ぐすたふ珈琲(江古田)

江古田コンパ

インスタには食べ物のの写真しか載せていませんが、複数重ねて載せる時に、江古田の風景をチラリと入れたら、もう江古田を離れて久しいので今の江古田が観られて嬉しいというコメントを頂きました。

という訳で、江古田のランドマーク、江古田コンパの写真を載せてみます。でも、久々に観る方は「あれ?なんか違う」と思ったのではないでしょうか?

逆に、現在の江古田住民の方が、「え?どこかおかしい?」と気がついてなかったり。

答え合わせはこちらです↓

江古田コンパ

かつてあった、ブルーテントの看板が無くなっていたのでした。この頃の写真は、24時間営業のおにぎり屋の「やぐら」も写っていますね。シャッターが降りているから、やぐらが閉店した後ですね。たぶん。

近況を報告しておくと、1枚目の写真に写っている、江古田コンパの向かいのパチンコ屋さん、旧ミナミ、現ジュラクも閉店しました。大昔に遡れば映画館だった場所、次はどうなるんでしょうね。出来ればパチンコ屋さん以外の方が面白そうなんですが。

ぐすたふ珈琲

さて、江古田コンパの道を東長崎方面に向かい、ゴミ屋敷のような不思議な家を通り過ぎた後、「かぐや姫」という飲み屋さんを右折した路地裏にあるのが、「ぐすたふ珈琲」です。

ブルータス

BRUTUSの「おいしいコーヒーの教科書」という特集の「ネルドリップ新世代」という特集で、取り上げられていました。以前は雑誌「Hanako」の「喫茶店に恋して」という特集で取り上げられた事もあり、マガジンハウスに推されているお店です。

江古田で有名なパン屋さんのパーラー江古田も、BRUTUSとHanakoに交互に載せられる事で有名になって行ったお店なので、こちらの「ぐすたふ珈琲」も今のうちにチェックしておきましょう。

江古田でコーヒーといえば、ゆうゆうロードにコーヒースタンドが3軒出来て、そちらが注目を集めがちですが、「ぐすたふ珈琲」はひっそりとたたずむ系で、知る人ぞ知るという感じのお店です。

全面ベロアのような内装が、レトロでありゴージャス。平成ももうすぐ終わりですが、その一つ前の昭和の、しかも元気だった時代を思い起こさせてくれる内装です。

さて、BRUTUSではネルドリップの特集をしていたので、遠目に見ていたら、ポットは動かさずにネルの方を動かしながら淹れていました。ご主人に聞いてみると、肘を使ってポットを固定する事で、注ぐ湯量を一定にして、左手のネルの方を動かす事で、抽出を調整しているそうです。

同じく江古田のトレボンは、ペーパーフィルターで、ポットをの方をこまめに動かしながら、お湯を点でドリッパーの中のコーヒーに置いていく感じだったり、お店によって違うので、見ていて面白いです。

頂いたのは、エチオピアのナチュラル600円と、ガトーショコラ450円。

最近はこちらで少量ずつ、手回しロースターで自家焙煎もしているそうなんですが、エチオピアは若干深煎り。苦みもありますが、徐々に落ち着いてくる感じで、ガトーショコラを頂いた後に口に残る甘味を利用して頂くと、ちょうどバランスが良くなります。

お店には苦みが苦手という方もいらっしゃるので、浅煎りも用意しているとの事で、注文する前に色々と相談してみるといいかもしれません。

色々と昔ながらのお店が姿を消して行く中で、こうして新しく出来たお店が、かわりに根付いて行くといいなあと思います。

■ぐすたふ珈琲
■練馬区旭丘1丁目56-13
■営業:10:00〜18:00
■定休日:水曜
場所はこのへん

お店のInstagram

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2019ダウンアンダー・クラシック

2019年の幕開けを告げるクリテリウム「ダウンアンダー・クラシック」が開催!今年からグライペルに代わってロット・ソウダルのスプリンターとなった「カレブ・ユアン」が見事勝利を獲得しました。

と言っても、いつもブログを読んでくれている方の多くが、ポカン状態でしょう。

僕が身近な人と喜びを分かち合えないものの一つにサイクルロードレースがあります。実はルールがわかると非常に日本人的な気質にあったスポーツなのですが、なかなか地上波でもやらないし、ふれるチャンスが無いので仕方がありません。しかし、東京オリンピックでは富士山をめぐる面白いコースなので、人気が出るかもしれません。あのカーリングが急にブームになり40%以上の視聴率をたたき出し、「そだねー」が新語流行語大賞になったぐらいですから。

サイクルロードレースをイメージしやすいように表現すると、里見八犬伝や、真田十勇士のような戦いです。1チーム8人。主君(エース)を勝たせる為に、残り7人が犠牲となり、一人ずつ討ち死にしながら有利な展開を作り、最後は主君同士の戦いとなります。なので1チームは主君に仕える「七人の侍」と言った感じです。そこで、ファンは主君(エース)だけでなく、残りの「七人の侍」の献身ぶりに感動したり、涙したりもします。

「ダウンアンダー・クラシック」は、UCIのポイントレースではないので、エキシビション的なレースなのですが、2019年を占う最初のレースという事で闘争心に火がつき、平均スピードが、時速46.231kmに達する高速レースです。

日本のジャパンカップや埼玉クリテリウムだと、90度Uターンのストップ&ゴーが多いコースで、低速になりがちなのですが、アデレードのライミルパークは、F1が好きな方にわかりやすく言うと、モンツァのような高速コース。減速ポイントが1カ所しかなく、自転車なのに、最終スプリントは70㎞を越えます。

エキシビションなのに、スピードに飲み込まれると、選手達の闘争本能に火がつき、さらに加速していき、もう誰にも止められないガチで面白いレースです。

さて、ここまで残ってくれた読者の方に、弱虫ペダルを読んだ事がある方がいたら、わかりやすく例えて説明したのですが、僕が応援しているロット・ソウダルは、今年からエーススプリンターが、アンドレ・グライペルから、カレブ・ユアンに替わりました。

アンドレ・グライペルは身長183cmで、体重:80kg超えという大柄な選手で、あだ名はゴリラ。それに対し、カレブ・ユアンは、身長165cmで、体重61kg。あだ名は、ポケットロケット。弱虫ペダルでいう所の、総北のエースが田所迅から、鳴子小吉に代わった感じです。

サイクルロードレースは、スピードスケートのチームパシュートと、マススタートが組み合わされたような競技です。パシュートでは、高木菜那、高木美帆、佐藤綾乃、菊池彩花の4人の選手が風よけとなるローテーションしながら走っていましたが、自転車も同じで、風よけとなって連なって走る姿を、電車に例えてトレインと呼びます。

そして、ゴール前は高木菜那(姉)選手が金メダルを獲ったマススタートのような感じで、相手チームと牽制しながら位置取りをして、最後飛び出し、最初にゴールをした人が勝ち。これをゴールスプリントと呼びます。

さて、その鳴子小吉こと「カレブ・ユアン」が勝ったレース。動画はラスト、残り半周の戦いです。コースマップでいう所の上の部分の直線から下のゴールまでの映像。集団は高速で左上にあるコーナーに突っ込んでいきます。しかしスピードが出すぎて曲がりきれず落車する選手達も。そこで討ち死にしてしまった選手を横目に、生き残った選手達だけで、最終スプリントへ。

2番手につけたユアンのアシスト、七人の侍の一人「ロジャー・クルーゲ」が自分が風よけとなり、スリップストリームを使って、ユアンをどんどん引き上げ、トップを捕まえます。そこでお役目御免となると、ユアンが飛び出し逃げ切りゴール。

見事エースを勝たす事が出来た、アシストの「ロジャー・クルーゲ」は、ユアンがトップでゴールする瞬間後方で、自分の仕事が上手く行ったとバンザイしています。

アシストがきっちり仕事をしてエースを勝たせたのがわかると嬉しいです。こういうのを日本語で作って欲しいですなあ。J-SPORTSさん!ともかくサイクルロードレース、シーズン開幕です。ワクワク。

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