アダム・ハンセン

アダム・ハンセン

あと1ヶ月後、いよいよツールドフランスが始まりますがが、
弱虫ペダルから入って、今年から観てみようかな…と思っている方に、
注目して欲しい選手がいます。
…というか、僕が一番好きな選手なんですけど。

ロットベリソルというチームのアシスト、アダム・ハンセンです。

一つ前のジロデイタリアの記事でも書きましたが、
超過酷な山岳コースでも、走りながら沿道のファンと肩を組んで写真を撮ったり、
面白い選手です。

アダム・ハンセン

ハンセンは、とにかくカメラサービスが旺盛!
日本人カメラマン、辻啓さんのレンズにもピース!

アダム・ハンセン

タイムトライアルの最中にもピース!
足を見ればわかる通り、落車事故の後でサポーター巻いてるし、
TTなんて、コンマ1秒を争うレースなのに、サービスでピース!

1枚目の動画verも見つけました!こんな感じですよ!
ハンセンだけじゃなく、別府史之選手もカメラピース!
いいね!最高だよ!

弱虫ペダル好きから入る人に覚えて欲しいのですが、

アダム・ハンセンは、これまでに8大会連続のグランツールを完走した鉄人!

鉄人の異名を取っています。
イタリアのジロデイタリア、フランスのツールドフランス、
スペインのブエルタエスパーニャの3つを、世界3大レース、
グランツールと呼ばれますが、次のツールドフランスを完走すれば、
3年連続、3大レースを完走した事になります。

1大会、約20ステージ以上のレースを完走するのでも大変なのに、
今回で、8大会連続完走ですよ。

チームでの役割とかを弱虫ペダルキャラで表現をするとしたら
箱学の荒北靖友を陽気にした感じ。
アニメの荒北は、ちょっと粗暴なキャラだけど、
チームでの役割は、ちょっと似ています。

エースアシストを務める「運び屋」。
箱学の福富、つまりロットベリソルのアンドレ・グライペルのトレインを
ゴールが近づく時に、最高の位置まで引き上げるのが役割。

Tour Down Under 2013。
最初は、オリカグリーンエッジが先頭争いをしているのですが、

■2:00
ここからロットベリソルのトレインが上がってきます。
シルバーのヘルメットをかぶり、イエローの袖のジャージ、
ホワイトのアームカバーをして、
その先頭を走るのが、アダム・ハンセンです。

弱ペダだと、箱学のエースは福富、福ちゃんですが、
ロットベリソルは、アンドレ・グライペル。

弱ペダ風にいうと、

「グラちゃん、ゴール前、いい位置まで連れていってやるよ!
残り一周の鐘が鳴るまで、先頭は守ってやるぜ!」

そんな感じ。

3:27でお役ご免になるまで、必死で先頭を引き続けます。

そこからのロットベリソルの美しいトレインで、グライペル優勝!
優勝したグライペルも凄いんだけど、
花道を造ったアダム・ハンセンの職人技が凄すぎる!

通常はアシストなんだけど、たまには逃げに参加して
ジロ・デ・イタリア2013 第7ステージでは逃げ切ってのステージ優勝!
やる時はやるコ!

では、最後にロードレースファンには有名な
アダムハンセンがツイッターにあげていた
「トレーニングはつらいよ」
10日間のキャンプの終わりに、1枚ずつ写メをUPしていって、
4コマ漫画風のツイートを作ったもの。

Adam Hansen ‏

1日目

After day one at @Lotto_Belisol training camp!

2日目

After 2nd day at @Lotto_Belisol training camp

3日目

After 3rd day of training at @Lotto_Belisol training camp.

4日目

4th day was a rest day at @Lotto_Belisol training camp.

5日目

After day 5 at @Lotto_Belisol training camp.

6日目

After the 6th day at the @Lotto_Belisol training camp.

7日目

After the 7th day at @Lotto_Belisol team training camp…..

8日目

The 8th day was a rest day at @Lotto_Belisol training camp.

9日目

During the 9th day at @Lotto_Belisol training camp.

10日目

After the 10th and last day of the @Lotto_Belisol training camp….

どうよ!おもろいでしょ!
弱ペダファンは、荒北の役割、でも超陽気なアダム・ハンセン覚えてくださいね。

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ジロ・デ・イタリア2014

ジロ・デ・イタリア

みなさん、いよいよ始まるワールドカップにワクワクでしょうが、
その前に僕ら自転車乗りは、ジロ・デ・イタリアでひと盛り上がりでした。

■マリア・ローザ(個人総合優勝):ナイロ・キンタナ(モビスター/コロンビア)
■マリア・ロッサ(ポイント賞):ナセル・ブアニ(FDJ/フランス)
■マリア・アッズーラ(山岳賞):ジュリアン・アレドンド(トレック/コロンビア)
■マリア・ビアンカ(新人賞):ナイロ・キンタナ(モビスター/コロンビア)
■チーム成績(時間):AG2R・ラモンディアル(フランス)
■チーム成績(ポイント):オメガファルマ・クイックステップサイクリングチーム(ベルギー)

総合優勝がマリアローザと言って、ピンクのジャージを着ます。
これはスポンサーの新聞社の新聞紙がピンクだからです。

【第16ステージダイジェスト】

個人的に今回一番面白かったのは、第16ステージ。
標高2758mのステルヴィオ峠を登る、超山岳コース。
去年は、大雪の為に中止になったコースです。
ここで、総合優勝したキンタナがライバルに一気に差をつけました。

16ステージ

ガヴィア2618m、ステルヴィオ2758m、ヴァル・マルテッロ2059mという
3つの超級山岳を、選手たちはひたすら上って、ひたすら下って、また上る。

地図で見るとこんな感じですが…。

ステルヴィオ

このステルヴィオ峠、2758mを自転車で登って行くわけですよ。
我々が坂道を下るのより早いスピードで。

ステルヴィオ

アニメの弱虫ペダルを観ている人なら、この山岳の戦いの面白さ、わかるでしょ。
リアル小野田坂道のキンタナが猛スピードでここを登ってくるのですよ。

毎年、激闘が繰り広げられてきたステルヴィオ峠。
その歴史の動画もありました。

今年は、ジロデイタリアを観ながらツイートを読んでいると、
女性のロードレースファンも多かったですね。
はやり、弱虫ペダルの影響なんでしょうか?

6月はサッカーのワールドカップで盛り上がるとして、
自転車乗りはその先、7月!
いよいよツールドフランスが始まります。

ツールドフランスでも、ピレネー山脈、アルプルと、超山岳コースもありますよ!
ジロの優勝者、キンタナは昨年も早かったので、今のうちに覚えておきましょう。

弱虫ペダルで、巻島、東堂、小野田など山岳キャラ好きな人は、
ナイロ・キンタナ、アルベルト・コンタドール、リッチー・ポートあたりを
チェックしておきましょう。

田所、鳴子、新開、御堂筋など、スプリンターキャラが好きな人は、
マーク・カヴェンディッシュ、アンドレ・グライペル、マルセル・キッテル、
ペーター・サガンあたりをチェックしておきましょう。

さあ、1ヶ月の間に動画を漁って予習だ!
ツール・ド・フランスも盛り上がるぞ!

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