果実店canvas ポップアップストア(江古田)

幻の江古田パフェが1日だけ誕生する。インスタでそんな情報を拾い、日芸前の「ほろっほカフェ」へ。

ここは現在、店舗貸しのお店となっていて、不定期にいろんなお店が間借り営業しています。

今回は2月から何度か週末営業をしている、幡ヶ谷の「果実店canvas」。店員さんが、江古田界隈出身という事で、地元に出張して来ています。

最初行ったら満席で、時間をずらして2回目で入店出来ました。江古田のお客さんというより、パフェマニアが遠方からという雰囲気。それぞれ写真の撮り方にこだわりがあり、パフェを撮りなれているなあという感じでした。

僕の場合は、自分が座っている席の反対側にパフェを置き、少し離れて、iPhone 12 proのポートレートモードで撮るとこんな感じ。

幻の江古田パフェがこちら!『 パールホワイトと枝桜のパフェ〜ほろっほカフェver.〜』

どこが江古田パフェなのかというと、江古田の老舗「雪華堂」の甘納豆と、桜台「湖月庵芳徳」の手作りの餡が使用された和風のパフェなのです。

グラスの中央に甘納豆、餡の層の「江古田ゾーン」が見えます。

トップに載っているのは稀少ないちご佐賀県産の「パールホワイト」。酸味がすくなく、ほのかな甘味が口の中に。左手前は大納言小豆のジェラート。こちらも上品な甘味で、パールホワイトの甘さと合います。

下に「湖月庵芳徳」の餡のゾーンがあるので、どのぐらいの甘さなのか、念の為に「いちご」を少し温存しながら掘り進める事に。

大納言小豆のジェラートの下には、さくらジェラートが配置されていて、甘味からさわやかさに味変。

桜台「湖月庵芳徳」のゾーンには、桜の塩漬けが潜んでおり、塩味がアクセントに。「雪華堂」の甘納豆も上品な甘味で、見た目洋風のパフェなのに、老舗の和菓子を頂いているような感覚に。さらに白玉で、ダメ押し。

最後は、道明寺羹(どうみょうじかん)。関西の桜餅の道明寺を作る粉を寒天に入れたもので、そこにまた桜の塩漬けが入っているので、桜を感じながらフィニッシュ。

たぶん、コンセプトは江古田の桜も開花した事をお祝いするパフェではないかと推測。

1日しか味わえなかった幻の江古田パフェで、しっかり江古田の春を感じました。

■「果実店canvas」ポップアップストア
■場所:ほろっほカフェ
■東京都練馬区小竹町1-36-1
■営業:20021年、3月20日
■時間:12:00〜17:00
場所はこのへん
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カフェ クーポラ(目白)

目白のクーポラの新作パフェをまだ食べてなかったので、自転車で。

新作といっても2月20日から提供されているので、かなり遅れてからのアタック。今年は全作制覇したいなあという何となくの目標です。クーポラのパフェでは、毎回、気づきや学びがあるので。

『フレグラントな柑橘パフェ』

前は単品でもOKだったのですが、今回からドリンクとのセットのみとなり、2200円だったかな?うろ覚え。

設計図?構成図?解説?は、こんな感じ。

運ばれて来た時に「3種類柑橘系がありますが、ブラッドオレンジはクセがあるので、たんかんから食べるのがオススメです」との事。では「たんかん」から頂きましょう。

「たんかん」は南国のみかん。奄美大島あたりで盛んに作られているようです。酸味はさほど強くありません。

「せとかのペドロヒメネスマリネ」とありますが、何の事かわからないので調べたら「せとか」は柑橘の大トロと呼ばれる希少品種で、ペドロヒメネスは、ぶどうの品種らしいです。ワインやビネガーなども作られているのですが、マリネと言ったらビネガーでしょうか?しっかりとした甘味なんですが、これは大トロと呼ばれる「せとかの」の甘味なのかな?

全部が初めてなので、味の分析が出来ません。勉強不足…。クーポラのパフェでは、毎回、未知の素材に出会うので、お勉強になります。

ブラッドオレンジは、ハロプロのアイドル℃-uteが存在していた頃、リーダーの矢島舞美さんが「ブラッドオレンジ」が好きと、しょっちゅうSNSにあげていたので覚えています。オランジーナのブラッドオレンジを手に持った笑顔の矢島さんの顔が思い浮かびます。

3つの柑橘系にたいして、柑橘系寄りの「ベルガモットジェラート」と、濃厚な甘味の「ヴァローナチョコレートジェラート」をぶつけるのが、クーポラ流。酸味が続いた時に一口「チョコレートジェラート」を頂き、口の中をリセット。この交互が楽しいのです。

緊急事態宣言があけて、上尾の榎本牧場へのサイクリングが叶ったら、ジェラートは濃厚と酸味のダブルにしよう。いつも同系統の2種を選んでいました。荒川サイクリングロードを走る方、ぜひ、やってみてください!

味変の次は、食感変のフィヤンティーヌ。ミルクボーイの漫才の「コーンフレークはパフェのかさ増し」というイメージがつきましたが、実際は食感変の素材で、クレープをパリパリに焼いたフィヤンティーヌもその役割です。このゾーンはロイヤルミルクティーのパンナコッタ、カカオクランブルと、食感が忙しいゾーンです!

今回、これが一番美味しかったです!とお店の方に声をかけたのが「自家製コーディアルを加えた紅まどんなのソルベ」。

またまた知らない単語が出来て来ました「コーディアル」。

季節のハーブやフルーツを生のままシロップに漬け込んだアルコール飲料との事で、クーポラではジンにレモングラスを漬けているそうです。これを甘味のしっかりとした「紅まどんなソルベ」に加えた事で、奥行きが。

御託を並べないでわかりやすく書くと「みかんのこんな旨いジェラート食べた事がなーーーい」。食べ慣れた「みかんのアイス」は駄菓子やっぽい味付けでしたが、それが超高級な味になったというか。

最後は、甘さを抑えたバイタルグレープフルーツティージュレと、甘味たっぷりの金柑ソース。これを単品で食べてみたり、混ぜてみたりでフィニッシュ。

ラジオの場合、選曲では「今日はダンスミュージック縛りで」みたいな感じで、いろんなタイプの「踊れる曲」をかける事があるのですが、今回は「柑橘系しばりで」のパフェでしたね。しかも柑橘系を引き立たせる為に真逆も忍ばせるとか。お見事です。

■CAFE CUPOLA mejiro
■東京都新宿区下落合3-21-7 目白通りCHビル1F
■営業:
8:30~20:30(火水木土)
14:00~20:30(金)
8:00~18:00(日)
■定休日:毎週月曜
場所はこのへん
オフィシャルサイト

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