カフェ・コジー(鷺ノ宮)

かつら通り

※このお店は閉店しました

最近、また雪がチラついたりして自転車に乗るのをメゲたりするのだけど、
起きたら晴天だったので、出かけてみる事にしました。
がしかし!風が強い!
立春から春分の日の間に吹く南よりの強い風を春一番と呼ぶけど、
そろそろの予感です。
去年は、2月25日だったそうですが、今年はどうでしょう?

でも、確かに寒いんだけど、
ちょい前のフリーザーのような芯まで染みる冷気ではなく、
普通の北風程度の寒さには収まってきています。

でもヘタレなんで、予定を変更して近場をまわる事にしました。
新青梅から一本入った、裏通りの「かつら通り」へ。

ここは古い社宅をデザイナーズマンションに建て替え、
古いアパートを、古民家風にリノベーションし、
小さなテーマーパークのようにトータルデザインした場所です。
もうちょっと注目されてもいいハズなんだけど…。

カフェ・コジー

今回の目的地は、こちらのカフェ・コジー。
こうみるとヨーロッパの街にある小さなお店という感じ。
これが古いアパートをリノベーションしたという物だから、
さらにセンスの良さを感じます。

店内

店内は部屋の間の壁を取り払って1フロアにしているので、開放感あり。

ランチ

この日のランチは、丼は豚の醤油にんにく焼きをチョイス!
これにおかずが3品選べるので、
鶏のクリーム煮と、ニンジン、キュウリとジャコを。
そして、薬膳スープがついて800円。

御飯は意外と大盛りで食べ応えあり。
風邪気味だったので、こういう健康的な料理が身に染みます。

最近、つけ麺とかって、こんなに味を濃くしなくてもってぐらい
いろんな物がぶち込まれて、何が入ってるんだかわからない状態になってますが、
これだけシンプルで、旨い!って方が、好みだな。

ドライフルーツ茶

+200円でドリンクがつけられるのだけど、
いただいたのは、ドライフルーツ茶。

左手にある器とドライフルーツは、口直しのもので、これに注がないでください。
そうするのかと、一応、聞いてみたら、違いました(^_^;)
ドライフルーツの入ったガラス器は二重になっいるので、
蒸らした後に、中の器を引き抜くと、ジョッキ風のカップになります。

じんわりと染みだした果物の甘さが、良かですねえ。

この日は、寒くて風も強かったせいか、割と静かな日で、
お店の方と、好きなカフェ談義をしながら、のんびりと。
鷺ノ宮周辺の、知らなかったお店も、色々と教えて貰いました。

バスルーム

ところで、こちらのお店は、古いアパートを素敵にリノベーションし、
トイレにあるバスタブも、猫足のオシャレなヤツですよ。
がしかし、お風呂としては使っていないので、
この空間全体を、フラワーアーティストなどに
1週間とか単位でコーディネイトして貰う、
「バスアート」をやりたいという構想があるそうです。

アーティストの皆さん!あなたなら、このバスルームを、どうアートしますか?
興味のある方は、ぜひ!

■Private Cafe Cozzy(プライベートカフェ・コジー)
■練馬区中村南3-12-20 第1中村荘106
■営業:11:00〜19:00(ディナータイムは予約制)
■定休日:月、第1・第3火曜日
場所はこのへん
お店のサイト

以前、行った時の様子はこちら!

クーチャンベーグル

さて、コジーさんで色々と近隣のお店を教えてもらったのですが、
住宅街の一軒家の一部を改装したベーグル屋さんがあると聞いて、
面白そうなので、足をのばしてみました。

コジーカフェからだと新青梅に出て、中杉通りを越えたらすぐに右側に
斜めに入る道があるので、それをまっすぐ行ったところ。
自転車で、コージーカフェから3~4分って感じで、
チャリカフェだと、こうしてお店を、はしごしやすいのがいいですね。

お店の名前は「クーチャン・ベーグル」

ゆずベーグル

コジーの方が、ゆずのベーグルが好きだと言っていたので、
迷わずそれを買いました。
ゆずのベーグル、250円。

中身

ベーグルの中は「これでもか!ってぐらいゆずが入ってるんです」と言ってましたが
まさに、その通り!

実は僕、和風のお吸い物などに添えられる「ゆずの皮」って香りが強すぎて、
お吸い物や汁物本来の味がボヤけるので、あまり好きではないのですが、
これはいい!
コジーのドライフルーツ茶に通じる、自然の甘みと酸味で、
どっさり入っている感が、嬉しくなります。
こんなに入れてくれて、ありがとう!

こうなると、他のも食べてみたくなりますが、それは次回のお楽しみという事で!

■クーチャンベーグル (Coo chan BAGEL)
■東京都中野区上鷺宮2-18-45
■営業:9:00〜16:00
■定休日:不定休
場所はこのへん
お店のサイト

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トップランナー

先日、江古田の自転車の師匠と自転車好きが集まる近所のBARで待ち合わせし、
その時に、お店のマスターに教えて貰った映画です。
「自分がレンタル中だけど、さわりだけ見てみる?」
と、お店のプロジェクターに映し出したのですが、
おもしろくて、そのまま最後まで観てしまいました。

邦題は「トップランナー」ですが、原題は「The Flying Scotsman」
英国アカデミー賞(スコットランド)では
作品賞・主演男優賞・主演女優賞・監督賞・脚本賞の5つの賞にノミネート

1人が1時間でどれだけの距離を走れるかを争う単純な種目「アワーレコード」
ある日、ライバル選手がそれに挑戦することを知り、
自分も挑戦する事にしたオブリーは、
友人とともに、トレーニングのかたわら、
いろいろな廃材を自分で組み立てて最速の自転車作りに励む。
そして1993年、ついにその独自のスタイルで見事アワーレコードの記録を更新!
しかしそんな彼の活躍を面白く思わない競技連盟幹部の面々は、
彼を自転車競技会から追い出すために理不尽なルールを掲げ始める。
一度は、どん底へ落ちた彼だが、再び、競技に挑みはじめる。

実在した選手の、実話を元にした、お話です。
自転車好きならその名前を知らない人がいない、
メルクス、モゼール、インドゥラインなども挑戦した競技「アワーレコード」。

そこへ、セミアマチュアだったオブリーが挑戦!

今年は、F1のメルセデスの風洞実験室を使って研究された、
Scottのfoilというロードバイクが話題になっていますが、
そんなバックアップも予算もない中、
まるでエジソンのようなアイディアで、空力を減らして記録を作ったオブリー。

彼が試行錯誤しながら編み出した「オブリー・ポジション・マーク・ツー」という
ライディングスタイルは、現在のタイムトライアルやトライアスロンのバイクなどで
よく見られるスタイルに、非常に近いです。
なるほど、こうして作り上げられたのか…と、思ったり。

後半は、限界に挑む人間の孤独と、追い詰められた精神状態も。

観ていて、もしかしたら、あのマルコ・パンターニも、
こんな感じだったのかな…と、思い浮かべたり。

イギリスの映画だから、アメリカンな映画とは違い、
淡々と物語が積み上げられていくのですが、それが逆にいいです。
全体的な色味も、イングリッシュグリーンにような雰囲気。

予告編は、こちらから!

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