かえる食堂(要町)

気象庁は2月22日(土)、関東地方で春一番が吹いたと発表しました。昨年に比べて15日早い観測です。

それと同時に猛威を振るっているのが新型コロナウィルスで、春一番で大量に花粉が飛散する中、ドラッグストア等ではマスク切れ。花粉症にはつらい季節となっています。

新型コロナウィルスは脅威ですが、不幸中の幸いとまではいかない物の、少しだけ良い傾向も。

それは昨年に比べて、インフルエンザが流行していないのです。赤色が今年なのですが、昨年のオレンジに比べて約1/5。とはいえ2479人と、新型コロナ以上の蔓延となっています。

マスク不足が騒がれ始めたのは2月に入ってからですが、新型コロナが騒がれるようになってから、マスクと手ピカジェルなどによるアルコール消毒が徹底されるようになりました。

相変わらず、マスクは効果が無いという人がいますが、100%防ぐ訳ではないという事であって、感染者が咳をして飛沫を拡散させてしまう事を防ぐ効果は大いにあります。それにマスクに効果は無いという人は、手洗いなど衛生面でのリテラシーも低い人が言っている事が多い気がします(自分のまわりでは)

11月末のインフルのスタート時から、マスクと手洗いをするように呼びかけて来ましたが、電車の中ではマスクをせずに咳をする人だらけ。インフルを甘く見てる人が多かったです。

ところが、新型コロナになってからは、電車の中でマスクせずに咳を出来る雰囲気じゃなくなりました。ビルや店舗でも入店時にアルコール消毒を推奨。そういうのもあっての、インフルが1/5というのもあると思うのです。

僕らの仕事は声の仕事なので、風邪をひくとスタジオには入れて貰えないぐらい、こういう事に敏感なので、普段からマスク、手ピカジェル、除菌シートの備えがあるので、この騒動でも慌てる事はありませんでしたが、ぜひ、皆さんもこれを教訓に普段から気をつけて、備えるようにしてください。

ちなみに、今回、武漢からの帰国者でインド人の感染者が少ないというのが少し話題になりました。インド人は手で食べる事が多い為に、食事前に手洗いの習慣が身についているという説なんですが、本当かどうか?とりあえず、手洗い徹底しましょう。

風邪やインフルの時期の、自分のルーティーンとして、かえる食堂にカレーを食べに来ました。

寒暖差が大きい時に、辛いカレーを食べて体にカツを入れ、どのぐらい汗をかくのかとか、体感しておく為です。あまり汗をかかないと血流が悪いのかな?とか、味が違って感じたら、体調が悪いのかな?とか、同じ物を食べる事で、変化を確かめます。

体が冷えると血管が収縮して血流が悪くなり、体の隅々に免疫細胞が運ばれにくくなることで、免疫力が低下すると言われています。そこで、辛い物を食べて汗をかき、その後、サウナで汗をかき、血流を良くしておくのです。自己流民間療法というか予防策ですが、僕はこれで何年も風邪をひいていません。

自分の体調を確かめるいつものメニューは、黒坦々カレーの辛さ1で、手羽元をプラス。1100円。今回もいい感じで汗が出ます。調子は悪くありません。

その後はサウナ!最近は、女性のサウナーもかなり増えましたが、やはり血流が良くなったと実感しているようなので、冷え性などでお悩みの方は、ぜひお試しを。

こうして、自分の体と向き合って、体を整える日を作っておくと、風邪もひきにくくなりますので、オススメです。

■かえる食堂
■東京都豊島区池袋3-6-1 第2京花荘 1F
■営業:11:30~17:00
■定休日:日月
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トレボン(江古田)

江古田北口のセブンイレブンが閉店します。実は北口のセブンイレブンが閉店するのは2店舗目で、もう1店舗は音大通りにあった「まいばすけっと」こちらも閉店してしまいましたが、その前はセブンイレブンでした。

江古田はセブンイレブンのドミナント出店(集中出店)が極端で、ここ数年は、どこかのお店が潰れると跡地はセブンイレブンになり、駅中心に半径1kmのエリアに10店舗近くあります。

本部は集中出店した方が効率がいいと訴えますが、たまらないのはオーナーの方で、こんなに近くに出店するとは聞いていないハズで、セブンイレブン同士で競合して客の取り合い。いきなりステーキと同じ状態になってしまっています。

そういえば南口の、ココカラファインの向かいの中華屋だった所は、建物の建て替えで空き物件になっていましたが、ケンタッキーフライドチキンに決まったようですね。その昔は、ココイチの所がケンタッキーだったのですが、ついに帰って来ます。

驚くのは募集の時給が1400円。やはり新規出店のバイトの確保というのは難しいんでしょうね。

セブンイレブンは、ほぼ外国人店員さんだし、某店舗では深夜に若い女の子の店員さんが、ワンオペで働いていたりして、これ大丈夫なのかなあ?と思ったりもしていました。頑なに24時間営業を崩さないつもりのセブンイレブンですが、まあビジネスモデルの破綻は近いでしょうね。

さて、その閉店するセブンイレブンの上にあるのが、江古田の老舗喫茶「トレボン」です。

日芸や音大の先生方に愛される喫茶店で、この日も日芸の先生らしき方々が演劇論を語っていました。

頂いたのは、ピラフ。700円。野沢菜の入ったピラフがシンプルながら美味しいんですよ。野沢菜の塩っ気がちょうど良くて。

このトレボンも道路拡張工事で危機を迎えた事がありましたが、お店を少しだけ削って小さくして乗り切りました。かつては喫茶店天国だった江古田も、かなり減って、いつの間にか絶滅危惧種状態。トレボンには、頑張って欲しいなと思っています。

■カフェ・ド・トレボン
■練馬区小竹町1-56-3(小林ビル2F)
■営業:10:00~22:00
場所はこのへん

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