車を見送りながら、ここを渡る人達を観察したのだけど、
タイミングによっては、開かずの踏切になりがちなこの場所、
たしかに、ああいうドラマは生まれるかもしれないと思いました。
その後、主人公が中学生時代にデートした代々木八幡へ。
二人が猫と遊んだ参道。
何の変哲も無い場所だけど、
自分が写真を取り終わるのを待って、他の人がレンズを向けた。
やはり、ここは聖地なのだ。