氷カフェ あん(池袋)

あん

いつから「かき氷」は女性向けのスイーツになったのでしょうか?
ホットケーキがパンケーキという名のインスタ映えメニューになってからお店は女性で溢れ、行列が出来、オッサンの手の届きにくい物となってしまいました。そしてかき氷も、エスプーマでソースをムース状にした物が、インスタ映えメニューとなり、女性が殺到。

今回は久々に、そんな女性だらけのお店に突入するメルヘン羞恥プレイシリーズです。池袋西口の西壱番街を突っ切り、ラブホ街の裏手にある、女性に人気の「氷カフェ あん」に突入しました。カウンター10席に、テーブル8席。店員さん3人に、待ちが7人。店内にいる28人のうち、男は僕一人です。時間帯なのか、アラサー、アラフォーぐらいの比率が多いのが救いです。これが全員立教の女子的な感じだったら、断念していたかもしれません。

看板

看板にある、アボカドナッツとか、昔じゃ考えられないメニュー。と思ったけど、うちの田舎には、ものすごいかき氷屋がありました。今はもう無い「高新」という夏だけ営業のかき氷店なのですが、目白「志むら」の3倍以上ある、チャンピオン氷というのがあり、学生達のチャレンジメニューとなっていました。とにかくこのお店は、かき氷のメニュー数が多く、全部で50種以上。その中に、「オロナミン玉子」というのがあったのを記憶しています。

今、考えると恐ろしいメニューですが、実はかつて、オロナミンCのいろいろな飲み方を提案するというCMがあり、

「ぼくは卵を入れてオロナミンセーキ、ママはミルク、パパはジンを、お兄ちゃんはストレート」

というのがありました。これにはバリエーションがあり、パパがウイスキーで、部下がジンとか、まあ、とにかく「オロナミンCに卵?」とか、子供ながらに思ったものです。

これって、オッサンの「昔はさあ」の定番ネタなんですが、実は今もオロナミンCは、公式サイトで、オロナミン+卵どころかオロナミンミルクも、オロナミン緑茶も推奨しています。

さらに言うと各YouTuberが、それを実践して、「え?うまい!意外〜!」とか言って、子供達にウケているのです。「オロナミン+卵」が一周して流行っている事を知らないのは、オッサンの方だったのですね。

宝石箱

こちらのお店、ラズベリーミルクとか、とても美味しそうだったのですが、メルヘン羞恥プレイで、オッサンが食べるべきメニューといったら、コチラ!「宝石箱」800円でしょう。「うわ〜かき氷の宝石箱や〜」と彦摩呂さん口調で言ってしまうと、ちょっと古い感じがしてしまいますが、インスタ映えって言ったら、このメニューでしょう。

ベースはミルクで、中に、バニラアイスと、餡子が入っています。氷とミルクが美味しいので、正直、合成的な味のゼリーが邪魔かも。まあ、この写真を撮るのが目的だったので、これでいい事にします。お隣の方が食べていた限定メニューの、ラズベリーミルク+クリームチーズが美味しそうでした。食べる前に、ごっつい一眼レフを取り出して写真を撮っていましたが、あれをインスタに転送するんですかね?僕も昔は、RX100で撮ったのをインスタに転送していましたが、最近は、iPhoneXで撮ったものだけです。iPhoneXのカメラって、ホントいいですよね。

■氷カフェ あん
■東京都豊島区池袋2-46-2 第2カドビル2F
■営業:11:30〜17:30
■定休日:火水
場所はこのへん
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curry 草枕(新宿御苑)

新宿御苑

この新宿御苑のある一体は、かつて唐辛子の産地だったそうです。
新宿御苑の敷地には、江戸時代に信州高遠藩主、内藤家の屋敷があった為に、この一体は、内藤と呼ばれています。宿場町の内藤新宿には、蕎麦屋が多く、そのため、薬味となる唐辛子が人気で、農家がこぞって栽培をしていました。その宿場町が繁栄するにつれ、畑は郊外に移り、この地での唐辛子作りは徐々に衰退していきますが、かつて、新宿御苑は、スパイスの街だった訳です。

工事

そんな訳で、新宿御苑にスパイスカレーを食べに来た訳ですが、その前に、都市計画マニアとして、チェックしておかなければいけない場所があるので、やって来ました。新宿御苑の西の端、明治通りのバイパス作りが行われているのです。

三丁目

バイパスというより、実はこっちが本線。
現在、明治通りといえば、伊勢丹の脇を通る道を言いますが、実は、あちらは支線。本来は、新宿2丁目と3丁目の間を通り、新宿御苑にぶつかって終わっているこの道が、本線で、この写真の背中側となる、突き当たりから、新たにトンネルを掘って、バイパスを作っているのです。

工事

地図で見るとこんな感じ。完成は、2020年予定ですが、この明治通りは、千駄ヶ谷方面に抜ける道なので、オリンピック関係で混雑が予想され、慢性的に渋滞している伊勢丹前の交通を改善する為に、急ピッチで工事が進められているものと考えられます。

草枕

さて、話は戻って、江戸時代のスパイスの街にある、スパイスカレーのお店「草枕」。

入り口

入り口は、路地裏のこちらの方で、ひっそりとしているのですが、人気店だけに、階段の上の方には、行列が出来ていました。こちらのお店、開店を重視してから、お一人様優先。2名様は、2名続きの席が空くまで待たされますが、お一人様は、カウンターなどの一人席が空くと、優先的に通されます。やったー!お一人様バンザイ!

なすチキン

頂いたのは、一番人気の「なすチキン」880円。
辛さのオススメは、「3」とありましたので、そちらに。舌先が少しヒリっとするけど、激辛という訳ではないので、辛いのが好きな方は、もう空く少し番号を上げてもいいかもしれません。小麦粉を使わず、玉ねぎをゆっくりと熱したカレーで、今のスパイスカレーブームの物に比べれば、オーソドックス。創世記のカレーという感じです。

個人的には、カレーはとても美味しいのですが、水がちょっと水道水の感じがするので、ドリンクに、ラッシーとか頼んだ方が、より美味しく楽しめると思います。

■curry 草枕
■東京都新宿区新宿2-4-9 中江ビル 2F
■営業:
11:30~15:00(L.O.14:40)
18:00~21:00(L.O.20:40)
■定休日:なし
場所はこのへん
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