さとう(江古田)

16時までランチをやってくれるのはホント助かる。昨日は15年間務めてくれた番組スタッフの送別会で、皆、遅くまで。なんとか池袋まではたどり着いたのですが、駅前はタクシー待ちの大行列だったので、時間差攻撃をかける為に、時間つぶしに50分セットのキャバクラに。

ラジオ放送作家の全能力を本気で使い、キャバ嬢のどんな話にでも合わせて会話を引き出すという、自分なりの自主トレーニングのような遊びをしてみました。

1人目は、人生で一度もコンサートに行った事がなく勇気を出して言ったテイラー・スウィフトの東京ドームで、知っている曲を本人が歌っているのを見たら、自然に涙が流れ出したという話。

2人目は、夢の国で働いていたけど、報道されている通りブラックで、親戚の火葬の日にも頑なに休みが貰えず、夢の世界観まで嫌いになりそうで、やめたという話。

3人目は、二十代の前半に金遣いが荒く一銭も残らないような使い方をしていたのだけど、25過ぎて改めようと決め、バッグにそれぞれの予算を袋を作り、それ以上使ってはいけないと決めてから、メチャお金が貯まるようになったという話。

4人目は、ハーフっぽいカタカタの名前だったので、源氏名の由来を聞いたら「久々にそんな事聞かれたあ〜」と言いつつ、由来は好きなユーチューバーの名前からで、ハーフでモデルもやっているので、凄い憧れているという話を熱く語られました。

相手の話に「あー知ってる」と共感を入れつつ「じゃあ、あれはどうなってるの?」と質問を挟んでいくと、喋る喋る。これはラジオでゲストを迎えた時に使うテクなんですが、キャバ嬢相手にも効果的でした。

オードリーの若林君は、ゲストを迎える役回りが多くなった為、特に女性相手のコミュ障を治す為に、ガールズバーに行って場数を踏んで対女性への恐怖症を克服したと言っていましたが、男性DJも、キャバクラやガールズバーで、自分が面白い話をするのではなく、相手にいかに話させるかというのは、トレーニング方法として効果的だなと思いました。

指名していないので10分交代で女の子が代わり、その10分間でどう相手を楽しませて、話を引き出すかって、完全にラジオじゃん!

普段、江古田では完全OFFモードで、あんまり喋らず静かに飲む事が多いのですが、久しぶりに飲み屋でこんなに喋ったなあ。

まあ、そんなこんなで今日は台本だけ出せばいいので、遅めのランチです。

さとうに行ったら、千川さくらまつりのチラシが置いてありました。江古田パンさんぽみたいな感じで屋台を出して、パンに好きな具を挟むという物。土曜日は雨マークでているけど、屋台の時間は避けられるといいですね。

さて、安定の半生バーガー。温野菜が旨いのでおなじみですが、パティと一緒に椎茸を焼いていて、最後にプレートに入れてくれました。椎茸も旨い!野菜が旨いっていいなあ。

さとうよりキャバクラの話が多くなってしまいましたが、さとうの野菜は旨いです。

■肉と野菜とナチュラルワイン さとう
■東京都練馬区栄町40-12
■営業:
11:30~16:00 
18:00~22:00
■定休日:不定休
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ハングリーヘブン(上板橋)

週末にクリス松村さんをお迎えして昭和歌謡を語って頂く特番があったので、きっちり準備。クリスさんは博学でいらっしゃるので、間違った知識で原稿は書けないので。歌謡曲を編曲家から紐解くという番組で、山口百恵さんを担当した萩田光雄先生については、調べに調べまくりました。これが好評で、次回もある予感です。

無事放送も終え、解放感から、銭湯ポタリングをする事にしました。行ってみたいデザイナーズ銭湯が上板橋にあったのです。

小茂根を抜けていくと、ジブリのアニメにでも出て来そうな小さな森の中に神社が。

祠自体はとっても小さいのですが、この椎の木の具合が大きな盆栽のようで、何か不思議な魅力があり、手を合わせて行く事にしました。

その斜め向かいには都立大山高校の桜が。

都心ではもう満開に近い所もあるそうですが、こちらはまだ、開花したばかり。練馬は夏は暑いのですが、春は都心に比べて気温が低いのでしょうか?

小茂根から真っ直ぐ道一本で、城北公園を抜けて上板橋に。

上板橋の北口駅前に蒙古タンメン中本の本店があるのですが、今回はそのお隣が目的地。

ハンバーガーのハングリーヘブンの本店です。かつては同じ上板橋北口でも住宅街の方にあったのですが、駅前に移転。2階にある2店舗とも人気店の為に、階段がチェーンで仕切られ、行列が出来ても混乱しないようになっています。

頂いたのは、チーズチーズチーズ、1300円。これにポテトとコーラをつけて合計1670円。平日ランチだったらポテトはサービスでついてきます。

チーズチーズチーズは、あの竹内涼真君が好物とグルメ番組で語ったもので、モッツァレラ、チェダー、パルミジャーノという3つのチーズがトッピング。グリルドオニオンは挟まっている物の、ほぼ肉とチーズ。肉がガツンと来てチーズがねっとり。これは若者の食べ物だわ。オジサン、間にレタスかトマトが欲しかったです。だったら普通にハングリーヘブンバーガーのチーズを選べば良かったのか。でも竹内涼真ネタは欲しかったのですよ。

バンズは東武練馬の「鈴木ベーカリー」。そういえば、新宿御苑の人気ハンバーガーショップ「CHATTY CHATTY」も鈴木ベーカリーへの特注品だったなあ。峰屋みたいに、鈴木ベーカリーもいろんなハンバーガーショップのバンズ作ってるのかな?

■ハングリー ヘブン 上板橋店 (Hungry Heaven)
■東京都板橋区常盤台4-33-3 アサカビル 2F
■営業:
11:30~17:00(月〜金)
11:00~17:00(土日祝)
17:00~25:00(月〜木)
17:00~26:00(金土祝前日)
場所はこのへん
お店のTwitter

さて、腹ごしらえの後は、銭湯ポタの本日のお目当て!銭湯の「第一金乗湯」へ。

ところで、最近Googleマップが酷くなったというのが話題ですが、「第一金乗湯」への道も左のGoogleマップには描かれていません。緑の線が描かれているのですが、拡大しても道は無く、空き地っぽい雰囲気になっているだけ。

右側がAppleのマップですが、実際はこのように道になっています。Appleのマップも登場したばかりの時は酷いものでしたが、Googleマップも、どのぐらいで修正されるんでしょうかね?

さてこちらがデザイナーズ銭湯として話題の「第一金乗湯」。銭湯デザイナーの今井健太郎作品。通常の今井健太郎作品はビル銭湯が多いのですが、こちらは昔ながらの銭湯をリノベーションしたスタイルなので、ノスタルジックな雰囲気を残しつつ、新しくしているので銭湯初心者とかにオススメです。

リンスインシャンプーやボディーソープ等は洗い場に備え付けがあるので、銭湯料金460円と貸しタオル30円の、490円で手ぶらで入れます。

昔ながらの富士山のペンキ絵も新たに描かれ、男湯が中島盛夫さん、女湯が丸山清人さんと、二大銭湯絵師の作品が共演。残念ながら女湯は観る事が出来ませんが、写真で見た限りでは、丸山清人さんの富士山は浮世絵風。男湯の中島盛夫さんの富士山は正当派銭湯ペンキ絵という感じ。つまり、「第一金乗湯」には、2つの富士山が描かれているのです。

下町のお風呂という感じで、女湯の方からは常連さん達の挨拶合戦が聞こえて来て賑やかです。

男湯の方は、おじいさん達が江戸っ子気取ってバシャバシャとシャワーを浴びるので、しぶきが飛んできます。マナー悪い。お一人、入れ墨ガッツリのそっち系の方がいたのですが、その方が、出際にシャワーでタイルの石けん汚れを流したり、鏡の曇りを流したり、マナーが素晴らしかったです。

脱衣所には、10分100円のマッサージチェアがあったので、100円投入してリラックス。

自転車で20分ぐらいでしたが、ちょっとした旅気分が味わえました。よい週末じゃ!

■「第一金乗湯」
■東京都板橋区若木1-19-6
■営業時間
16:00~24:00 ※日曜は15時から営業
■定休日:不定休
場所はこのへん

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