旨いピラフって、どんなんだ?なんて考えなきゃ良かったのに、
考え始めたら、確かめたくなって、どうしようもなくなりました。
そういう、変なツボにハマるよね。俺。
吉祥寺の老舗喫茶ロゼで、ある程度の骨格は見えたのですが、
他にはどんなのがあるんだろう?と、食べ歩きする事に。
近場で中野を探索。
ブロードウェイ裏手のマロは、ドライカラーが美味しいお店だったので、
ピラフも美味しい確率が高いと予想したのだけど、どうでしょう?
中野の丸井の並びにあるアザミは、
喫茶店とは思えない、一流の料理を出すお店なので、
あれば、かなり高確率で行けるハズ!
ナポリタンだって、ひと味違うオシャレバージョンだし。
…と思ったんですが、メニューにピラフはありませんでした。
今回は、新中野まで足を伸ばして、お初のお店に行ってみる事にしました。
中野通りを南下し、青梅街道を越えた所にある「エイト」
漫画家の集まる喫茶店で、こちらの1〜10までの数字を使ったロゴは、
「子連れ狼」で有名な漫画原作者、
小池一夫さんがデザインした物だそうです。
レトロな感じの店内、窓の所に色紙が飾られています。
こちらは、ゴルゴ13でおなじみの、「さいとたかお」さんの物。
この近くに「さいとうプロ」を構えた時から通っています。
ゴルゴ13と、創業が同じという事ですから、
今年で、50年になるんですね、このお店。
ちなみに、僕が住む江古田にも、
かつて漫画家が集まる小料理屋というのがあり、
お店の看板の文字は、石ノ森章太郎さんによるものでした。
江古田自体は、今も漫画家が多く住んでいて、
シャノアールとかで、ネームを書いている人をたまにみかけます。
練馬駅前には、あだち充さんが、
浅倉南の実家「南風」のモデルにしたという、アンデスがありますね。
漫画家さんと喫茶店は、親和性が高いのです。
ピラフセットは、750円。
プラス100円で、アイスコーヒーや、アイスティーをつける事が出来ます。
さて、念願のピラフ、どうでしょう?
旨い!
うまいけれど、残念ながらこれはチャーハンです。
もしくは焼き飯。
完全に中華寄りの味付けです。
ワカメスープと、お新香がついて来ている時点で、そうだよねえ。
元々、喫茶店のピラフ自体が、概念が曖昧だから、
油断すると、チャーハンに変化していまっているんだなあ。
よし、今度からエビピラフに限定してみよう。
そうすれば、もっと西洋風のピラフが出てくるハズです。
旨い喫茶店のピラフ探しの旅。
これは、ナポリタン以上に難航しそうだなあ。
■エイト
■東京都中野区本町4-37-2
■営業:11:30~15:00(L.O14:30)(月〜金)
■定休日:土日
■場所はこのへん
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