ハロプロTIME vol.21

ハロプロタイム

℃-ute矢島舞美、東京〜静岡、253.6㎞の自転車旅。

ロングライダースに続いて紹介するのは、こちら!
アイドルが2泊3日のロングライドに挑戦した番組のDVDです。

もちろんファンの方が観ても楽しめる物なんですが、
実は、これからロードバイクを始めてみたい、
ロングライドをしてみたいという、
初心者女性ライダーにお勧めしたい一品でもあります。

僕はこれまでに、
ツールドちば135㎞や、ホノルルセンチュリーライド160㎞に、
参加する女性初心者ライダーの練習のお付き合いをしたり、
ロードバイクデビューのサポートなどもしてきたのですが、
やはり、口を揃えていうのは、未知の物への恐怖感と心配。
なので、事前に概要を把握出来るというのは、安心に繋がります。

だからロングライドで、どういう所を通って、
どういうアクシデントが起きるのかというのをわかっておくと、
より安全に走る事が出来るのです。

そこで今回はアイドルという視点ではなく、
自転車乗りという視点で、女性の皆さんにお勧めしてみたいと思います。

このDVDのオススメなポイントは、
●ロードバイク初心者の矢島さんに色々教える形式で進行する
●早く走るファストランではなく、のんびり行くポタリング系

ダンシングだのシッティングだの、ケイデンスだの、
ファストラン系のDVDだと、ビギナーな女性の方は観てもポカンだと思うのですが、
楽しく、時には辛く、250㎞を走るという事がイメージ出来るDVDです。
見た感じ時速20㎞ぐらいの超ゆっくりペース。
あのスピードだったら初心者でも大丈夫ペースです。
途中、カフェに入ってオムライス食べたりして、チャリカフェもしてるし。

自転車乗りの、シャ乱Qのまことさんからは、
●ハンガーノックへの注意
●2月なので路面凍結への注意

自転車屋さんでは
●自転車の乗り降り、止まり方

など、一からのアドバイスからはじまるので、わかりやすい。

そして画面を通じて、車道を走るという感じが伝わります。
自転車は車両で、ロードバイクは車道を走る物なのですが、
これが家の近所をママチャリで走っているだけでは、わからない感覚。

画面からわかる注意点
●交差点での左折車の回り込みに注意
●路駐の車を回避する
●路肩の排水溝にタイヤを取られそうになる
●幹線道路での、大型トラックとの距離感
●自転車が渡れない道に遭遇し、歩道橋へ
●山越え
●雨が降ってきた時のレインウエア

見ていて危なそうという場面が、自分が実際に走る時に注意したい点です。

唯一のトラブルは、チェーンが外れたぐらいなんだけど、
こういう時って手が油で汚れます。
ロングライダースの方に書いてあったのですが、
女性のメイク落としシートを持っておくと、綺麗に落ちるそうですよ。

あと彼女は方向音痴でよく道に迷うのですが、
ポケット地図よりも、スマホの自転車ナビタイムというアプリがオススメ。
ルートと現在地が表示されるので、道が合っているのかどうか把握出来ます。
まあテレビ的には、スマホじゃ絵にならなかったんだろうけどね。

1つ注意したいのは、このロケでは撮影スタッフがいたからいいのですが、
ロードバイクを停める時は、かならず鍵を地球ロックする事。
ガードレールとか標識とか、固定物と一緒にチェーンロックする事を忘れずに。
ロードバイクは盗難の危険性が高いですから。

で、番組的には、色々観光したり、美味しい物を食べながら、
2泊3日で、静岡県の久能山東照宮へ、新曲のヒット祈願へと向かう訳です。

この番組の良い所は、苦しかった所をちゃんと、苦しかったと撮影している所。
熱海の山越えでは、足をつき、登れずに押して歩いているし、
雨の国道では、トラックの水しぶきも浴びてる。
そういうのを見て、覚悟して出かけた方が、いざ起きた時にパニックにならずに済みます。

最後は、一緒に旅した自転車とご祈祷してもらうために、
1159段の石段をロードバイクをかついて登っていく訳です。
シクロクロスかよ!って感じで。

帰りは前輪だけ外すタイプの輪行袋で、電車で帰るのだけど、
電車に自転車を入れたらどのぐらいの大きさで、
運転席近くのスペースに乗せなきゃいけない…というのもわかる。
あれだと新幹線とかキツそうだな…とか。

そういう色んな事を目で確認出来るのが、このDVDのいい所です。
なので、これからロードバイクをはじめるという
女性ライダーにお勧めしたい一品です。

ハロプロTIMEのオフィシャルはなかったので、
「矢島舞美がゲキ坂に挑む」ヤビツ峠編の動画でイメージしてください。

p.s

実際にこのコースに挑戦し、走ってみました。
矢島さんは2泊3日の旅でしたが、僕は1日で完走に挑戦。

静岡久能山への自転車日帰り旅に挑戦はこちら

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少年と自転車

駐輪場

映画を観に渋谷まで自転車で。
渋谷での路駐は怖いので、ちゃんと駐輪場に入れます。

アプリ

駐輪場マップというiphoneアプリで近場の駐輪場を探す事が出来ます。
Bumkamuraの近くという事で、この駐輪場をチョイスしました。

料金

料金は1時間100円で、1日のmax300円。
高っけー!
公営だと駅の近くでも1日100円が相場だからね。
東急本店でお買い物するとタダになるコインをくれるそうですが、
Bunkamuraは除くと書いてありました。残念。

駐輪場

自転車はロード系とかが多いのかなと思ったけど、電動アシストが多かったです。
まあ、電動アシストも高いしね。

文化村

という訳でやってきたのは、Bunkamuraのル・シネマ。

ポスター

第64回カンヌ映画祭でグランプリを受賞した
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の最新作、
「少年と自転車」を観るためです。
ツイッターなどでも良かったというツイートが多く、
評判も高かったので、ぜひ、観てみようと。
東京では、この渋谷にあるル・シネマでしか上映していない単館系の作品です。

もうすぐ12歳になる少年シリルの願いは
自分を児童養護施設に預けた父親を見つけ出し、再び一緒に暮らすこと。
ある日、シリルは美容院を経営するサマンサと出会い、
週末の里親として彼女の家で過ごすようになる。
自転車で街を駆けまわり、ようやく父親を探し当てたシリルだったが、
父親の態度はすげない。
そればかりか「二度と会いに来るな」と言い放たれる…。

ベルギーの映画ですが、
ヨーロッパ映画の特徴でもある、無理矢理の感動を入れ込む事なく、
淡々と描いて行くのが、いいです。

養護施設に預けられた少年の、尖った苛立ちが、
痛いほど、大人の心に突き刺さって来ます。
派手な看板のないヨーロッパの暗めの町並みに、
赤いシャツを着た少年が映え、存在感を出しています。

実はこれは日本の実話がきっかけで生まれた作品だそうです。
何カ月かに1度、親が児童養護施設に会いに行くということを約束したのですが、
その約束が守られず、少年は、いつも施設の屋根に登って親が来るのを待っていた。
…というエピソードを監督が聞き、制作に至ったのだとか。

実はかつて児童養護施設の文化祭をボランティアで手伝った事があるのですが、
その時、事前の打ち合わせで先生から言われた一言を思い出しました。
「ここにいる子供達は色々事情をかかえているので、
 苛立ったり、少し乱暴な反応もあるかもしれませんが、驚かないでください」
嫌そうな大人の顔色を見て、さらに苛立つのだとか。

映画のツイッターアカウントが、
「涙でした」みたいな感想ツイートばかりをリツイートしてるけど、
正直、号泣映画ではないと思う。
最初、チクチクとした痛みを感じ、
あとでじんわりと暖かくなる映画だと思いました。
一瞬、その場はあっけなく思えた終わり方も、
後から、「成長したんだよな少年は」と思える。

ハリウッドのような大袈裟なドラマもなければ、
韓流のようなベタな展開もない。
どっちかといえば、地味な映画。
でもね、嫌いじゃないな、こういう作品。

さて、ここからは余談です。
自転車乗りのマニアックな視点だと思って勘弁してください。

自転車乗りだからしっくり来なかったのが、最初の導入部分。
少年が必死で探していたマウンテンバイクを、
赤の他人が
「あなたが言っていた特徴の自転車があったから買い戻して置いたわよ」
と、少年に買い与えるのです。

まあ、買い与えるのは、その場で出会った事と同情からありえるとして、
あんな大雑把な情報で、町で少年の自転車を発見出来るのか?
親を捜すより、自転車を探す方が困難だと思うけどね。
たいして特徴もない自転車なんだし。

それが物語のキーとなる自転車の導入部分だから、随分乱暴だなと正直思いました。
もっと無理のない導入の方法もあったろうに。

あと「あ!鍵かけろよ」と思ったら、案の定盗まれる。
こういうのは、自転車乗りの習性だからそう思うのでしょうね。
まあ、きちんとしていたら事件にも巻き込まれずドラマも起きないのだけど。

この映画を観て思い出した映画があります。
竹内結子主演のサイドカーに犬。
「少年と自転車」ほど深刻に描いていなくて、
軽くて爽やかな映画だけど、ちょっとニュアンスは似てる。
自転車がキーワードなのも一緒だしね。

以前書いた「サイドカーに犬」のレビューはこちら!

あと、ベルギーと言えば、昨日、
「北の地獄」と呼ばれる、自転車の「第110回パリ~ルーベ」で、
ベルギー出身のトム・ボーネンが独走を決めて4回目の優勝。

なんかベルギーと自転車づいていますね。
今日は、ベルギービールでも飲まんといかんかね。

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