ブルータープ(飯能)

梅雨の晴れ間なので、これは出かけねばと輪行で飯能へ。ところが天気が良すぎて暑い!30度オーバー。走り出し、思ったよりスピードが出ず、あれ?これは暑くてバテてるのか?それとも、グランツールの選手のように体調の悪いBAD DAYなのか、様子を見ながら走る事にしました。

BAD DAYというと、大げさなんですが、6月末の富里スイカロードレースの為に、ジムでランニングをしているのですが、快調に走れる日と、意外と早くバテてしまう日の差が激しいのです。途中、名栗方面最後のコンビニ、セブンイレブンでスポーツドリンクを補給しながら、ガリガリくんを食べていたのですが、止まっているのに、めちゃめちゃ汗が出てきます。んー暑さなのかなあ。

ブルータープ

さて、名栗方面のカフェは制覇したつもりだったのですが、久しぶりに行くと、新しいカフェが出来ていたりします。今回は、有間ダム方面手前の、「ブルータープ」へ。「BBQやcampで作る料理」をコンセプトにしたカフェレストランです。

自転車ラック

名栗方面の飲食店は、ほとんどのお店でバイクラックを設置しています。たぶん、設置率9割ぐらいなんじゃないでしょうか?

今、山梨県の富士吉田市は、市内の飲食店などを対象に自転車スタンドを無償で貸し出する取り組みを始めました。自転車乗りには、で富士山周辺も人気なのですが、飲食店にバイクラックがあると、もっと気軽に立ち寄れるという声を拾い、市の職員が手作りで作り、希望した37店舗に貸し与えたそうです。

都内や埼玉のヒルクライマーにとっては、飯能や、越生は、その出発点、休憩スポットとなり、多くの自転車乗りが訪れるので、早くからこの点に気づき、バイクラック設置店が多いですね。荒川上流のお店も、バイクラック完備のお店が増えているし、やっとチャリカフェ文化が根付きつつあるような気がします。このブログを始めた頃は「チャリカフェ」なんて言葉無かったしね。

テラス

この日は暑かったので、テラス席へ。
すぐ下を名栗川が流れていて、鮎釣りらしき人々も。涼しげな風景が広がります。奥の大テーブルの方では、BBQっぽい事をしています。この辺はキャンプ場も多いですが、手ぶらで、料理だけという使い方も出来ます。

スペアリブ

頂いたのは、土日限定のメニューで、スペアリブのグリルと、フェジョアーダ。1200円。みかんジュース500円の所、ランチ200円引きで、合計1500円。
ご近所だと、ご近所割り100円。SNSアップで100円引きと、割引もあります。フェジョアーダは、黒いんげん、ベーコン、ミミガーを煮込んだもので、ライスに添えられている物が、そうです。

のんびりランチしたせいか、ドラクエで宿屋に泊まった時のような回復感が感じられます。て事は、待望の有間峠リベンジしちゃおうかな。4年前の秋にほぼ上まで行ったんだけど、日没が怖くて、途中断念。今は日没の心配もないし、ゆっくり行ってみるかな。

■BBQ & Camping Kitchen 「BlueTarp」
■埼玉県飯能市下名栗755-1
■営業:11:00~17:00(L.O.16:30)
■定休日:月曜日
場所はこのへん
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Kitchen2687(飯能)

飯能

土曜日、東京は気温27度まで上がるというし、天気もいいので、今週こそ飯能へサイクリングしようと思っていたのですが、前日、ジロ・デ・イタリアを見ながら、酒飲んで、酒が進んだせいで、まんまと寝坊。本来なら自走で行くはずだったのですが、飯能駅まで、輪行という名のルーラを唱えて、ワープしました。

河原

天気はいいのに、河原はわりとスッカスカ。
どうやら皆さん、GWで力を使い果たしてしまったらしく、バーベキューの人達もまばら。本来なら空いていてラッキーな感じなんでしょうけど、いないと逆にさみしい感じもしてしまうのは、どうしてなんでしょう。

裏道

東京を出るときは、少し蒸し暑い感じだったのですが、飯能の裏道は、蒸し涼しいです。湿度は高い物の、今の時期、まだ山道の木陰は肌寒いぐらいで、湿度の高い涼しさ、蒸し涼しい(造語)が体験出来ます。日向では、蒸し暑かったので、急な蒸し涼しいに脳がついていけず、何か変な感じなのですが、肌が変化を感じます。

湿り気のある空気は、空気が重いというか、極端な話をすると、肌にヌルっと来る感じ、プールの中を歩くような抵抗の、超軽い版を肌で感じます。エアコンに慣れている人は、何を言っているのかさっぱりだと思いますが、自転車乗りの人ならわかってくれると信じたい。湿度の高さが、肌に感じる抵抗の高さでわかるというもの。雨が降りそうな時も、こんな感じだったりします。

川

いわゆる、のんびりポタリング系なので、名栗方面に行くときは、極力埼玉県道53号線を使わずに、川を挟んだ反対側の道を行くようにしています。その方がこういう川の風景も楽しめますし。

集団で走るのが苦手なのは、スピードと距離重視になりがちで、風景を楽しめず、自転車が移動手段になってしまう事。別にレースに出ようとか思っていないので、そういうトレーニングは、僕には必要ありません。ましてや時短の為のコンビニ飯や、チェーン店での補給などもっての他です。自転車で、ただ旨いものを食べに行く。同じ趣味の人、いそうでなかなかいないんですよねえ。

橋

飯能の唐竹地区から、橋を渡って県道53号線に戻る事に。

清流

この橋を渡った所にあるのが、今回の目的地の一つです。

外観

前から気になっていた、Kitchen2687。
出来たのは1年前からチェック済みだったのですが、木金土営業なので、日曜にサイクリングする事が多かったので、なかなか入る機会がありませんでした。お店の前にバイクラックあり。車で飯能方面から来ると、カーブの内側にあるので、見逃されがちと、お店の方が言っていました。実際、僕が入っていくと「お電話くれた方ですか?」と言われたのですが、電話したのは、後で入ってきた、お車の方。やはり、カーブで見落としてし、行き過ぎてしまったと言っていました。

内装

窓の大きな明るい店内。
ギャラリーのようにもなっていて、アートが展示されています。高ポイントだと思ったのは、トイレがパナソニックもアラウーノだった事。トイレマニアの方々と話したとき、「飲食店は全てアラウーノにすべき!」と熱弁していました。蓋をあけると、水のたまる部分に泡が敷き詰められ、男性のおしっこが飛び散らず、臭わないないという最新のトレンドです。

テラス

汗もかいたので、風そよぐ外のテラスへ。
この時期、暑くも無く寒くも無く、テラス最高日より!木立の向こう側は名栗川なので、耳を澄ませば流れる水の音が。こういうのがデジタルデトックスの成果で、座ってすぐにスマホを開いてしまうと、そちらに気をとられ、気づかないかもしれません。エアコンとスマホは、人の五感を鈍らせる元凶だなあ。(持論)

階段

音に誘われて、そちらの方向に目をやると、茂みの中に階段が。「川に降りられるんですよ」とお店の方に教えてもらい料理を待っている間に、行ってみる事に。

デッキ

河原にデッキが作られていて、川面が夏のような日差しで照らされています。

川

しゃがんで川面を覗くと、湧水のような透明度。テラスから約20歩で、こんな風景が見られるんだから、スマホいじってる場合じゃないでしょと。スマホいじるなら、ツイッターとか見るより、写真撮りなさいよ。

このお店、「川のそばに住みたいね」と話していたオーナー夫妻がこの場所にめぐり合ったことが、カフェオープンのきっかけに。店名は、オーナーが「じろう」さんと「はなよ」さんのお店という事で、kitchen2687に。kitchen26874になる可能性もあったという事ですね。

ちょうど一週前までは、GWで山あいの川にも人が溢れ、橋から川に飛び込んだり、水遊びする人達で賑やかだったそうですが、GWから一週間後は、こちらも静寂の風景でした。

定食

さて、頂いたのは、椀プレート、1000円と、セットドリンクのルイボスティー200円。
牛肉がたっぷり入った汁物と、玉子かけご飯、今日の小鉢は、厚揚げのそぼろ餡かけと、小松菜と油揚げのおひたし。平日、不健康な酒飲みなのに、なぜに週末急にヘルシーになる?田舎料理は味は濃いめになりがちですが、繊細な薄味。もし足りなかったら、お醤油をちろっとかけてくださいと言われましたが、そのまんまで十分。持って来て頂いた時、「黄身が双子でした!」と笑顔で言われ、なんか、いいことありそうだぞ!と、これだけで幸せ気分に。

あまりにも快適なソファーの事を、人を駄目にするソファーとか言っちゃうけど、ここは、人を駄目にするカフェだね。風、水音、美味しい料理、もう動きたくない。このままテラスで、ボーっとしてたい。そんな気分を振り切るのが、大変でした。

P.S.
お店を出る時に、「ボトルに水とか氷とか大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。自転車乗りに優しいカフェです。

■kitchen2687(キッチンニロクハチナナ)
■埼玉県飯能市 赤沢185-2
■営業:11:30~19:00
■定休日:月、火、水、日
場所はこのへん
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