天空の楽校(皆野)

城峯神社

城峯山ヒルクライム後、山頂付近にある城峯神社に行ってみる事に。

未舗装

ここからは未舗装のグラベルが続きます。
リドレーフェニックスは、悪路用に開発されているので、
このぐらいの道でビビってはいけませんね。

キャンプ場

城峯神社の手前に広がるのが、城峯山キャンプ場。
ほぼ山頂の付近にあるキャンプ場ですが、
キャンプサイトのほか、水場、炊事場、トイレなども完備しています。

城峯神社

かつてこの山は、石間ヶ岳と呼ばれていたそうなんですが、
平将門がここに落ち延び、城を築いてから、
城峯山と呼ばれるようになったんだとか。

その後、官軍の藤原秀郷が城峯山にあった城を包囲、
激戦の末、将門とその一族はこの地で討ち死にし、
その滅びた平将門と一族を鎮めるために、
城峯神社がつくられたと言い伝えられています。

景色

城峯神社から見る景色。
思わず「うぉお」と声が出てしまいました。
何層にも続く、山の稜線のグラデーションが美しい。
城峯山の標高が1037mだから、この場所も1000m近いはず。

141029tenku06

そしてダウンヒルで山を下ります。
下りは楽勝かと思いきや、日陰部分では苔が生え、
湧き水が流れて路面が濡れている場所や、落石があったり、
おまけにガードレールもないので、非常に怖い。

ほぼブレーキ握りっぱなしで、手が痛くなりました。

坂道

さて、今回のヒルクライム飯、略して「ヒル飯」は、
この山の中腹にある、天空の楽校というカフェを目指します。
下ったと思ったら、また登り。
埼玉県道284号に出たら、しばらく登りが続きます。

坂道

なにげに10%越え。
城峯山のヒルクライムで足を使っているから、じんわり足に来ます。

天空の楽校

そして、登り切った先が、今回の目的地、天空の楽校の入り口。
標高550mの山の中腹にある、天空のカフェです。

張り紙

サイクルラックありの張り紙。
やっぱりヒルクライムで来るサイクリスト多いんですね。

校舎

皆野町立日野沢小学校立沢分校は昭和54年に閉校。
その廃校の校舎を使ったカフェです。

サイクルラック

バイクラックに駐輪。
ダウンヒルで体が冷えたなと思ったら、お店の方が
「さっきまで暖かったのに、ちょっと風が変わって冷えてきましたね」
と。
それもあるのか。

自転車乗りは、気温や風の変化に敏感だけど、
山で暮らしている方も、自然の変化には敏感なんですね。
エアコンで体感温度が一定というのは、不自然なんだよ。

テラス

校庭というほど広くないけど、庭にはテラス席が。

眺望

フェンス近くの席からは、こんな眺め。
まさに天空のカフェでしょ!

天空セット

頂いたのは、ちまきと名水カルピスがセットになった天空セット。
こちらの「ちまき」は、道の駅などでも人気の一品だそうです。

ちまき

今回のヒルクライムのご褒美めしは、
大きめ豚の角煮や秩父の椎茸も入った、ちまき。
旨いね!

そして使い古された言葉だけど「空気が旨い」
なんだろう?山の空気ってミネラル含んでるんじゃないの?
っていうような独特の味というか香りというか。
大きく吸い込んだ時、鼻腔の奥でそんな感覚を覚えるんですよね。

雑誌「自転車人」に紹介されていて、来てみたかった場所。
来て良かった!

■ちまきカフェ 天空の楽校
■埼玉県秩父郡皆野町上日野沢652
■営業
11:00~17:00(平日)
10:00~18:00(土日祝)
■定休日:水曜日
12月中旬~3月中旬 冬期休業
場所はこのへん
オフィシャルサイト

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*