マロ(中野)

マロ

幡ヶ谷に行こうと思っていたけど、
今日は夕方から雨の予報なので、天気予報をじっくりと吟味する。
1時間後との天気予報はもちろん、雨雲レーダーに、雨ッシュで雨雲をチェック。
自転車乗りは天気のチェックが必須!

夕方までは大丈夫そうだな…と昼頃に出かけたのですが、
中野あたりで、パラパラの雨。
すぐ止むだろうと思っていたら、
皆が傘を広げるぐらいの大粒の雨が降ってきたので、雨宿りする事にしました。

迷い込んだ路地裏。
中野ブロードウェイの裏手の映画のセットのような飲食街の中に、
カフェの文字を発見!
マロ?

カレー

店内は昭和な感じだけどシンプルで清潔感がある。
そして何よりいいのは、オープンキッチンで、料理の音が聞こえる事です。

僕の前の人が頼んだナポリタンが、ジュージューと音をさせながら
フライパンで炒められている。
音って料理を旨く感じさせる重要な要素の一つだな。

そして僕が頼んだカレー。珈琲とセットで680円。

前に書いたけど、コレだよ!コレ!
たまに食べたくなる普通のカレー。
ラーメンだって、Wスープとか魚粉系の濃い味が多いけど、
たまに、シンプルな鶏ガラ野菜出汁スープの、
シンプルな中華そばが食べたくなりませんか?

そんな感じでスパイシーとか余計な事してない、まろやかカレー。
見た目が超普通なのに、旨いです!

コーヒー

珈琲だって、こちらの食べ具合をみて、
終盤になったら、ガリガリっていう豆を挽く音がはじまって、
みたらドリップで一杯ずつ淹れています。

超普通な事を丁寧にしたら、旨くなるんだね。
ああ、他の方が食べてるドライカレーも旨そう。
どこかのOLさんのピラフも美味しそう。

なんか、いいお店に当たったな。
雨のおかげだ。ありがとう。

■マロ (maro cafe)
■東京都中野区中野5-55-9
■営業:12:00~23:00
■定休日:月曜日
地図を表示

Pocket
LINEで送る

ティレーノ〜アドリアティコ

サンテルピーディオ・ア・マーレ

昨日の記事のフレッシュ・ワロンヌを見た自転車仲間から、
「あの坂は凄いですね」と言われ、盛り上がりました。
自転車乗りが集まると、凄い坂自慢で盛り上がる傾向にあります。

ところが仕事帰りに本屋で「チクリッシモ」という自転車レース本を開いたら、
衝撃の写真が飛び込んで来ました。
選手達が、自転車を降りて、坂を押して登っているのです。

素人でさえ、坂の途中で足をついたり自転車を降りたりすると
ヘタレ扱いをされてしまうのに、
プロの選手達が、登れずに押して歩いているのです。

サンテルピーディオ・ア・マーレ

そこでそのレースの事を調べて見ることにしました。

こちらはレースをリアルタイムで見ていなかったのですが、
3月11日に行われたティレーノ~アドリアティコ第6ステージ。
走行距離209.0Km、イタリアの東海岸にある
ポルト・サンテルピーディオの周回コースを選手たちが走ります。
なんと、30%近いサンテルピーディオ・ア・マーレ激坂を、
3回登らなければならないレースだったのです。

30

放送では27%と言っていましたが、画面には30%の標識が!
まあ27%でも十分に凄いですけどね。

なんと、そのレースの動画を発見しました!

ネタバレありで、タイムコード入りで少し解説しましょう。

■激坂突入1回目
0:06:55 先頭、ランプレのクネゴが激坂に突入
0:07:00 30%の標識
0:09:14 写真の場所にクネゴ登場
0:10:05 30%の標識
0:11:30 追走集団のサガンが蛇行する姿の空撮

あのサガンでさえ、激坂で道幅いっぱいを使って蛇行。
それまでのスピードからガクっと落ちるので、
どのぐらいの激坂かというのを想像出来ると思います。

■激坂突入2回目 
0:34:08 モビスターのベニャト・インチャウスティら2人が逃げて激坂に突入
0:35:30 (空耳)アナウンス「とんでもないクライミング」(笑)
0:36:22 先頭が写真の場所に
0:36:30 コンタドール空撮(黄色&赤ジャージ)

選手がヨロヨロと登っている所のアナウンスが、
空耳で「とんでもないクライミング」と聞こえ、ちょっとニヤっとしてしまいました。

その激坂、世界を代表するクライマーであるコンタドールでさえ、
ヨロヨロになりながら、登っていきます。
でも、登り切ったとたん、いつもの軽快なダンシング姿に。
普通の坂だったら、このぐらいで登れるんだよという意地のようにも見えます。

■激坂突入3回目
0:41:54 集団で激坂に突入
0:42:46 アスタナのニバリと、キャノンデールのサガンが先頭に
0:43:59 空撮してる間にニバリとサガンすでに激坂区間通過
0:46:08 ゆるい登りでホアキン・ロドリゲスが先頭に合流

やっぱり、カチューシャのホアキン・ロドリゲスは激坂に強いわ。
あとは、3人の戦いで、ゴールへ。

ニーバリは今年、アスタナに移籍したけど、
去年はまではキャノンデールで、サガンとチームメイト。
だから、最後の方は、総合を狙うニーバリと、
ステージ優勝を狙うサガンで協調体制を取っているようにみえました。
ホアキンと三つどもえの戦い見えて、実は2対1みたいな。

さて、この激坂、あとでレース記事を読んだら、
雨も降った事もあって、激坂でダンシング(立ち漕ぎ)をしようとすると、
リアタイヤが滑って、とっても危険だったとか。
坂+スリップの二重苦って、パリ〜ルーベもビックリの地獄コースですね。

Pocket
LINEで送る