シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

期限が迫っている映画のチケットを頂いて、映画三昧。
今回は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」。

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は観てないのですが、
今年は、正義vs悪というわかりやすい構図より、
ヒーロー対ヒーローという描き方が増えてきているなという印象。

この映画の中でも、

自分が正しいと信じすぎると危険

という言葉出て来ますが、
つまり多くの争い事は、善と悪ではなく、
正義と正義のぶつかりあいである事が描かれています。

どちらも、「人々を救う」が目的なのに、
その考え方や手段が違うから、ぶつかり合う。
そして正義を貫こうとして、争いになる。

よく、飲み屋で政治と宗教と野球の話しはするなと言われているけど、
これは、揉めごとを起こさない為の、暗黙の了解。
いくら相手を説得した所で、簡単に考えが変わる物ではなく、
酒の勢いで歯止めが外れれば、大きな揉めごとに。

そういう「自分が正しい」の対決を、ヒーロー達でもやってしまいます。
正義をふりかざす人は、危険だね。

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ちはやふる-上の句-下の句

映画「ちはやはる」上の句と下の句、両方とも観終わりました。
原作もアニメも観ていないので
原作ファンの方との意見とは違うかもしれまえんが、
非常に面白く、観終わった後に爽快な気分にさせてくれる作品でした。

高校の競技カルタ部の青春を描いた作品。
ネタばれしないように、オフィシャルの予告編を貼っておきますので、
そちらで内容はチェックしてください。

実は、下の句に出て来る松岡茉優さん目当てで、見たかったのですが、
出て来ない上の句から、見ることに。

結論…広瀬すずさんの膝が、ただただ美しい映画でした。

以前から、女子高生の膝って綺麗だなと思っていたのですが、
これは自分だけの変わった嗜好で、フェチ的な物と思っていたので、
あまり口外しないようにして来ました。

ところが、この作品にも出演している松岡茉優さんが、
「女子高生の役をやると、本物の女子高生と膝が違う」
だから、膝のケアは怠れ無い的な事を発言していて、
さらに、ラジオで元SKE48の松井玲奈さんが、
「女子高生の膝が綺麗で、ヒザフェチ」というのを公言していました。
ヒザをみれば年齢がわかるとまで断言。

同じ感性の人がいた!そう言うツイートをしたら、
アガサ・クリスティーの推理小説「鳩のなかの猫」にも、
ポアロが「女性の年齢は膝を見れば分かる」と言うシーンがあるというのを
教えて頂きました。
膝は嘘をつけない!

広瀬すずさんは、17歳の現役女子高生。

松岡茉優さんが言うように、本物の女子高生の膝。
アニメで女子高生の声を演じられる声優さんはいますが、
女子高生の膝を演じられる声優さんはおろか、女優さんもいません。
漫画やアニメでは表現出来ない、その本物を持ってこられたら、
青春の表現として、ちょっと勝てないなと思った訳です。
写るだけで、若さと躍動感が表現されているのです。

あと、若宮詩暢役の松岡茉優さん。
彼女は左利きのカルタの名手という役なんですが、
その左でのカルタを取るフォームや所作が美しいのですよ。
演技派なのは知っているけど、すげーなーと思っていたら、
松岡さん、本当に左利きだったんですね。
すげー!

実写は原作やアニメ派に何かと言われがちですが、
こういう所だろうなあ。
実写にしか出来ない表現って。

オッサンになった自分にとって、今の高校生の世界って、
過去ではなく、行く事の出来ない未来。
どうやっても叶える事の出来ないSFみたいなものなんですが、
作品を観ても先生目線で見るのではなく、
高校生目線で、観ますよね。

そんな未知の世界に没入させてくれ、
2時間ちょっとの間、気持ちを高校生に変えてくれる
青春映画でした。

観て良かった!

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