ココハウス(指扇)

荒川

※このお店は閉店しました。

今年に入ってから初めての荒川サイクリングロード。
ミニベロは乗っていたにせよ、
4ヶ月、いやほぼ5ヶ月もロード乗らないなんて…。

年末に父親が倒れたというのと、
仕事では4月に大改編をやると年末に予告されていたのもあって、
ロードに乗れる状態じゃなかったというのが正直な所。

久々に、そのモヤモヤを吹っ飛ばそうと、荒川に出ました。
ロードに乗っていると、雑念が振り払われるというか、
自然の中を走るというのは、やはり精神衛生的に良いです!
頭の中のモヤモヤも風に吹かれて、少しずつ振り払われて行きます。

荒川CR

この日は、たぶん初心者と思われる方々が非常に多かったです。
私服系ポタリングファッションの人が多く、
中にはコットンで汗だくになっている人もいましたけど、
サイクルジャージが少ないのにビックリ。

いても、カペルミュールとかファッション系。
UCIのレプリカは、AG2Rを1人観たぐらい。
自分もロット・ベリソルじゃなくraphaで出かけました。
でも春先の長袖ジャージは、途中ちょっと暑かった。
止まるとちょうどいいんですけどね。
今週末は25度を超えるから、半袖必須でしょうね。

荒川CR

恒例の稲の一生観察区間、田んぼ区間は、代掻きの最中。
ゴールデンウイークが田植えなのかな?

武蔵野線

川越線の踏切越えたすぐの所から、荒川サイクリングロードは工事中。
ピゼリア側の仮の道路を通ります。

ココハウス

さて、この川越線を越えた指扇付近では、
チャリカフェとしては、だいたいピゼリアが定番な訳ですが、
新たに自転車乗り御用達に出来そうなカフェ情報をみつけ、行ってきました。

ピゼリアから大宮方面に戻る感じで、川越線をくぐり、
指扇駅の入り口の信号をちょっと越えた所にあるのが、
ココハウス。

2階が美容室で、1階がカフェです。
ピゼリアから300〜400mぐらいかな?

店内

雑貨屋さんも兼用した店内の席。
この他にも、いくつか部屋あり。

テラス席

でも自転車乗りは、テラス席がいいでしょうね。
これからの時期は、汗臭いんじゃないかと気を使ったりしなきゃいけないし、
外の方が気楽です。
テントみたいな屋根もあるので、日差しも大丈夫。

ランチ

お勧めのランチは、照り焼きバターチキン、
スープ、ドリンクがセットになった1100円。

その他、ベーグルサンドセット750円、
ビーフアボカド丼850円なんかもあって、
女性サイクリストには、いいんじゃないですか?

駐車場

お会計の時に、サイクリストが多いか聞いてみたんだけど、
今はまだそんなに多くないとの事。
「日曜が定休なのもあるんじゃないですか?」
なんて、言っていましたが、ここがいいのは自転車が目視出来る事。

見えるところでご飯が食べられるので、盗まれる心配がない。
最近は、榎本牧場でも盗難があったそうで、
ワイヤーロックもペンチで切って、一瞬で盗む輩が多いのだそうです。

お店の方に、こうして見えるところで食べられると助かるという話しをしたら
「本当はパイプで掛けられるようになっているといいんでしょ」
と言われたので、それは助かりますねと言っておきました。

自転車乗りのお客さんが増えると、サイクルラックも完備するんじゃないですか?
上江橋渡るorくぐる前に一休みする場合は、
こちら使ってみてください!

※このお店は閉店しました

■ココハウス (COCO HOUSE)
■埼玉県さいたま市西区土屋515-8
■営業:11:00~18:00
■定休日:日曜・祝日
場所はこのへん
お店のサイト

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六分儀(盛岡)

盛岡城

※こちらのお店は閉店しました。

盛岡は、ちょうど桜が満開でした。
最近、城にも興味が湧き、盛岡城へ。
天守など建物は残っていませんが、東北では珍しい総石垣の城。

城マニアに言わせると、鉄筋コンクリートで作られた復元天守を作るぐらいなら
逆に何にも無い方がいいそうで、
石垣や城の造り(設計)を眺めながら、
どう攻めたらどう守るかなどを想像しながら見るのが、通なのだそうです。

盛岡城は、北上川と南東部を流れる中津川の合流地点に立てられ、
川を掘に見立てて、造られています。

花見

城内では、ちょうどお花見で盛り上がっていました。

岩手銀行

盛岡城の掘の役割を果たしている中津川の対岸に、
岩手銀行旧中ノ橋支店があります。
東京駅を設計した建築家である辰野金吾の作品。
現在は、保存用の修復工事中でした。

六分儀

その近くの路地を曲がったところに、盛岡では有名な喫茶店、
六分儀があります。

店内

店内はアンティーク調に造られ、静かで落ち着いたお店です。

ホットサンド

頂いたのは、チーズとコンビーフのホットサンド、400円と
キリマンジャロ550円。

素朴でありながらも、丁寧な仕事で美味しい。
たぶんハンドピックなんかもしてるんじゃないかな。
キリマンジャロは、雑味がなく口当たりもなめらかでした。

※こちらのお店は閉店しました。

■六分儀
■岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目4-15
■営業:10:00~19:00
■定休日:火曜
場所はこのへん

六分儀

ところで、お店の名前にもなっている六分儀は、
天体観測や、船舶の天測航法用に使用されたもの。
天体の高度を測定し、自分の位置を割り出す道具です。

「自分の立ち位置を見極め迷うことなく進む」
という意味が、店名に込められているらしいです。

実は、今回、盛岡を訪れたのは、父の最後を看取るためでした。
昨年末に入院して以来、闘病生活を送ってきたのですが、
高齢でもある事から、次第に衰弱して来ていました。

もう十分生きたから、このまま逝きたいと言っていましたが、
家族としては、はいそうですかと言うわけにもいかないので、
「せめて誕生日までは頑張ろうよ」
と、声をかけていました。

そして誕生日である4月18日、
午前中に看護婦さんに誕生日を祝って頂いていたのですが、
午後になって容態が変化し、家族全員が揃うのを待って臨終。
家族との約束を守って、旅立っていきました。

実は3年ぐらい前から終活も行っていて、
葬儀会館の会員になり、前払いで葬儀代金の一部も支払われていました。

まさに、この店名の通り、
自分の進むべき道を見極め、その通りに進んだ人生だったんじゃないかと、
家族とも酒を酌み交わしながら、父親の人生を振り返りました。

墓地まで続く道も桜並木で、まるで映画のエンディングのようでした。
ハッピーエンドと言ってもいいんじゃないかな。
父のおかげで、和やかにお別れする事が出来ました。

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