オルタネイティブ・カフェ(中野)

オルタネイティブカフェ

※こちらのお店は閉店しました。

中野の早稲田通り。
中野ブロードウェイよりもう少し大久保寄りに行った左手にあるのが
オルタネイティブ・カフェ。

alternativeは音楽だと「オルタナティブ」などと言われたりします。
英語では、「もう1つの選択、代わりとなる、異質な、型にはまらない」
…という意味。
当初はメタル以外のロックをオルタナと呼んでいたのですが、
そのうち色んなジャンルが乱立し、どれがオルタナだかはっきりしなくなりました。
それでも代表をあげるとすると、ニルヴァーナやレッチリあたりでしょうか?

さてさて、こちらのお店はどういう意味でのオルタナなんでしょうか?
と思いつつ、ドアに手を伸ばしました。

その前に、ご注意。
OPENと書かれている所にドアの取っ手があるのですが、
このガラス戸は、この面と左隣の面で観音開きになっているので、
普通とは逆の開き方をします。
通常は、OPENと書かれたドアの右端を押してしまうと思うのですが、
ここでは左端を押して開きます。
無意識に、皆、右側に手を伸ばし、
「あれ?開かない」と戸惑っている人、結構いました。

店内

店内に入って思ったのは、「あれ?中野っぽくない」という事。
中野ってどこかサブカルの匂いのするお店が多いのですが、
白を基調としたお店は、どちらかと言えば、スタイリッシュ。
洗練されています。

中野っぽくない中野という事で、alternativeなんでしょうか?
勝手な想像で真相はわからないですけど。

カウンター

カウンター席には電源があり、wi-fiも使えます。
なのでノートパソコンを持ち込んで、勉強している大学生がいました。
しかもストリーミングで講義の映像を見てる。
こんなのが普通なんて、すごい時代になったもんですね。

中野というとマン喫というイメージですが、
こういうオシャレな感じでネットを使うのも、また新たなスタイル。
alternativeって感じじゃないですか?

スコーン

クルミとドライフルーツのマクロビオティックスコーン、500円。
カプチーノ500円。

スコーンは、牛乳、卵、バター、砂糖を不使用。
でもメイプルが皿に添えられているので、甘さは十分だし、
自然の香ばしさが感じられるので、満足出来ます。
これを頂くと、そもそも牛乳、卵、バター、砂糖はいらないんじゃないかと思ったり。

今度は、ランチも頂いてみたいです。

中野のカフェで、カルマがサブカルの匂いのする中野っぽさに対し、
スタイリッシュな中野というのが、こちらのオルタネイティブカフェだと思いました。
どちらも好きですけどね。

※こちらのお店は閉店しました

■オルタネイティブカフェ(alternative cafe)
■東京都中野区新井1-3–3カーサ巴102号
■営業:11:30〜24:00
■定休日:月曜
場所はこのへん
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エスプレッソ・フェリーチェ・ロースター(雑司ヶ谷)

エスプレッソ・フェリーチェ・ロースター

※こちらのお店は閉店し、ネットショップとして再出発するそうです。

自転車でカフェめぐり、つまりチャリカフェのいい所は、
駅という概念がなくなるという事です。
「○○駅から徒歩○分、ちょっと遠そうだ…」という事がなくなります。

例えば、雑司ヶ谷近辺って、
副都心線を使おうとすれば、池袋か渋谷で乗り換えなければならず、
都電荒川線を使おうとすれば、大塚で乗り換えなければなりません。
じゃあ、JRの駅から歩こうとすれば、池袋も目白も、徒歩15分以上。

自宅のある西武線の江古田からは、池袋まで3駅、乗り換えて1駅だったのですが、
自転車だと「家」からクロスバイクで10分ちょい。
しかも、江古田からは道なり一直線だし、
雑司ヶ谷は「けっこう近い」でしかないのです。

なので、自転車で自宅周辺しか走った事がないという人、
ぜひ、勇気を持ってちょっとだけ遠出してみてください。
意外と近い事にびっくりするハズ。
その後は、行動範囲もぐっと広がります!

さて、徒歩だとちょっと遠い、車だと駐車場を探すのが大変というそんな場所で、
穴場のカフェを発見しました!

看板

「エスプレッソ・フェリーチェ・ロースター」
名前の通り、エスプレッソにこだわるお店。

店内

店内は立ち飲みスタイル。
背の高いスツールが2つぐらいあって、混んでなければそれに腰掛けられます。
コーヒーしかなく、店内にはローストされた豆のいい香りが漂っていて、
食欲ならぬ、飲みたい欲求が湧き出してくる。
「飲欲」という言葉はないのだけど、飲みたい欲求というのは何と言うのでしょう?

「のどが渇いたとき水を欲するように、心から望むこと。」は「渇望」だけど、
自由とか感動とかそういう時につかうような気がします。
コーヒーも渇望でいいのでしょうか?
ともかく、のどが乾いた時に水を欲するように、心からコーヒーを望んだので、
いい事にしておいてください。

カプチーノ

注文したのは、カプチーノ。
ロータスのカラメルビスケットが添えられて、380円。
自家焙煎をしているので、豆の香りが強く、
カップを口元に引き寄せると、コーヒーの香りがさらに鼻をくすぐります。

そしてこういうお店に足を運ぶようになってわかったことですが、
ラテでもカプチーノでも、コーヒーの味と香りがミルクに負けていません。
表面もハート型の可愛いデザインというだけでなく、
コーヒーとミルクを味わうために「層にしました」という感じ。
市販のカップや缶のラテとは違い、最初から全てが混ざった味ではなく、
「あ!コーヒー」「今度はミルク」みたいにそれぞれの素材の味が主張しながら、
口の中で徐々に混じり合い、最終的に味が完成されていくような感じ。

モネやゴッホの絵画や、山下清のちぎり絵に例えるのは大袈裟かもしれないけど、
近くではそれぞれの色が独立していて、少し離れると、一枚の絵に見えるという
点画技法のような、複雑な味わいなのです。

なので、最近は、こういうカプチーノを探すのが楽しみに。
お店の方のお話で、何軒が情報を仕入れたので、また自転車で回ってみたいと思います。

目白駅からは、椿山荘や日本女子大に向かう途中。
目白通りと、護国寺へ向かう不忍通りが分かれる、ちょいと手前にあります。
ぜひ、この道を通る機会があったら、立ち寄ってみてください。
自信を持ってオススメします。

※こちらのお店は閉店し、ネットショップとして再出発するそうです。

■エスプレッソ・フェリーチェ・ロースター
■東京都豊島区高田1-38-12 目白ガーデンハイツ1F
■営業:12:00~19:00
■定休日:不定休
場所はこのへん
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