古民家ひらぬま(飯能)

看板

飯能の奥座敷、名栗の明治期につくられた木造2階建の古民家が、
週末だけカフェ営業するというので、行ってきました。
「古民家ひらぬま」

旗が出いる前に家がありますが、それではありません。
軽トラの奥にみえる古民家です。

ちなみに軽トラの真上の山頂にみえるのが、名栗の観音様。

古民家ひらぬま

奥に行くと見えて来ました。
一段下りた場所にあります。

表札

景観重要建造物に指定されています。

古民家

明治中期に建築された山あいの古民家であり、
手入れの行き届いた落ち着いた色調の外観が周囲の山や川などの自然と調和
…というのが、選定の理由のようです。

バイク

自転車乗りの先客がいて、敷地内、門の中に止めていたので、
並べて止めさせてもらいました。
この位置だと、縁側から目視出来るので、ちょっと安心。

しかしサーベロってカッコイイなあ。
高いけどね。
入門編のエントリーモデル、R2
105で組んだ完成車が、43万円。
105で43万するのか…。
R3は、アルテグラで53万円。
高っ!

でも、弱虫ペダルの新開ファンの女のコが、
ポーンと買ったりしてるんですよねえ。
お金持ってるなあ。
羨ましい。

店内

店内は、そのまんま古民家なんで、靴を脱いであがるタイプ。
いろりにあるのは南部鉄瓶かな?
山里の風情がありますね。

こういう雰囲気って、白川郷とか、そういう所で味わうんだろうけど、
東京からロードバイクで行ける飯能の奥にある訳ですよ。
古民家マニアとか、建築マニアとか、心躍るんじゃないですか?

店内

この付近は、名栗の一番奥の紗蔵もそうだけど、
立派な旧家が残っていますね。

ステンドグラス

ステンドグラスもあったりして、洒落た人だったのかなあ。
和洋折衷。

ケーキセット

ケーキ&珈琲セットは、600円。
珈琲は名栗のアスロンコーヒー焙煎所のものらしい。
通販とかで店舗形式じゃないらしいですが。

お庭を眺めながら、禅寺のように無になってみる。

無になるといえば格好いいけど、単に途方に暮れているだけ。
去年より体力落ちている自分が情けない。

お会計の時に、サイクルジャージの僕を見て、
「正丸峠とか、どこかに行かれるの?」
と、言われたので、こう答えました。
「いえ、ここが目的地です。来てみたかったので」

■古民家ひらぬま
■埼玉県飯能市上名栗201
■営業:11:00〜16:00
■定休日:平日(12月~2月は全休)
場所はこのへん

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カフェ・キキ(飯能)

輪行

日曜日、自走で飯能方面に行く予定だったのですが、まんまと寝坊。オッサンになると自然と早起きになるハズなんですが、低血圧のせいもあってか、朝はあいかわらず苦手。

で、ズルして飯能まで輪行ですわ。

輪行ベルト

自転車ひっくり返して、5分で輪行!ゴムでパチパチ固定して、上から袋を被せるだけ。


マルト(MARUTO) 車輪固定フック(3本)


[モンベル] コンパクトリンコウバッグ 1130424

マルトのゴムベルトと、モンベルのリンコウバッグの組み合わせの、最速輪行セットで出陣です!


オーストリッチ(OSTRICH) 輪行袋 [SL-100] ブラック 091281

長距離とか、特急に乗るときは縦型でコンパクト軽量の、オーストリッチSL-100。こちらを使います。


オーストリッチ(OSTRICH) 輪行アクセサリー [中締ベルト] 3本組

こちらも、フックを止めるだけの中締めベルトが付属しているので、ベルトを穴に通したりするタイプに較べて、梱包作業が楽!カチっとはめて絞るだけ。とはいえ、エンド金具を使う分だけ時間はかかります。

という訳で、最寄りの西武池袋線で一本なので、今回は、モンベルのサクサク輪行セットでお出かけ。

輪行

車椅子、ベビーカースペースの車両も把握してるので、スムーズに自転車を車内に置けます。

輪行というと大変そうと思っている方も多いと思いますが、慣れれば、サクサクですよ!でも、楽すぎてサボりグセもついちゃいそうですけどね。

名栗川

さて、飯能から名栗川沿いに上流方面に登って行きます。

カフェ・キキ

まずは、飯能のチャリカフェ!KIKIへ。バイクラック完備でサイクリストに優しいカフェ。

ん?バイクラックとサイクルラック、どちらの言い方が主流?

とにかく、お店の前に2つあったラックですが、今やサイクリストが増えたので、右手奥の駐車場にも1台。計3台のラックがあるので、グループ走行でも大丈夫。

サービス

こちらは、サイクリストには、スポーツドリンク(右)と、塩羊羹のサービスが。その他、「ボトルに水入れますか?」なんて聞いてくれたり。

坂登り丼

さて、前回は、フレンチトーストを頂いたのですが、今回は、新名物の「坂登り丼」950円を。

甘辛く焼いた豚肉の丼なんですが、上に載っているだけでなく、ご飯の中程にも敷かれていて、2層になっています。

昨年、秋に寄った時には、まだサイクリストが少なかったですが、この日は、自分以外に、3人グループと、カップルが。全員サイクルジャージ!

3人組は萌えキャラがプリントされた痛ジャージの方だったのですが、どうやらヤマノススメ好きのアニヲタらしいです。(痛車みたいに、痛ジャージっていうの?そもそも)飯能が舞台のアニメなんですよね。観たことないですが、ちょっとこの辺を走るなら見ておいた方がいいですかね?

■CAFE・KIKI
■埼玉県飯能市上赤工15-5
■営業:10:30〜19:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
お店のブログ

名栗川

アニメの聖地巡りが、町おこしになるというのは有名ですが、飯能市でも、「ヤマノススメ舞台探訪マップ」を作って配布中。いろいろグッズ作ったりコラボしたりしてる訳ですよ。

もちろんアニメ客も観光的な資産になる訳ですが、飯能から名栗方面は、サイクリストも非常に多い訳です。

ヒルクライムの峠も沢山あるし、秩父へ抜ける山伏峠もある。激坂で最大勾配28%と言われる、子の権現(ねのごんげん)もある。本格的に登るなら、標高1,149mの有間峠もある。交通量も少なくて、走りやすいので、週末はサイクリストで溢れています。

そして、沿道には、サイクルラックを備えたカフェも。

KIKI
壺小屋
ターニップ
紗蔵

今、自転車ツーリズムで観光起こしをしている県、市町村が増えてますが、飯能は、これだけ要素があるけれど、自転車にはあまり力を入れていないみたい。

山を2つ挟んだ同じ埼玉県の越生市では、サイクルタウンを提唱し、道の駅ならぬ、自転車の駅のサイクリスト休憩所を作ったり、周辺のヒルクライムマップを制作して配布したり、お店が連携して、サイクルラックを設置したり、…と、着々とサイクルタウン構想が進められているのですが、飯能は、まだまだ自転車観光の宝の持ち腐れ。

そこで立ち上がったのが、カフェKIKIのマスターな訳です。

市に設置を要望しても、来年度の予算に組み入れ、執行してもらうにはあまりにも時間がかかりすぎる。その前に、市に自転車に対する理解をしてもらうにも、時間がかかる。だったら、私が寄贈しますから設置許可だけください!と、KIKIさんが始めたのが、バイクラックの寄贈。現在、3カ所あるそうで、それを見に行く事にしました。

トイレ

まずは、下名栗諏訪神社そばの中西公共トイレ。カフェ月輪のすぐ近く。

ラック

このようにラックには、「寄贈CAFE KIKI」の文字が。以前、ここの公衆トイレ使った事があるから、これは嬉しいなあ。

旧農協

そして、名栗を奥に進み、自転車乗りには、チェレステカラーで同じみ、パステルグリーンの建物、旧農協前の公衆トイレにも、バイクラックが!

ここはビアンキ乗りの聖地にしたいね。(笑)

トイレ

この片側切り株スタイルの木製のラックで、デザインは統一されているようです。

150608kiki12

そしてもう1カ所。有間ダムへの登り口。

トイレ

こちらの公衆トイレにも、バイクラックが!

現在は、この3カ所なんですが、他にも設置計画があるそうです。で、その資金なんですが、お店のステッカー300円を買ってもらった中の50円を、ラックの資金に。そして、お店にバイクラックの設置募金箱もあるそうです。

実は、訪問時点で募金箱とか見逃してて、募金はまだです。KIKIさんでは、ブログでお店を紹介すると言うと、メニューから100円引きにしてくれます。その100円を募金してくれば良かった!次こそは!

僕が訪問した時、カップルの方は、有間ダムに登った後に、お店に寄って、子の権現の事を聞いていましたから、後々、越生のようなヒルクライムマップも欲しいですねえ。

そのうち、ヒルクライマー達の情報交換の場所になるんじゃないでしょうか?そして、その前に、名物の坂登り丼もね。

有間ダム

久々の有間ダム。ダムまでの坂道は、ガーミンでは12〜13%。ギア3枚残して登ったけれど、時速8㎞のノロノロ運転。今年に入ってヒルクライムしてないから、まだ調子出ない。青息吐息。

去年の秋、正面に見える有間峠を登った時、日没迫って、途中で断念。そこで、そのリベンジがしたいのだけど、今の調子じゃまだ無理だなあ。ヒルクラトレーニング、開始せねば。

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