カフェ・チャノマ(練馬)

チャノマ

※このお店は閉店しました

あけましておめでとうございます。
お正月はカフェが開いていないので、昨年行った時の写真になりますが、
新年1発目の記事を更新してみたいと思います。

行ったのは、練馬の消防署の裏手にあるカフェ・チャノマ。
きっとお茶の間のようにくつろげる空間を目指してつけられた名前だと思います。

茶道で使うのは茶室。
茶の間はもっと一般的なくつろぎの場所として使われています。

ん?使われているのか?

茶の間のある家って、いったいどのぐらいあるんでしょう?
現在では居間、もしくはリビングという言い方の方が定着していますよね。
3LDKという間取りはありますが、
茶の間を入れて、3CDKという家はありません。
茶の間という言葉は、「タートルネック」を「とっくり」と呼んだり、
「ベスト」や「ジレ」を、「チョッキ」というぐらい死語っぽい扱いになっています。

ところがです。
この「茶の間」がまかり通っている世界があります。
TV番組です。
高層マンションのオシャレなリビングにいようが、
安アパートの1室にいようが、
「TVをご覧のお茶の間の皆さ〜ん」と呼びかけられます。
「TVをご覧の皆さん」でいいと思うのですが、
「お茶の間」を入れる理由は何なのでしょうか?
特に、明石家さんまさんは、視聴者の事を「茶の間はやな…」とか、
「茶の間はこういうの好きやねん」と、好んで使っていますよね。
これはファミリー向けの番組だという意思表示なんでしょうか?

いつしかTVで「リビングの皆さん」と呼ばれる日が来るのでしょうか?
それとも、下駄が入っていないのにいつまでも下駄箱だったり、
筆が入っていないのに筆入れだったりするように、
いつまでも「お茶の間の皆さん」なんでしょうか?

新年の1発目だというのに、初っぱなから話は大きくそれましたが、
ともかく行ったのは、チャノマというカフェです。

チャノマカレー

チャノマカレーは800円。
一家団欒、誰でも食べられるというようなイメージの優しい味で
シンプルなんだけど、野菜などの形がなくなるほど、よく煮込まれています。

この日は休日だったので、ランチセットは無かったのですが、
平日だと、サラダ、スープ、ドリンクがセットになって980円という
ランチがあるようです。

アイスカプチーノ

アイスカプチーノは500円。

奥にお客さんが多かったのでカメラを向けられませんでしたが、
このようなテーブルが横にずらりと並んでいて、細長いお店。
一番奥はソファー席になっていて、ゆっくりとくつろげます。
女性2人でやっているお店なのですが、
そのせいか女性同士のお客さんが多く、ガールズトークに花が咲いています。

店内は白い壁に、ナチュラルな木のテーブル。
シンプルながら、所々に可愛い小物も。
そして膝掛けが用意されていたり、そういう女性店主ならではの気遣いが、
女性客の心を掴んでいるのでしょう。

1人でもくつろげますが、
友達と行って話に花をさかせるのが楽しいかもしれませんね。
友人とくつろぐ茶の間というような空間です。

■CAFE chanoma(カフェ・チャノマ)
■東京都練馬区豊玉北5-1-1
■営業:12:00〜25:00
■定休日:なし
場所はこのへん

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シマ(代々木八幡)

ビル

※こちらのお店は閉店しました。

前回のcoruri/cafe 家(コルリ・カフェ・イエ)に行った後、同じビルの2階にあるshimaに同時に行くのがカフェ好きのゴールデンコースと言いましたが、もちろんそれを実践しました。

看板

どちらも入り口は、この赤いドア。

階段

階段にはビーカーに入ったコーヒー豆。ミスマッチな感じが逆にいい雰囲気を醸し出しています。

ドア

二階の踊り場で、左手のドアを開けるとshimaです。

店内

コルリ同様にクラシックギターのBGMが流れていて、共通する雰囲気を持っているのですが、こちらの方が、よりシンプルなインテリア。

足踏みミシンなど使い込まれたアンティークが、店内にバランスよく配置されつつ、ビーカーのコーヒー豆同様に、無機質な感じと暖かな感じが同居し、不思議な空間を演出しています。

窓

古い雑居ビルを改装しているので、アルミサッシとか、適度に古い感じが、いい。そしてこういう雰囲気にはカリモクの椅子が合う。カフェの鉄板アイテムですね。この椅子。

こういう静かなお店に来ると、音に敏感になります。注文をした後に、ポットに水を注ぐトプトプという音。お湯を沸かす時にするサーっという音。こうして音を聞いていると、よく使うグツグツとかグラグラという音ではないですね。サーっという湯沸かし器の音に近く、その後、熱せられたポットが膨張する音でしょうか?テンテンという金属の音が時折します。

ブレンドA

コーヒー豆屋さんも兼ねているので、フェアトレードで仕入れた豆を自ら焙煎しているのですが、Aブレンドは、東ティモールの豆をベースにブレンドしたもので、普通は450円、濃いめは500円。濃いめを注文。酸味があり爽やかな後味。

話は変わりますが…。最近、ラーメンを食べて歩いても好みの味に巡り会う事が出来ません。流行のいろんな物が入っている物ではなく、鶏ガラベースのシンプルな醤油味で、澄んだスープの物を探しているのですが、豚骨がプラスされたり、魚粉が入ったり、脂が入ったりと、なかなか本来のシンプルで、すっきりとしたタイプの味にお目にかかれないのです。

同様に、普段気軽に飲むコーヒーも、なんとかマキアートとか、いろんな物がプラスされてしまっている物が多く、缶コーヒーでもブラックをうたいながら、原材料を見ると香料とか何かしら加えられている物が多いのです。

なので、こういうお店で豆の味がわかるブラックを飲む事が、逆に新鮮。徐々に豆の特性とかわかるようになってきました。美味しかったので、豆を購入し家でも入れてみる事に。さて、ここでの味を再現出来るでしょうか?

※こちらのお店は閉店しました。

■shima
■東京都渋谷区元代々木町9-6 フィッシュバーンビル2F
■営業:13:00〜21:00
■定休日:火曜日
場所はこのへん
お店のサイト

代々木公園

せっかく近くまで来たので、代々木公園に行ってみる事にしました。

噴水

笹塚の銀杏並木とは対照的に、こちらは紅葉どころか落葉も終わり、冬の情景。

個人的にムービーを写真風に撮るのにハマっていて、今回は、上の写真の風景を動画でも押さえてみました。動かない風景と、その中で動きのある噴水や鳥、そして遠くから聞こえる太鼓など、音のついた写真のようで、少しお気に入りです。

以前撮った、紅葉の善福寺公園の動画はコチラ

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