カフェ・ロッタ(松陰神社前)

カフェ・ロッタ

今回はカフェめぐり女子必見のメルヘンカフェです。

カフェめぐり女子、そしてカメラ女子の聖地でもあるお店に行ってきました。
世田谷線の松陰神社前にある「カフェ・ロッタ」。
OZマガジンなどのカフェ特集には必ずと言っていいほど登場するお店。
そしてカフェめぐり女子のブログでも、
必ずと言っていいほど取り上げられているお店です。

ゆえに、お客さんの女子率は尋常じゃなく、
男一人でドアを開けるのは容易ではない、メルヘンカフェの総本山的な感じです。

自転車

お店の手塗りペンキが経年劣化で風合いが出てきた感じや、
自転車も皮のサドルの使い込まれた感じとか、いい味が出ています。
この自転車はお店の人のでしょうね。
でもこれ、いろんなパーツはマジ錆びだけど、
最近のフレームって、いくら放置してもここまでサビで劣化する事はないので
これは珍しいですね。
わざとの風合い、ウェザリングでしょうか?

ガンプラのザクのサンドカラー(砂漠色)って感じだもんなあ。

店内

ちょっと男目線になってしまいましたが、店内はまさに女子の世界。
ケーキの入ったタイル張りショーケースの少しレトロな感じがいいですね。

店内

ペンキで塗られた壁とか、テーブルの使い込まれたウッドの風合い、
手作りアート系大好きな女子の心をくすぐりそうな感じです。

店内

調布多摩川で行われた手作りアートマーケットの
「もみじ市」に行った時も言いましたが、
こんな雰囲気のお店には、ボーダー女子がホントに多い。
実は、この日も一階では男子はボクだけ。
それ以外は、満席だったのですが、どのテーブルもボーダー女子でした。

江古田のアート大好き男子のカワちゃんに聞いたところ、
「ボーダーいいっすね。惹かれますよ」との事。
アート系男子もボーダー好き。
理由は不明だそうですが…。

ちなみに、いらない情報ですがボクはドット柄女子になぜだか惹かれます。
こちらも理由は不明です。
自転車レースのツールドフランスでは、山岳コースでトップを取った人に、
白地に赤の水玉のマイヨ・グランペールというサイクルジャージが贈られるので
サイクルウエアにも水玉をあしらった物が多かったりします。

余談ですが、仕事で京葉線を使っているのですが、
舞浜のディズニーランド帰りの女子は、水玉率高いです。
ミニーのスカートを意識した洋服なんでしょうね。

もしかして、ミズタマ刷り込み現象なんでしょうか?

こんな感じでアート好きのボーダー女子は、
何かに影響されて、ボーダー好きになっているのでしょうか?
マリンルックとは関係なさそうだし、
アートとボーダーの関係、なんでなのか、ちょっと不思議。

カプチーノ

頂いたのはカプチーノ、550円。
これですよ!カメラ女子の心をくするぐメニューというのは。
どうですか?このフォトジェニックな顔。
ブログに載せたくなりますよね。

何枚もじっくり撮りたくなりますが、
前髪のザラメが沈み込み始める前に、ささーっとどうぞ!

ところで、添えられているシナモンスティック。
正直、正式な使い方がわかりません。
一度噛んでみましたが、トムヤンクンに入っているレモングラスなみに
噛めそうだけど、堅くて噛めなかったという失敗を経て、
かき混ぜるときに使ったり、最後に泡をすくってなめてみたりと
自己流でこういう風な使い方に落ち着いていますが、
はたして、これで合っているのでしょうか?

■カフェ・ロッタ (Cafe Lotta)
■東京都世田谷区世田谷4-2-12
■営業:12:00~0:00
■定休日:木曜
場所はこのへん
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ウナ・カメラ・リーベラ(中野)

中野南口

映画やドラマを観ていると、良く出てくる風景というのがあります。
中野南口のこの線路際もその1つ。
後ろにそびえる黒いビルのNTTドコモ中野ビルの位置と、
黄色いラインの総武線の車両で、すぐに場所が特定出来ます。

電車の色で何線か判定出来るというのが、プチ鉄っちゃんっぽい。

こうして見るとオシャレタウンのようでもあり…。

線路沿い

さらに駅方面に寄ると、かつて表参道にあった同潤会アパートのような佇まいで、
都会の片隅に残った昭和な雰囲気も出せる。
カメラの切り取り方によって、セットチェンジのように雰囲気が変えられるのも
ロケ地としては、とっても便利なんでしょうね。

ウナ・カメラ・リーベラ

さて、今回はその通りから一本住宅街に入った所にある
「ウナ・カメラ・リーベラ」というお店へ。
マンションの1階を改装した、古民家というよりは古マンションカフェです。

銅像

向かいには、中野区勤労福祉会館があるのだけど、駐輪場には、こんな銅像が。
「母と子の平和」というタイトルなのだそうだけど、
もし台詞をつけるとしたら「あーあ、やっぱウチが一番!」とかどうでしょう?
旅行帰りの母親が見せるポーズに似てる気がします。

店内

お店の方は、まさにマンションの1階をそのまま利用という感じで、
玄関ではなく、庭側の窓から靴を脱いであがります。

こちらは、同じく中野の北口にある「カルマ」と経営母体は同じ。
こちらが違うのは、各曜日別に、スタッフやメニュー構成、素材などが異なる
独特のシステムという事。
早い話、場所貸しで、日替わりでお店が変わるというと、わかりやすいかもね。
ここでカフェの実地勉強をして、それから自分のお店を持つという人も多いみたい。

僕が行ったのは土曜日で「cafe はなれ」というのを営業してる時でした。
お婆ちゃんに教わったような味を残していきたいというのが、
コンセプトのお店でした。

ジンジャーソイミルク

食事後だったので、頂いたのは、はちみつジンジャーソイ400円。

よく女性の体を温めるメニューとして、
ジンジャーソイミルクというのがあるけれど、あちらはホットが定番。
こちらはその、ジンジャー+ソイミルク+砂糖の、砂糖をはちみつに変えて
アイスで飲むというもの。

味は乳酸菌が入っていないマミーみたいな感じ。
ジンジャーの辛みも抑えられているけど、甘過ぎもせず、でも優しい味です。

お店には、いろんなアートのフライヤーが置かれているのですが、
お客さんは、割と若い人が多く、各テーブルでは芝居だとか音楽だとか、
自分たちがやっている物の話しをしています。
時折「まだ食えないけど、いつかは」的なフレーズが飛び交うので、
きっと夢の途中なんでしょう。

でも、貧乏でも可能性にみちか空気が漂っている訳ですよ。
まずは夢を語っている人達が、みんな若いってのが一番なんだけど。

僕もこういう時期あったなあ。
「モテキ」という映画が公開されていますけど、
僕の最大のモテキは、放送作家見習いの極貧生活の頃だったと思います。

まだ東北出身者の、のんびりとした性格がぬけず、
業界の諸先輩方に「のんびりしすぎ」「ボーっとするな」と叱られている時分。
事務所の先輩についてテレビ局まわりをして、雑用、使いっ走りをしてるのだけど
原稿はまだ書かせて貰えなくて、ほとんどノーギャラに近い状態。
まだ、バイトの方がメインでした。

それでも雑用をこなすウチに徐々に顔を覚えて貰い、
調べ物だとか、小っちゃいコーナーを任せて貰うようになっていきました。

当時同じような境遇のADとか、スタイリストやヘアメイクの卵だとか、
番組のアシスタントガール、歌手のバックダンサーとか、
番組収録の合間に、前室と呼ばれる控え室で話しをするようになって、
安居酒屋に飲みに行って、夢を語ってたりしました。

当時は夢を語っていい年だったし、照れずにストレートに語ってたもんなあ。
まあ、まわりの女子達も、同じように夢を追っている人ばっかりだったしね。

きっとこのお店で夢を語っている男女は、あの頃の自分なのかもしれません。
だから何だか懐かしい気分になったのかも。
ここのお店の人達も、いつか自分のお店を持ちたいと夢を持っている人達だもんね。

もし、このお店であの頃のボクに会えたら、こう言ってやりたい。
「この後、ちょっと売れるけどさ。天狗になるな。
 いい気になってると、ちょっとひんしゅく買うぞ!
 そこから立て直すの、結構、大変だったんだぞ」

あの頃のボクは、聞く耳もってくれるんでしょうか?

そういうアドバイス、誰かに貰った気がするのだけど、
もしかして、あれは今の僕からの声だったのででしょうか?

■ウナ・カメラ・リーベラ (una camera livera)
■東京都中野区中野2-12-5 メゾンリラ101
■営業:12:00~20:30
■定休日:月曜
場所はこのへん
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