カフェ・ラパン(御徒町)

アメ横

年末の風物詩としてよくニュースでも映像が流されるアメ横。
新巻鮭や、数の子やイクラなど、おせちの材料を買い求める客でごったがえしてる。
これから、そんな映像が、幾度となく流れるでしょう。

アメ女ロケ地

また、今年は「あまちゃん」のアメ横女学園の舞台ともなったので、
今年を振り返る映像としても、登場する可能性が大です。

…と、まあ皆さんが知ってるアメ横はこんな感じでしょう。
テレビもそんな風にアメ横を切り取って映し出しますしね。

でも、実際に行ってみると、あまりの変わりように驚きます。

確かに高架下には魚や水産加工品を売るお店が並んでいるのですが、
その道を挟んだ向かいは、エスニック街になっていたのです。
立ち並ぶ小さな店は、ケバブにタコス、肉まん、小籠包など、
アジアのエスニックなグルメのお店がズラリ。
半屋台みたいな所で食事している人達も、
インドだとかフィリピンだとか、中国だとか、
観光客なのか、在住者なのかわからないけど、外国人だらけ。
外国語が飛び交っている訳ですよ。

この高架の反対側は洋服屋さんが立ち並んでいるのですが、
そこの店員さんは、黒人の方々がズラリと道に出て客引き。

ええっ!ここってもう外国じゃんって感じなのですよ。

日本の風物詩、年末ムードをあおるためにアメ横流す訳だから
カメラの切り取り方で、そういう映像は映らないようにすると思うけどね。
ただ、足を運べばわかります。
今は昔のアメ横とは違うってね。

ワイズロード

そんなアメ横を通り抜けて御徒町へ。
目指したのはワイズロードの上野ウエア館。

他のスポーツと違って、自転車のウエアって、
いろんなメーカーを一同に集めているショップって意外と少ないんですよね。
なので、いろいろ比較したい時は困ります。
今回は冬のウエアを下見しに、こちらへ。

自転車雑誌のカタログには色々載っているのですが、
実物がなかなか見られない。
メーカーによってサイズ感も違ったりするので、試着したいじゃないですか。

今の悩みは、チームジャージの下に何を着るのかという事。
春先や秋なら、アームカバーだとかで対応すればいいけど、
さすがに冬はダメでしょ。
みなさん、何を着て対応してるんでしょう?謎。

ラパン

ワイズロードの上野ウエア館の真向かいにあるのが、
カフェ・ラパン。
ショウウインドウからは、珈琲豆を自焙煎している様子が見えます。
ちょうど入る時には、女性店員の方がハンドピックで、
悪い豆を選別している所でした。

お!これなら珈琲が期待出来そう!

店内

店内は古きよき喫茶店という雰囲気。
でも懐かしさだけの昭和喫茶じゃなく、
長年珈琲専門店としてやってきました…という風情。
なんか誇りというか自信のようなものも感じます。

ホットドッグ

頂いたのは僕がお試しや比較の時によく頼むキリマンジャロ。500円。
すっきりしているので、雑味とかがないかとか、わかりやすいです。
自分の中で。

一緒に頂いたホットドッグは、350円。
シンプルながら旨い。
コーヒーと一緒に味わうなら、
ケチャップ&マスタードはあまりつけない方がいいかも。
パンの味を味わった方が、コーヒーとは合う気がします。
ケチャップ&マスタードは、コーラの時だね。

この界隈だとルノアールとか、大箱チェーンが目についちゃうけど、
路地裏にこんな名店があったとはね。
ワイズロードのおかげで、見つけたお店でした。

■カフェ・ラパン
■東京都台東区上野3-15-7
7:00~19:00(平日)
7:00~18:00(土曜)
■定休日:日祝日
場所はこのへん
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安田珈琲店(練馬)

安田珈琲店

豊島園で映画を観る前の腹ごしらえシリーズ。練馬の安田珈琲店へ。

看板

サイフォンで淹れるコーヒーのお店で、サンドイッチ系の軽食もあります。…という訳で、入ってみました。

サンドイッチ

ジャズが流れる店内。当日のサービスのモカは400円。ハムチーズのホットサンドイッチは500円。

ちなみにバタートーストなら100円、シナモントーストは150円と、お手頃な物もありました。サイフォンで淹れたモカは、まろやかで非常に飲みやすかったです。

珈琲もサンドイッチも美味しかったのですが、僕の場合は非喫煙者なので、全面喫煙可なのが辛かったかな。この時も僕以外、全員喫煙者でした。

■安田珈琲店
■東京都練馬区豊玉北6-13-15 藤和シティコープ 1F
■営業:9:00~19:00
■定休日:木曜日・第2水曜
場所はこのへん

ユナイテッドシネマ

みんなが働いている平日昼間に映画を観るという行為はなんだか、背徳感があります。

生放送がない日はでスタジオに行く必要がなく、原稿だけ送ればいいので、どこでも仕事が出来ます。

この日も、締め切りが2本あったのですが、夜までに提出すればいいので割と昼間は自由が利きました。しかも、そのうちの1本が注目の映画紹介の原稿なので、映画館のロビーで仕事をするのが都合が良かったのです。

ノートパソコンがあれば原稿なんてどこでも書けるし、いわゆるノマドワーカーってやつですね。しかし、仕事=会社に行くの人からすれば、遊んでるようにしか見えないんだろうな。とか思ったりするので、正直、引け目を感じる部分もあります。

チラシ

チラシはそろっているし、映画を観れば予告編も観られる。なので映画の原稿を書くにはうってつけ。

カフェテラス

平日のロビーは空いているので、映画を観たらすぐにここで原稿書いちゃいます。

キャプテン・フィリップス

今日観たのは、キャプテン・フィリップス。2009年に起ったソマリア海域での海賊事件の実話に基づくドラマ。

まずこれは、あくまでも僕個人の感想だという事を前提に読んでください。

この映画は、実際に起きた事件を元にした話しなのですが、でも、どこか、遠い世界の話という感じの人が多いんじゃないでしょうか?ただ、自分の場合は、実は父親が貨物船やタンカーの船乗りだった人で、中東戦争が起きているさなかに、ペルシャ湾に行く事もあったし、このソマリアの海域も航行した事もあります。で、何か近くで大きな事件が起きると、安否報告が会社からあったりしたので、たぶん他の人よりリアリティーを持って観る事になったのだと思います。

ソマリアの海賊に襲われた貨物船と、その船長の対応を描いたものなのだけど、トムハンクス演じる、船長の機転が素晴らしい。

ほぼ船のなかだけだからある種、密室劇なのだけど、船長の心情の動きの描き方がすごいので大きなアクションはないけど、常に手に汗握る状態。そして救出に向かう最新鋭、最精鋭のアメリカ軍は、まるでSFを観ているようでした。

これは遠いアフリカのソマリア海域の出来事で、日本人にはピンと来ないかもしれないけど、実際に頻繁に起きている出来事です。日本沿岸ではそういう事が起きるはずがないと思っている人が多いでしょうけど、実際に起きたら、どういう対応になるんだろう?なんて思いながら観ていました。

ドラマの最後に出る字幕。船長はこんな恐ろしい思いをしているのに、その後また、船の仕事に戻ったそうです。僕の友人が自転車で転んで骨折した為に、その後、自転車に乗るのが怖くなったとトラウマになってるけどそれと比べ物にならない恐怖を味わって、どんな決意で海に戻ったのだろうか?

ドキュメントを観ているような感覚で、スクリーンにのめり込んでいたわけだけど、放心状態になりながら、字幕を観ていた時に、ふと、これって演技なんだよなと思ったら、鳥肌が立ちました。

あの緊張感漂うシーン、感動のシーン、その後に「はい!カット!」みたいな感じで、素に戻るんだろうか?それを感じさせない迫真の演技。そう考えたら逆にトム・ハンクスすげーな!なんて震えが来ました。

最近観た映画の中では、特にオススメ。予告編はこちら。

47RONIN

それとは逆に、違う意味で超注目しているのが47RONINです。今週末公開の映画。ユナイテッドシネマとしまえんでは、ゼログラビディよりも宣伝に力が入ってます。

キアヌ・リーブスも出演しているし、赤穂浪士、忠臣蔵のアメリカ版かと思っていたのですが、予告を観てびっくり!呪術師が操る、猪や龍みたいなモンスターと戦っているのです。

え?ドラクエみたいなヤツなの?

超B級の香りがプンプンする。チラシはポスターは、完全にモンスターの件を封印する作戦に出てるけど、公開されて、どんな反応を巻き起こすのか楽しみ作品です。剛力ガッチャマン同様の、コレじゃない感を巻き起こす予感がしているのですが。まあ、それはそれで楽しみ。

今週末、何観よう?コレか?んー、コレじゃないか…。

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