パティスリー ビヤンネートル(代々木上原)

緊急事態宣言の前、ミニベロで代々木上原へ。

この日はロケバスが沢山止まっていて、スイーツお持ち帰り系のロケや、道路の反対側ではドラマらしきロケもやっていました。ドラマはカメラの台数がハンパないので、すぐにわかりますね。

誰がいるのかはじっくり見なかったのですが、スイーツ系のロケの方は、歩道の若い男子のテンションが上がっていたので、人気のタレントさんでしょうか?

蜜にならないようにミニベロでやってきました。コロナ禍で自転車が売れているというニュースがよくありますが、だいたい今って電動アシストしか特集しないですね。

このミニベロはタイヤは小さいですが、パーツはロードバイクと遜色のない物を積んでいるので、電動アシストにも負けない走りをします。

そして上原までは中野通り経由で来たのですが、中野通りは渋滞気味なので、車やバイクとそんなに変わらない時間で到着する事も出来るのです。

しかし、自転車に乗ってる側としても、ウーバーの飛び出しは怖いですね。マナー悪すぎ…。

さて、やって参りましたのは、代々木上原の、パティスリー ビヤンネートル。

予約を取らないと店内では食べられない人気店なので、ネットで予約し事前決済し、指定の時間に訪れました。

予約なしで訪れて、断られている方もいたので、ご注意ください。

頂くのは、ルビーグレープフルーツ、日本酒、ピスタチオのパフェ。このパフェの構成図のような物は何と呼べばいいのでしょうか?

こちらのお店は、女性のパティシエの皆さんで作られているのですが、女性だからパテシエール?

僕の座ったカウンターの前の一段高い所でパフェを作っています。神楽坂のアトリエコータは、パフェ作りを見せるがコンセプトのカウンターですが、パフェを見ているのに、パテシエールをガン見しているキモいオッサンになりそうだったので、チラチラと。でも、女性は視線に気づくっていいますし、やっぱキモかったですかね。

最初に今回の主役、ルビーグレープフルーツを。国産のルビーグレープフルーツはジューシーで程よい酸味と苦味。ソルベもフルーツそのもののだけど、甘味も感じられます。

爽やかフルーツゾーンをクリアしたら、サクサクのクランブルやヌガティーヌで、食感にアクセントを。

ピスタチオを使ったジェラートはピスタチオの甘さとコクが、クランブル達からの香ばしさのリレーも。

最後は、レアチーズクリーム、日本酒のジュレ、そして再び登場したルビーグレープフルーツのかけらを絡めてフィニッシュ!

このザクザク食感と、ジェラートの滑らかさの入り交じりが楽しいのですが、今、ハーゲンダッツから発売されている『アーモンドキャラメルクッキー』 が、マジでこの感じなので、ぜひ試してみてください。

ニュース的には、限定発売の「バニラ&クランチショコラ」が、チョコレートソースと、クレープをパリパリに焼いたフィヤンテーヌの層で、パフェの良さを取り入れたとカップの絵にもパフェが描かれているのですが、パフェマニアからすると『アーモンドキャラメルクッキー』 の方が、ガチでパフェの食感です。凍ったままのカチカチじゃなく、10分ぐらい放置して、少し溶け気味になってから食べた方が美味しいです。ぜひ、お試しあれ!

■パティスリー ビヤンネートル (BIEN-ETRE)
■東京都渋谷区上原1-21-10 上原坂の上21番館 1F
■営業:11:00〜20:30
■定休日:不定休
場所はこのへん
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南湯最後の日(江古田)

江古田ゆうゆうロードから少し入った所にある銭湯(現時点ではあったと過去形)南湯の最後の日に行ってきました。

この界隈では、桜台の久松湯が完全リニューアルして、サウナ付の銭湯に生まれ変わり、人気を呼んでいますが、昔ながらの形式の古き良き銭湯は、姿を消しつつあります。

今から12年前の2009年には、江古田駅北口の小竹浴場が閉店。残すは音大通りの浅間湯と、千川通り奥の江古田湯の2つのみになってしまいました。

入り口には、常連さん?からのお花も。

カウンターには奥様、そしてその傍らにご主人が立って「いらっしゃいませ」と、最後の日のお客さんを出迎えていました。どこか寂しそう。

お声をかけて写真を撮らせて頂きました。そして、入浴。

関東の銭湯は入った正面の富士山のペンキ絵などがある壁を背にするように湯船がある所が多いのですが、南湯は、男湯女湯の仕切りに沿って湯船がある関西風の作り。カランも縦じゃなく横に並ぶ方式。

江古田界隈の銭湯は湯船の温度が高い傾向にあるのですが、こちらは42度ぐらいでさほど熱くなく、のんびり入れます。たぶん一番熱いのは江古田湯で、46度ぐらいあるんじゃないでしょうか?

この日は最後の日という事もあり、割と混み気味。湯船が人で埋まるという現象も。毎日、こうだったらもう少し続いたのかもしれませんね。

帰り際、ご主人に「お疲れ様でした」と声をかけたら、深々とお辞儀をして送り出してくれました。

約60年、お疲れ様でした。

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