そんなバナナ(八丁堀)

マツコの知らない世界で、タピオカの次はコレと紹介されていたのが、バナナジュース。

TVに案内人として出ていたのはsonna bananaの女性社長でしたが、現在、東京には八丁堀と広尾の2店舗があります。大行列という程ではないですが、お店の前には順番待ちと、外飲みの人が。店内はカウンターに4席のみ。この日は、地元の若者であろうオラオラ系の男女が占拠していました。

頂いたのは、オーソドックスなレギュラー450円。

店名はオヤジギャグ的ですが、作りは丁寧。バナナは気候や季節によって味が変動するので、熟成の度合いを変えています。凍らせたバナナを二度三度に分けながらミキサーを回し、牛乳とブレンドしていきます。

注文のたび、丁寧に作っていくので、新橋のジューススタンドに比べて、ちょっとお時間がかかります。

保存料はもちろん、砂糖も加えていないので、賞味期限は20分!

砂糖が入っておらずバナナとミルクの甘味のみなので、ほのかな甘味。ストローが細いので、作りたてのマックシェイクぐらいの吸引力が求められます。

ロードバイクやジョギングやっている人だと、バナナ2本分のエネルギーの「朝バナナ ゼリー」とかでエナジー補給したりすると思うのですが、それの超フレッシュ版!飲んでいると、脳が「健康」という指令を出します。

タピオカよりも健康的かなという気がしました。

■そんなバナナ (sonna banana)
■東京都中央区八丁堀2-15-5 1F
■営業:
8:00〜9:15(朝バナナタイム)(月〜金)
11:30〜19:00(昼バナナタイム)(月〜金)
11:00~19:00(土日祝バナナタイム)
■定休日:無し
場所はこのへん
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花時計(日本橋)

日本橋の再開発を観ていると、ネットのキュレーションメディアが抱える問題に似ているなあと思う事があります。つまり、箱は作ったけど入れるコンテンツが無いという問題。

よくキュレーションメディアから、うちのサイトに記事を載せませんか?というお誘いメールを頂くのですが、全部スルーしています。出典を明かしリンクをつけてアクセスをあげるから、コンテンツを無料で提供しろという話です。これはインスタにもよく来ます。

かつてDeNAが無断引用商売して大炎上してから、各キュレーションメディアは許可を取るようになったのですが、自分達で作ろうと方向にはいかず、相変わらずのコンテンツ不足。そこで、ネットをパトロールしては写真映えしそうなコンテンツを見つけて勧誘メールを盛んにしているようです。

一方、日本橋も、ビルを建ててテナントを誘致して「大人のための日本橋」を演出しようとしているのですが、どのビルも飲食店フロアがあって、少し高級食材の店があって、センスを感じさせるブランドがあってという、同じような構成の為、入居させるテナントの取り合いになっているのです。

例えば、入っているパン屋さんを比べてみると、個人店だけど行列の出来る人気のパン屋さんを誘致して、ブランドに育てようという所もあれば、え?もはや巨大チェーン化して、どのショッピングビルにも入っているコレいれちゃったの?というビルもあり、ビルは新しいのに、テナントに目新しさが全く無い。置きに行った感を感じてしまいます。

これい池袋でも買えるじゃん…ってな感じに。

ここまで書いて思ったのですが、たぶんコレ、フジテレビの「週刊フジテレビ批評」の「各局ドラマ辛口放談」を観た直後だから、その出演者口調になって、辛口になってしまっているのだと思いました。

新聞記者や評論家、女子アナなどが、各局のドラマを忖度無しで対談しながら評価するという物で、3ヶ月に1度ぐらいやる特集。いわるゆTV的な「なあなあの辛口」ではなく、「つまんない」とかズバリ言ったり、「科学者=変わり者」という設定だけで古いとか、無くてもいいのに恋愛要素入れて置きに行っているとか、今のテレビ界にないぐらい言い放つので、めっちゃ面白いのです。

土曜の早朝5時30分という時間帯だから出来るのでしょうが、録画して必ず観る番組で、朝イチでこの録画をチェックしていたので、頭がそのモードで批判めいた感じになってしまっているのですね。

これは作家、ライターあるあるだと思いますが、事前に観たり読んだりした物の文体に頭がなる事があって、例えば、好きな文体を読んで、頭をそっちに切り替えてから書いてみる事もあるし、今回のように、引きずられてなってしまう事もあります。

そういえば、小さい子のいる家にお邪魔すると、かなりの確率で親の口調に影響された事を話しているので、子育て中の方はお気をつけて。

すっごい話のまくらが長くなってしまったのですが、そんな日本橋です。再開発ビルにはチェーン店が多いので、別にあえて日本橋じゃなくても良くない?感があり、ここならではの個人店を探すのに、結構、苦労します。

今回見つけたのは、個人店のホットケーキ屋さん「花時計」。女性に人気のお店で、お客さんは僕以外全員女性。と言っても日本橋というのもあるのか、客層はアラフォーからアラフィフぐらいのマダム系なので、若いコだらけのパンケーキ屋さんよりは、アウェイ感はありません。

お昼は、ホットケーキランチのセットがあり、こちらはベーコン1080円。提供が後だったので写っていませんが、ドリンクもつきます。

銅板で一枚一枚焼かれたクラシカルなホットケーキで、ふわふわパンケーキと違って甘さ控えめ。卓上にはシロップもあるのですがこちらをかけても、そんなに甘くならず、大人のホットケーキという感じ。

僕はこれで十分だったのですが、女性達は100円プラスして、3枚重ねにしている人も多数。

滞在している間、つねに満席。やはり違う土地に行ったら、こういう隠れた人気の個人店を探すのが、やはり楽しいですね。と、再開発ビルを巡った後に、そう思いました。

■花時計
■東京都中央区日本橋1-7-12 北ビル B1F
■営業:11:00~16:00
■定休日:日祝
場所はこのへん

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