桃月園皐月家香麦荘(指扇)

荒川

今年初の荒川サイクリングロードです。
ブログをチェックしたら、去年は2月の終わりに出撃しているんですねえ。インスタでは女性サイクリストが走り始めているのを見ていたのに、何でだろう?この時期まで、やる気スイッチが入りませんでした。重い腰を上げ、今年は、東京の桜の散り始めが早かったので、ロードバイクで北上して、満開の桜を見に行く事にしました。

秋ヶ瀬公園

いつも休憩を入れる秋ヶ瀬公園、ピクニックの森B駐車場。こちらの自販機の前にはサイクリストが集まるのですが、その奥に、今日はバードウォッチの方々がいらっしゃいました。

バードウォッチ

年を取ると、「花鳥風月」の順番で自然を愛でるようになると、言われていたりしますが、満開の桜を求めて北上する僕は、第一段階で、こちらの皆さんはすでに2nd stageに進出されたのかもしれません。

田んぼ区間

米が出来るまでを学べる、田んぼ区間。
今はまだ苗作りの期間でしょうか?種籾を水に浸して発芽しやすい状態にしている時期だと思います。まだ家の近くのビニールハウスでの作業の時期ですね。たぶん。通常だと田植えはゴールデンウイークの時期なので、この後、田起しが始まり、水を入れて代掻きしていく事になります。

行き止まり

西遊馬公園の縁を走るコースは今も工事のため通行禁止で公園内を迂回して走る事になります。

通行禁止

本来なら2月で工事が終わっているハズなのに、未だに通行禁止です。

荒川CR

西遊馬公園から土手に戻り、川越線の指扇駅を中心としたエリア。実はこの付近、劇的にサイクリスト向けのお店が増えています。

桃月園

土手の下の森の中には、サイクリストにおなじみのVIAがありますが、その森のような一角を、桃月園と言います。入り口の所に掲示されていた歴史を読むと、戦後の食糧難の時期に、ここで桃を作り始めたそうで、その後、食糧難が解決すると、盆栽を作り始め、世界に輸出したのが、この桃月園の始まりのようです。看板の成勝園は、盆栽屋さんです。

かき氷

入ってすぐ右手のアトリエの2階に、かき氷屋さんが出来ていました。四谷 荒木町にある季節限定(6月下旬~11月中旬)のかき氷屋さんRyanの2号店で、Ryan02(ライアンマルニ)。四谷のお店は、かき氷マニアの間で有名のようです。メニューを見たら、かき氷だけじゃなくランチメニューもあるので、今度はこちも寄ってみましょう。

小麦荘

さて、今回のお目当ては、こちらの桃月園皐月家香麦荘。まるで漢文のようですが「とうげつえんさつきやこむぎそう」と読みます。VIAの向かいにサイクルラックのあるカフェが出来たと聞いたのですが、事前にリサーチしてみると、豊島区の要町にあるベーグルのお店「香麦荘」のサイトに、こちらへのリンクがあったのです。香麦荘は家から割と近く、かつて行った事があるお店です。

こちらのオーナーさんが、その香麦荘のベーグルに惚れ込み、そのベーグルを使ったカフェをやってみたいという事で、こちらを作ったのだそうです。2017年の9月30日のオープンです。

キーマカレー

となると、普通はベーグルのプレートを選ぶのですが、こちらはキーマカレーも人気のようで、ベーグルは再び要町に行って食べる事にして、14種類のスパイスを使用したキーマカレーのセットを頂きました。サラダとドリンクがセットになって、1080円。パクチーと生玉子を乗せていいか聞かれますので、苦手な方は、事前に申告するといいでしょう。僕は、ノープロブレム。

イタリア直輸入のエクストラバージン・オリーブオイル使った、手作りのドレッシングが小さいポットで出され、野菜も美味しく食べられるのがいいですね。

コーラ

この向かいには、同じく古民家カフェで、サイクリストには有名なVIAがあります。されに入り口付近には、Ryan02。森の中で3つのカフェがビレッジを形成しています。

高速道路の事を、ハイウエイオアシスと言ったりしますが、荒川のサイクリングオアシスとして、注目される場所になりつつありますね。

■桃月園皐月家香麦荘
■埼玉県さいたま市西区西遊馬3131
■営業:
09:00〜18:00(土日祝日)
10:00〜18:00(月火)
■定休日:水木金
場所はこのへん
お店のサイト

カフェ

さて、ここからすぐ。川越線を越えた所にかつてあったサイクリスト御用達のピゼリアが、惜しまれつつ閉店しましたが、その店舗を使って、新しいカフェが出来ていました。ベニーノ・ヴィッラ。サイクルラックも設置されていて、すでに何台ものロードバイクが停められていました。こちらも早急にチェックしなければですね。

それにしても、最近のサイクリスト向けのカフェの増え方すごいですね。このブログを始めた頃、2010年って、そんなに無かったんですよ。サイクリングのグルメ記事といえば、蕎麦ばっかりで。だからそういう文化を創ろうと「チャリカフェ」を名乗った訳ですが、あとは、都心のカジュアルなチャリカフェが増えてくれると、移動手段としての自転車が、もっと見直される気がします。すでに、おしゃれママたちが、クロスやミニベロで、カフェめぐりしている様子が、インスタにあがり始めていますし。

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ぽれぽれ(飯能)

飯能駅

飯能に新たな古民家カフェがオープンしたのをチェックしに、まずは輪行で飯能駅へ。

写真では見えにくいですが、この日は階段下に、輪行組が、5人ほど。名栗方面は、ヒルクライム好きには、うってつけの峠が色々あるので、人気になって来てるんでしょうね。さらに、名栗方面は、カフェの新規オープンが続き、どのお店もサイクルラックを完備し、まさにチャリカフェ天国になって来ているのです。

このブログを始めた頃は、誰も「チャリカフェ」なんて言葉使ってなかったし、ローディーはみんな蕎麦屋や大盛りの店ばっかりで、自転車でカフェに行くって文化なかったけど、最近、自転車乗り向けのカフェが増え、それを、チャリカフェて呼ぶ人増えましたね。

飯能

さて飯能から名栗方面に向かう時、飯能八坂神社まで行って、左折して、県道70号飯能下名栗線に出る人多いですが、最初、道が狭くて交通量も多いので、手前の「こども図書館」の所を左折し、赤い割岩橋を通って、裏道を走ると、来るが全然来ないので、僕はこちらを使っています。

名栗川

橋から覗くと、名栗川(入間川)の河原は、水遊びやBBQを楽しむ人達で賑わっていました。

裏道

橋を渡ったら裏道へ。森の中を走ったりするので、今の時期は、直射日光を避ける事が出来て、体感温度が3度ぐらい違います。ヒルクライムを前に体力を温存できるし、熱中症対策にも、いいんじゃないでしょうか?

こんなコースを通って行くと、ちょうど原市場の、セブンイレブンの手前に出ます。

セブンイレブン

自転車乗り御用達のこのセブンイレブンにも、サイクルラックが設置されていました。自分はすぐ目に入った道路側に止めましたが、この奥にも、サイクルラックが2台あるので、そちらの方が、何かと補給とかに便利かも。

Kitchen2687

飯能の名栗方面は、色々新しいカフェが出来ていて、新たにオープンしたのが、Kitchen2687。基本、木金土しかオープンしておらず、この日は、日曜だったので、残念ながら入店出来ず。こちらにもサイクルラックがありました。

ぽれぽれ

ここからスグの所に、大きな大根のオブジェがあります。こちらが、今回のチェック店、古民家レストランの「ぽれぽれ」名栗の杜の造形作家、吉川さんのデザインだそうです。この付近は、陶芸+カフェの「壺小屋」だったり(サイクルラック有)東京から移住して来た人達の芸術村っぽくなりつつありますね。

そういえば、奥武蔵グリーンラインの山頂のカフェ、忘路庵カフェは、木工家具作家 小島伸吾さんの工房&カフェ。檜原街道の、茶房むべは、陶芸家のカフェ。田舎に移住出来る方は、芸術家の人が多いのかな。

サイクルラック

飯能方面から行くと見えないので、気づきにくいのですが、名栗側のバス停との間にサイクルラックがあります。最初、玄関脇に止めようとしたら、「反対側にサイクルラックありますよ」とお店の方が教えてくれました。

店内

古民家でありながら、新しさと融合され、照明や色んなものが、デザインされていて、和モダンな感じ。1階は、4人用のテーブルが3つと、大テーブル僕は窓際の端っこにある2人用の席へ。日曜のランチ前に飛び込んだので、運良く座れましたが、すぐに満席になりました。空席確認と予約の電話も、何本もかかっていました。

サイクルジャージ客は、他にいなかったので多少浮きましたが、サイクルラックを備えているという事は、お店の方は、自転車乗り歓迎なので、大丈夫です。

カレー

頂いたのは、お店のオススメの「ぽれぽれカレー」サラダとドリンク付きで、1100円。じっくりと煮込まれているビーフカレーで、肉が柔らかい!名栗方面にサイクリングされる方!飯能にまた新たなチャリカフェ出来ましたよ!

■古民家レストランぽれぽれ
■埼玉県飯能市赤沢220-2
■営業
11:00〜14:00(ランチ)
11:00〜14:30(土日祝)
14:00〜17:30(ティータイム)
ディナー:18:00〜21:00(予約のみ)
■定休日:水曜、第二火曜日
場所はこのへん

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