2011年を振り返る・自転車編

この1年は、本当に自転車にのめり込みました。
とある自転車芸人さんが
「ロードバイクに乗ってからが第2の自転車デビュー」
と言っていたけど、まさにそれを体感した1年でした。

自転車に関して、今年一番印象的な出来事だったのは、
10月に参加した「ツールドちば」でしょう。

1日で140㎞を走る。
距離にして、国道1号線で東京から沼津ぐらいまで。

そんなの無理に決まってる。
そう思うのが普通だと思います。

でも出ると決めたからには、完走したい。
小心者の僕は遠出の練習をしました。

多摩川サイクリングロードの最終地点である羽村の玉川上水取水口とか。
昭和の町並みの残る青梅とか。
かなり遠出したつもりでサイクルコンピューターを見ると、
走行距離は100㎞越えてない。
やっと越したのは、檜原村に行った時でした。
それでも、100㎞ちょい。

140㎞って、そこから約フルマラソン1本分の距離を走らなければならいのです。

当日、不安になりながらもスタートを切ると、
あれ?意外と大丈夫。
しかも一緒に行った参加者は、ほぼぶっつけ本番の人も多数。
それでも皆、完走。
肉体的には、まだ余裕がありました。

ホントに東京から沼津ぐらいまでの距離を走ったんだよな。
出来ないって決めつけてたのは、何だったの?

それからですね。
しばらく遠出病が続いたのは。
え?じゃああそこも行けるんじゃないの?
みたいな感じで。
東京で一番遠い奥多摩で往復140キロぐらい。

ママチャリとロードバイクは、同じ自転車という名前だけど違う乗り物です。
乗り方さえわかれば、自分の可能性を何倍にも広げてくれる。
これまでの自分の価値観、自分で無理と思い込んでいた壁を、
見事に壊してくれた、夢の乗り物なのです。
スピードを競うのでなければ、誰でも100㎞は行けると思います。
やってみたいと思っていた人は、ぜひチャレンジした方がいいです。
マジで、やらずに無理って思い込みすぎてたのがわかるから。

距離という価値観が壊された所で、
来年はツールド宮古島に参戦します。
こちらは、時間制限ありのスピードレース。
平均時速30キロ、ほぼ原チャリなみのスピードで100キロ走り続けなければいけません。

こちらは、相当トレーニングしないと時間内の完走は無理と思われます。
でも、やってみたいと思えるようになったのは、
ツールドちばで自信をつけたからでしょう。

富士山を5合目まで自転車で登る、富士ヒルクライムにも出てみたいんですよね。
来年も、やりたい事がいっぱいだ。

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