カフェ・サクラ(聖蹟桜ヶ丘)

府中

多摩市を目指し、まずは千川通り〜五日市街道〜小金井街道で府中まで。
旧甲州街道に入ったら、以前行った中久本店喫茶室・蔵の所で府中街道へ。
途中から都道・府中町田線に入って、多摩川方面へ。

関戸橋

京王線・中河原駅近くの関戸橋を渡れば、反対側はもう多摩市です。
この関戸橋下の川原では、毎年4月と10月の第三土曜日に、
自転車用品のフリーマーケットが行われているそうで、
まだ参加した事はないけれど、一度覗いてみたいものです。

実際に行われるのはこの橋の下をくぐった反対側の川原なんですが、
関戸橋は、歩道が右側にしかなく、写真を撮ったりしたいので、
こちら側からアプローチ。

多摩川

やはり、こういう風景の場所に来ると開放感があります。
部屋にこもっていると、精神的によどんでしまう事があるのですが、
たまにこういう所に来ると、悪い気が心の中から抜けていくように感じる事も。

あんまりヒーリングだとかそういう物を熱心に信じるタイプではないのですが、
小さな事でくよくよしているような時には、マジで気持ちいいですよ。
こういう場所。

あ…、今現在は、特にくよくよしてませんが、それでも気持ちいい!

河原

こんな感じで、ボーっとする。
この写真じゃわかりにくいですが、実は女子2人。
まあカフェで女子会もいいですが、こういう友人関係っていいですね。

彼女達2人がいてくれたおかげで、思いのほか、いい写真になりました。
こういう、何でもないようで 幸せそうに思える写真が、
もっと撮れるようになるといいなと思う。
オレは虎舞竜か!

カフェ・サクラ

多摩川サイクリングロードのある、あの河原から、
少し住宅街に入った所にあるのが、
今回の目的地の一つ「カフェ・サクラ」。
少し古い建物を利用したお店。

店内

古民家って程じゃないんですが、昭和の香りの漂う建物を生かし、
素朴な感じでアレンジ。
池袋のランプにちょっと雰囲気が似てるかも。

床

学生時代リフォームのバイトをしていたからわかるのだけど、
床タイルを剝がして、タイルや接着剤の後をキレイに整地した床。
最近、こういう床のリノベーションカフェも多いですが、
これはこれで、味があって好きです。

店内

壁には手作り系のアートや小物が並んでいたりして、
それがまた素朴な空気感を作り上げています。

パン

棚の中段、少しだけど手作りのパンも売られていました。

スープカレー

頂いたのは、スープカレーのセット900円。
サラサラのカレーといよりは、コンソメスープぐらいのスープ具合。
でも具に鶏のもも肉が一本丸々入っていたり、
大きめにカットされた野菜が入っていたりと、食べ応えは十分。
スープは見た目よりスパイシーなんだけど、不自然さがなく
「スパイシーだけど優しい感じ」って、伝わるかな?

以前
「カフェには風の谷のナウシカの本が置いている率が高い」
という説を唱えた事があるのですが、
オーガニックなカフェでは、カレーはサツマイモ率が高い!
という、新説を。
漠然とそう思うのだけど、確かに多い気がします。

このお店の前の道を歩いて2~3分行った所が、
先ほど女子2人がのんびりしていた河原。
時間がある時に、ここでお食事して、そして河原までお散歩というコース、
特にこの近所、聖蹟桜ヶ丘とか多摩市に住んでる方には、
休日の過ごし方として、オススメしたいです!

■cafe・sakura(カフェ・サクラ)
■東京都多摩市関戸2-23-18
■営業:12:00~19:00
■定休日:木曜日
場所はこのへん
お店のサイト

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
これで多摩市制覇!

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フィネル・コーヒー店(和泉多摩川)

多摩川

※このお店は閉店しました。

「何でそんなに自転車にハマったんですか?」と、よく聞かれるのですが、
改めて考えてみても、自分でもよくわかりません。

冷やかし半分で「自分探しの旅ですか?」とも言われたりするのですが、
自分探しなんてした事がありません。

自分探し…した事がある言えば、
死ぬほど酒を飲み、
翌日、財布の中の金額の減りや領収書、携帯の着信や発信の履歴、
なぜか出来ている擦り傷やアザなどから、
失われた昨日の記憶を探す自分探し。
これなら、したことがあります。
というか、しょっちゅうです。
こちらは慣れたもので、もはや推理力は金田一耕助なみです。

携帯が無い!どこにも無い!
もしかして…と記憶探偵の勘で、冷蔵庫を開けたら、
ピンポーン!ありました。
なぜわかったのか、解説しましょう。

テーブルの上に飲みかけの缶チューハイがありました。
それがヒントとなりました。
酔って帰って来た→それでもまだ、もう一杯飲みたい
→冷蔵庫を開ける→缶酎ハイを取り出す
→反射的に、反対の手に持っていた携帯を冷蔵庫にしまった。

これまでに、このパターンで、携帯電話の他に、
テレビのリモコンや、デジカメなどが
冷蔵庫から発見された事があったのです。

話がだいぶそれました…。
なぜ、自転車にハマったのか?こちらが本題でした。
これはきっと、
「ここまでこれたから、次はもう少し行ける」
それの繰り返しで、自然に距離が伸びて行ったのだと思います。

最初は甘いカクテルしか飲めなかったのに、
いつの間にか強い酒が飲めるようになっていた。
たぶん、それと同じです。
例えがまた酒で、なんですが…。

慣れというのは恐ろしいです。
かつて自転車で二子玉川まで初遠征した時は、遠いと思った多摩川も、
今では「天気がいいから、ぷらーっと行ってみるか」というカテゴリーに。
以前は、自転車で行ける訳がないと思い込んでいたハズなのに、
一度行くと、あの距離だったら…と思えるようになるから不思議。

以前と同様に、
高円寺から東京都道428号高円寺砧浄水場線の水道道路に入り、
ほぼ一直線で砧までやってきました。

フィネル

水道道路を真っ直ぐ行くと砧の浄水場へ着くのですが、
そこから多摩川沿いを上流方面に少し向かった所にあるのが、
土手沿いのカフェ、フィネル・コーヒー店。

秋とは言え、この日は小春日和だったので、
テラス席も良さそうだったのですが、
チラリと覗いたら、内装が素敵だったので、中の席へ。

店内

一人用の席一つに対し、一つの窓。
自分専用の窓から外が眺められる。
なんだか船のような水族館のような、
はたまた美術館のような変わった雰囲気。

反対側には大テーブル。

全体的に自然の感じを生かしつつ、シンプルな感じが素敵。
例えるなら、オーガニックコットンのような、清々しさ。

コーヒー

静かな店内。
BGMはかかっているのですが、音量は低め。
だから、ちゃんとカフェの音が聞こえます。

お湯を沸かす音。
豆を挽く音。
シュッシュッ!とあがる蒸気音。
そして音に代わって、
狼煙のようにコーヒーの香りが立ちのぼると出来上がりの合図。

タマゴサンド

タマゴサンドは600円。
フィネルブレンドは、400円。
おかわりは250円。

「パンが美味しいですね」とお店の方に言ってみたら
京王線の国領にある
「ブランジェリー・トレシェル」から取り寄せたものだそうです。
なんでも、京王線三大パン屋さんと言われているのだとか。

家に帰ってきてから、パン屋さんの本を見てみたら、載ってる。
「小さなパン屋さんだけど、ひっきりなしに人が並ぶ」と紹介されています。

奥様が色々試してみたら、一番美味しかったので、
今は、これを使っているとの事でした。

お料理もコーヒーもシンプルで美味しい。

よく田舎に行くと、空気が旨いと言ったりしますが、
ここは、お店の中に流れている空気感が旨い…と言った感じ。
多摩川の自然と、お店のナチュラルな雰囲気が、
絶妙にシンクロしていて、心地よかったです。

心のデトックスというと、なんだか大袈裟ですが、
のんびりした後、どこかスッキリした気分で、お店を後にしました。

※このお店は閉店しました。

■フィネル・コーヒー店
■東京都狛江市駒井町3-6-4
■営業:11:00~日没
■定休日:月火水(祝日は営業)
場所はこのへん
お店のサイト

バーベキュー

多摩川沿いを上流に向かってみると、小田急の鉄橋の下ではバーベキュー大会が。
今、話題の有料バーベキューでしょうか?
ここは違うのかな?

P.S.
二子玉川の川崎側が有料だそうで、狛江は無料だそうです。

貸しボート

すぐ近くでは貸しボートもやっていました。
釣りをしている人も多いので、ハゼ釣りとかにいいのかもしれませんね。

多摩水道橋

多摩川水道橋を渡って、反対側の登戸へ行ってみました。

登戸

実はココ、自転車乗りにとって、抑えておきたいポイントと言われているからです。

茶屋

河原には多摩川サイクリングロードの右岸コース(川崎側)があり、
その休憩ポイントとして、自転車乗りに愛されている茶屋が二軒あるのです。

この日も、沢山の自転車乗りが!

ボロッちい小屋(失礼!)に、何気なく自転車が立てかけられているように見えますが、
この自転車、よく見たら、DE ROSAのKING3 RSでした。

…と言ってもピンと来ないかもしれない人が多いかもしれませんが、
完成車価格、およそ150万円という高級車です。

気軽にチャリとは言えませんね。
それを普通に言えるのが、本当のお金持ちなんでしょうか?

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
狛江市制覇!

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