ギャラリーぽっぽ(鳩ノ巣)

五日市街道

皆さんもよく自転車で福生方面に行かれる事と思いますが、
(行かねーよ)
休日の五日市街道は、ご覧の通りの渋滞。
しかも古い街道だけあって道幅も狭く、自転車にはプレッシャーのかかる道です。

しかーし!発見しましたよ!裏道を!

裏道

立川の砂川十番の交差点から、信号一つ分南側へ。
すると、広い道が現れます。
昭和記念公園をかすめて、五日市街道の天王橋あたりで合流出来るので、
かなりの長い区間でストレスフリーで走る事が出来るのです。
ちょっぴり遠回りになるけれど、自転車乗りにこの道はオススメしたい!

googleマップだと五日市街道の方が幹線道路の為に黄色で表示され、
こちらの道は細い道のように描かれていますが、
拡大していくと、こちらの方が広い道である事がわかります。

横田基地

横田基地まで来たら、第5ゲートで左折して、新奥多摩街道へ。
そう、今回の目的地は、自転車で都内制覇の旅、最終地点の奥多摩です!

サイクリスト

この日は、久々に20度越えの晴天だったので、絶好のサイクリング日和。
お揃いのサイクルジャージで決めた、ロードレーサーチームや、
ポタリングと呼ばれるお散歩系サイクリストなど、
沢山の自転車乗りが走っていました。

青梅マラソン

青梅に突入!
青梅マラソンのスタート地点って新奥多摩街道だったんだ。

食堂

青梅の次の駅、宮ノ平の近くの食事処「山城屋」に、こんな看板が!
「東京スカイツリーと新宿高層ビル群が見えます!」
えーー?青梅からスカイツリーが見えるの?
すごいねスカイツリー。

多摩川

住宅地を抜けて、自然の中へ。
多摩川の上流は、こんな感じ。
紅葉は徐々に始まっていますが、あと1〜2週後の方が見頃かな。

御岳

御嶽の駅前は、御岳山へ向かう登山客で賑わっていました。
寄り道してケーブルカーに乗りたい気もしたのですが、
今回は、めざせ奥多摩!先を急ぎましょう。

奥多摩

さあ!いよいよ奥多摩突入です!
♪は〜るばる来たぜ〜奥多摩〜

青梅マラソン

随分、坂道を登って奥へ奥へとやってきたのですが、
青梅マラソンの折り返し地点ってここなの?
ヒルクライムマラソンなんですね。

ギャラリーぽっぽ

青梅線の鳩ノ巣駅近くで、お目当てのカフェへ。
iphoneでgoogleマップを見たら自転車で行けそうだったので降りてきたけど、
上に置いて、歩いて降りてくるのが良かったらしい。
という訳で、やってきたのは渓谷沿いに立つ「ギャラリーぽっぽ」。

つり橋

鳩ノ巣渓谷にかかる吊り橋のたもとにあるお店です。

上流

吊り橋から見た上流。
荒々しい岩場が広がる風景です。

下流

そして下流。
水墨画になりそうな、岩肌と木々のコントラスト。
少し緩やかになる川の流れ。
石灰岩でも溶け出したかのような乳白色の川の色が印象的です。

店内

店内のカウンター席は、この渓谷に向かって作られていて、
下流の風景を眺めなら、食事やお茶を頂く事が出来ます。

前の週に王様のブランチで絶景のお店として紹介されたらしく、この日は大混雑。
山ガール的女子グルーブが多かったなあ。

ピザトースト

ここまでの上り坂でお腹がペコペコだったので、カレーが食べたかったのですが、
僕の前で御飯が切れて、炊きあがるまでに20分かかるとの事。
まだまだ先は長いのに、20分のロスは痛い。
…という訳で、すぐ出来るというピザトーストを注文。
これで1000円というのは、ちょっと観光地価格かな。

■ギャラリーぽっぽ
■東京都西多摩郡奥多摩町棚沢662
■営業:
10:00~17:00
■定休日:水曜
(ただし8月と11月は無休。 1月・2月は全休。)
場所はこのへん
お店のサイト

奥多摩駅

奥多摩の駅までやってきました。
ギャラリーぽっぽで御飯を食べた時点で「奥多摩でカフェ」は成立しているのですが、
ここまで来たからには、どうしても行きたい場所があるのです。
それは、奥多摩湖。
ヒルクライム好きのサイクリスト達にとって聖地のようになっている場所ですが、
同じ自転車乗りでも、自転車散策派の僕にとっては、
かなりの難所である事が予想されます。

駅前で観光ガイドをしていた人に話を聞くと、
「ここから、あと10㎞。最後の登りは8%の勾配があるのでちょっとキツイです。」
との事。
キツイのか…。
でも、ここまで来たんだから、行ってみよう!

すると「よかったら、今度はトレックリングも利用してください」と、
チラシを貰いました。
トレックリングとは、レンタサイクルでトレッキングしようという物で、
奥多摩まで電車で来て、マウンテンバイクやクロスバイクを借りて、
奥多摩むかし道という旧道などを使って、森林浴しながらサイクリングしようという物。
自転車は1日借りて2000円。

これいいよ!
山ガールにもお勧め!
ちょいと友達誘って、今度はコレ行こうかな。
坂道が自信がなという人には電動アシストありです!

トレックリング公式サイト

小河内ダム

さて、自走でここまで来た僕は、自力で山を登ります。
正直、ダムが見えるまで、途中の写真を撮る余裕なし。
奥多摩むかし道じゃない、通常の車道は車も多く、ひたすら端っこを走ります。

小河内ダムが見えたら、残りはあと少し。

小河内ダム

最後の急坂を登ると、そこは奥多摩湖。

奥多摩湖

おおーーー!来たぜーーー!
なんだ?この開放感は?
目の前に広がる風景と、坂道から解放された2つがあいまって、
達成感が半端じゃない。

記念撮影

やったぜ!これで自転車で東京全制覇!
自分自身にお疲れちゃーん!

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
全区市町村達成じゃーー!

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キャッツ・クレイドル(早稲田)

ドラード早稲田

神楽坂の帰り、早稲田に寄ってみました。
早稲田はその昔、住んでいた街。
現在の江古田に住んでいると日芸出身と思い込まれているフシがあるのですが、
日芸とは全く関係なく、早稲田に住んでいたのも早稲田大学とは関係ありません。
そういえば、さらに昔は池袋の立教の裏手に住んでいたりして、
学生街を点々としているのは、そういう雰囲気に惹かれる所があるのだと思います。

さて、久々に見ましたよドラード和世陀。
和世陀と書いて、早稲田と読ませる、
本気と書いてマジと読むようなヤツです。

車のマンガで「頭文字D」と書いて「イニシャルD」と読ませるヤツもありますが、
僕はずっと「かしらもじD」だと思っていました。
アホな友人は「あたまもじD」と読んでたけど。

ドラード和世陀は、昭和のラブホではなく、れっきとしたマンション。
日本のガウディーと呼ばれる「梵寿綱(ボンジュコウ)」の建築作品です。

かつて同じく梵寿綱が手がけた、
代田橋の「ラポルタ和泉」や「マインド和亜」を見に行ったことがあるけど、
やはり有名なのは、ドラード和世陀でしょう。

入り口

うろ覚えなのですが、確か、入り口から中へ入っていくのを
女性の胎内めぐりのような感じで演出していて、
この入り口から中心部までを産道を表していると、言ってた気がします。

手

その入り口から入り、中央のエントランスのような所にあるのが、
この巨大な手のオブジェ。

勝手な推測なんですが、
天井のステンドグラスは、蓮が描かれているので「極楽」?
他にも弁天様を意識させる琵琶の絵があったりもしたので、
母性、菩薩と共に、女性の中が極楽であるというエロティシズムも
秘めているのではないかと思ったりして。
考えすぎでしょうか?

女体

梵寿綱の作品には、女体を意識させる物が多いです。
ビーナスのような白い石膏彫刻のような雰囲気の物を入れ込む事が多いのですが、
こちらは、割とストレートに官能的なオブジェを配置。

同じく梵寿綱で、確か池袋かどっかに、
ビーナスのように見せながら、
見ようによっては女性器を想像させるエントランスのマンションがあったハズ。
今度はソレをさがしてみようかな。

ドラード早稲田

さてさて、今回のカフェは、そのドラード和世陀を、
こんな感じで望む場所にあります。

キャッツクレイドル

キャッツクレイドル。
いろんなカフェ本にBOOK CAFE
もしくはトラベルカフェとして紹介される事の多いお店です。

店内

店内の片方の壁一面が本棚。
これらのほとんどが旅の本。
本棚は地域別、国別に分かれているので、
興味のある国の本を一気に良く事が出来ます。

友達と旅行のプランとかを立てる時にいいですよね。

cafe magという雑誌の20011年11月号の表紙は、
壁面が本棚になっているお店でしたが、ココですね。

カプチーノ

カプチーノは500円。

早稲田大学のすぐ近くなので、大学生が多いかと思いきや、
この日は、少し年齢が上の大学院などが多いようでした。

もれ聞こえる会話は、勉強の事や将来の事だったりするのですが、
随分、人生設計がしっかりしてるなあと。
計画に無駄がない。
人生の無駄がメインの自分からすると、尊敬せずにはいられない。

こういう人は、旅もスケジュール通り、きっちりと日程をこなすのかな。
路地裏とか勝手に歩いていったりしたら、怒られるんだろうなあ。

■CAT’S CRADLE (キャッツ・クレイドル)
■東京都新宿区早稲田鶴巻町538
■営業:
11:30~22:00(平日)
11:30~18:00(日)
■定休日:火曜・祝祭日
場所はこのへん
お店のサイト

のぞき坂

早稲田からの帰り道。
新目白通りで真っ直ぐかえれば早いのですが、
神田川を渡り、都内一の激坂とよばれる「のぞき坂」を通って行く事に。

ほら、寄り道だよ。
また、無駄なこととしてる。
しかも2回目。

前回も、わざわざ挑戦した、この「のぞき坂」
今回こそ1度で登り切ろうと挑戦したのですが…。

傾斜

やはり1度目は失敗。
勢いをつけすぎて、変速が間に合わず、坂の途中で失速。
逆に、もう少しゆっくり登った方が良かったみたい。

坂の上

2度目にして登坂成功!
なにげに都内の自転車ヒルクライマーに人気の坂です。

写真ではなかなかその激坂ぶりが伝わらないですが、
目の前に行くと、ホント壁ですよ。

人生の回り道OK派の方、ぜひ、寄り道してみてください。

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