ロット・ベリソル

毎度毎度の自転車ネタで申し訳ないのですが、
ツール・ド・フランス2013 第6ステージ、良かった〜!
念願のロット・ベリソルトレインで、アンドレ・グライペルが優勝!
僕が見たかったのはコレですよ!コレ!

トレインとは…
チームが縦一列になって、一番後ろのエースの空気抵抗を減らすフォーメーション。
連結された列車のように見えるから、トレインと呼ばれます。

僕が応援しているロット・ベリソルというチームは、これが凄いのですよ。
アダム・ハンセンの強烈な引きによって一気に集団先頭へ。
そこからマルセル・シーベルグ、ユルゲン・ルーランズ、グレゴリー・ヘンダーソンと繋ぎ、
最後に、アンドレ・グライペルを発射!

しかし、残念ながらこちらのツールドフランスのダイジェストじゃ
編集がぶつ切りすぎてトレインが映し出しきれていません。
そこで、代わりにロットのトレインが堪能出来る動画を見つけてきました。
同様のレースだった、Tour Down Under 2013をご覧ください。

こちらも最初は、ツールドフランス同様
白いジャージのアルゴス・シマノが集団の先頭を走ります。
しかしアルゴス・シマノは何故かいつもトレインが途中で崩壊。

■1:07
この時も、途中からオリカグリーンエッジに先頭を奪われます。

■2:01
ここからロットベリソルのトレインが上がってきて、
グリーンエッジにかぶせて、先頭を奪います。
さあ、ロットトレインの本領発揮!

■2:19
先頭を牽いているのは、アダム・ハンセン。
ここから頑張って、割と長い距離を牽いていきます。

■3:27
先頭のアダム・ハンセンがお役ご免となって列から外れ、
マルセル・シーベルグが先頭を牽き始めます。

■3:51
先頭は、ユルゲン・ルーランズに交代

■4:26
先頭は、最終発射台のグレゴリー・ヘンダーソンに

■4:32
ついにエーススプリンターのアンドレ・グライペルを発射!

そして優勝!

綺麗な流れです。
ツールの第6ステージで、グライペルが勝ったときも、
ツイッターでは、ロットのトレインに対して賞賛の嵐!
「強力」「最強」「完璧」などの言葉が並んだのですが、
その中に「美しい」という言葉も沢山ありました。
そう、ロット・ベリソルのトレインは美しいのです。

僕が、ロードレースでトレインの魅力にとりつかれたのは、
2009年のツールドフランスでの事。
この時はHTCコロンビアというチームのトレインが最強。

この動画は21ステージの最終戦、パリ・シャンゼリゼ。

■0:20
ここから先頭から4人目にる、
HTCのジョージ・ヒンカピーがコースを変えてカウンターアタック。
先頭に立ちます

■1:50
ヒンカピーが外れて、マーク・レンショーが引っ張ります。
コーナーを抜けて、レンショー、カヴェンディッシュの順で最後の直線に。

■2:07
満を持して、カヴェンディッシュを発射!

やー、お見事!
未だにHTCは最強トレインだわ。

なかなか、この時の美しいトレインの動画が残ってないので、
このDVDがオススメ。
第2、3、10、11、19、そして最終パリ・シャンゼリゼゴールの第21ステージと、
美しいトレインからの発射で5度の優勝。
思う存分HTCトレインが堪能出来ます。

ちなみに、この大会は、新城幸也と、別府史之という2人の日本人選手も出場。
特に、最終21ステージのパリでは、別府選手が逃げをうち、
敢闘賞に輝いています。

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ツール・ド・フランス2013 第5ステージ

新城幸也選手の日の丸ジャージの話を書いたと思ったら、
その日の丸が、つねに画面に大写しになる日が来るなんて!

ツール・ド・フランス2013 第5ステージで、
新城選手が逃げグループに乗って、先頭でひた走りました。

無数のアップダウンが続く、228.5kmの長距離ステージ。
集団から飛び出して、6人で逃げを打ちます。

12分ぐらい集団からリードを保った時間もあり、
総合タイムを計算すると、
一時は、バーチャルのマイヨジョーヌ(総合優勝)という時間帯もありました。

逃げが難しく、捕まってしまう確率の高いことは百も承知なんですが、
もしかして…なんて、総合優勝の黄色いジャージをまとった姿を想像したり、
総合は無理でも、このステージで逃げ切ってステージ優勝するんじゃないかと、
ワクワクしたり。

残り8㎞で集団に追いつかれて吸収されてしまうのだけど、
十分夢を見させてくれました。

背中に日の丸をしょった新城幸也の走り、
ぜひ、動画でチェックしてみてください。

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