江古田のラーメン制覇で忘れていたお店がありました。新江古田に向かう途中にある「むつみ」
こちらは営業時間が短く、なかなかタイミングが取れずにいました。
自家製麺の手打ち麺が売りのお店です。
注文したのは一番オーソドックスな「ラーメン」750円。
麺は手打ちというだけあって、不揃いな切り口の舌触りが良く、昔はこういう麺が多かったなあとノスタルジックな気持ちに。ストレートより縮れ麺の方が好きなので。
注目したのはスープ。鶏ガラベースなんだろうけど、鶏の甘味がそんなに強くありません。もっと上品な感じで、どちらかというとお吸いもの系のような感じで、ゴクゴク飲めてしまうような味わい。よくある無化調系の醤油ラーメンの感じとは違います。
お会計の時にスープのベースを聞いてみたら「日高こんぶ」だそうです。それに貝柱、鰹節、鶏ガラって、これ和食じゃないですか。どうりでお吸いものっぽいなと思った訳だ。
無化調系のラーメン屋さんでも「昆布水」というのが流行りましたが、こちらは昭和38年創業という事で、60年前からこれをやっていた訳だ。ラーメンの具に昆布があるのは、スープの謎解きのヒントだったのかも。
故郷の岩手は、もう少し煮干しが強いのですがこの路線で、ノスタルジックになったのは、味が故郷を思い出させてくれたからなのでしょう。
■むつみ
■東京都練馬区豊玉上1-3-9
■営業
11:00〜14:00
17:00〜18:30
■定休日:金曜
■場所はこのへん