東京宝塚劇場・宙組『ベルサイユのばら-オスカル編-』

東京宝塚劇場

人生初の宝塚観劇。
日比谷の東京宝塚劇場へ。

新年を迎える時に今年のテーマを考えるのだけど
今年のテーマは「東京」でした。

つまり、東京にいるからこそ体験出来るエンタメを堪能しまくる事。
それは美術館であり、コンサートであり、観劇であったりします。
さらに国立競技場のような生まれ変わる都市もこの目で見る。

会いに行けるアイドルという言葉があるように、
いろんな物ものを見に行ける東京で、そこに住んでいるのに
これまで、テレビやネットで見ているだけでした。
という訳で今年はエンタメリア充を目指している訳です。

さらに、友人達と月一で何かに挑戦しようという行事が出来、
2月「モネ展」、3月「川越サイクリング」、4月「あの花聖地めぐり」、
5月「ハロプロ℃-uteコンサート」と来て、
6月は女性陣の強い要望で「宝塚観劇」となりました。

劇場前

ほぼ女性客ばかりという場所へ踏み込むので少々不安。
先発で到着した友人からの現場レポートをLINEで読みながら、心の準備。

どんな服装をしていけばいいのかという不安もありました。
というのも、蘭寿とむさんの千秋楽の入待ちイベントの動画をYouTubeで見たら
ファン全員が真っ白な服を着ていたのです。
ハロプロのカラフルTシャツ以上の衝撃だったのですが、
聞いたら、普通でいいというので、一応、襟付きのカジュアルな感じで行きました。

入り口付近には、タカラジェンヌの名前が書かれたボードをかかげる人達が。
どうやら、私設ファンクラブの方々が、チケットを取りまとめているようで、
その引き渡しが行われていました。

階段

開場前、ガラス越しに劇場のレッドカーペットの階段を。
こちらで記念撮影する人多数。

開演前

開演前、舞台をカメラで撮っている人が多数。
え?場内は撮影禁止なんじゃないの?と思ったのですが、
開演前に限り、撮影がOKらしいです。
これが普通のコンサートなどと違う所。
アナウンスでも、「開演後は撮影は禁止です」という注意が。

そして客席では、係員が観劇方法の注意をアナウンス。
「前屈みになっての観劇は、やめてください」と。
特に僕らは2階席だったので、
前に乗り出すと、頭でステージが見えなくなってしまう為。
これは映画館でも共通のマナーなので気をつけましょう。

緞帳

終演後の緞帳には、花、宙、星、月、雪の英語文字が。

宙組のトップスター凰稀かなめさんがオスカルを演じる、
『ベルサイユのばら-オスカル編-』
素晴らしかったです。

サマンサタバサの店内のような女子キラキラ感。
女性歌舞伎のような様式美と待っていました感。
コスプレ女子に通じる、女子が作る理想の男性像。
ハリウッドとは違う、日本独自のガラパゴスミュージカル。
だけど、それがとっても面白い。

今回、宝塚100周年、ベルばら40周年の記念公演なので、
スーパー歌舞伎ならぬ、スーパー宝塚的な演出もあり、
独自の世界観すぎて、正直笑ってしまう部分もあったけど
やっぱ生歌でダンスは素晴らしいね。

今回はオスカル編なので、マリー・アントワネットやフェルゼンは出てこないけど、
ぜひ、フェルゼン編も見てみたいと思いました。

来年での退団を発表している、宙組トップスター・凰稀かなめさん。
そして今回が退団公演となってしまう、蓮水ゆうやさんや、
双子タカラジェンヌの1人、すみれ乃麗さんなどを見る事が出来て良かったです。

観劇後、ググればググるほど、もっと宝塚を見ておけば良かったと後悔。
特に、蘭寿とむさんの公演は生で観ておきたかったなあ。
DVDは借りて観たけれど。
やっぱ生は違う。
生で宝塚が観られる東京バンザイだよ。

もし、興味を持たれている方がいるなら、1度観ておく事をオススメします。
開場は9割5分女性客ですが、男性でも十分楽しめます。

劇場前

終了後の宝塚劇場前。
ヅカファンが沿道に整列し始め、出待ちの準備。

ワイズロード

男性陣は、宝塚劇場の地下にある自転車屋さんワイズロードで物色。

出待ち

そして、出待ち。
まず、各ファンのグループは同じ色のスカーフをして、場所ごとに別れて整列。
そしてリーダーと思われる方が、みなさんからのファンレターを集めて紙袋に。
楽屋口の所でフラッシュが光ると、
いっせいにしゃがみ込んで、タカラジェンヌを待ちます。

ちょうど看板の下の所で男役の方が、手紙を受け取っている所。

出待ち

YouTubeで観た出待ちは、みんなで一斉に声をかけていたりしていたけど、
この日は、キャーという歓声もなく、ほぼ無言。
初日と千秋楽しか、やっちゃダメとか、そういうルールがありそう。

赤いパンツスタイルの方が、宙組トップスター・凰稀かなめさんらしいです。

ガード下

終演後は、華やかな宝塚とは全く正反対の、有楽町ガード下で飲み会。

ビール

宝塚、ハマりそうだわ。
というか、すでにハマっているかも。

で、飲みながら、江古田ヲタクの会、次は何にする?という話しになり、
7月は飲み屋のプロジェクターを借りてのツールドフランス鑑賞会なんですが、
相撲、落語、ダム見学とか色々案が出ました。
またなにかエンタメを堪能したいと思います。

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阿佐ヶ谷アニメストリート・シロバコ(阿佐ヶ谷)

阿佐ヶ谷

阿佐ヶ谷に行ったのは、
ブルータスに載っていたカレーが食べたかったというもありますが
最近、話題になっているスポットを偵察したかったというのもあります。

アニメストリート

それは阿佐ヶ谷アニメストリート。
杉並区は以前からアニメ制作会社が多いという事で、その特色を生かし、
阿佐ヶ谷の高架下に、町おこしの為にアニメタウンを作ったのです。

駐輪場

看板の裏側が駐輪場になっています。
1時間までは無料なので、一般の人はそれで事足りると思いますが。

アニメストリート

高架下にはコンテナ形式のショップが置かれています。
こういうパターンの高架下開発って他でも行われていて、
御徒町の高架下、日本百貨店なども人気を呼んでいます。

コスプレ

さて、アニメストリートと銘打っていますが、
DVDなどを扱うお店より、コスプレ系のお店の方が充実しています。

コスプレ衣装・ウィッグのレンタル、販売・ヘア&メイクのお店で、
手ぶらで来てもアニメコスプレ体験やコスプレ撮影ができるショップ。

看板

男装コスプレ用の専門ブランドを扱うショップもありました。

3Dスキャン

こちらは、3Dスキャンが出来て、それを今話題の3Dプリンタで出力。
たとえば、自分をスキャンして、自分のフィギアを作る事も出来ます。

シロバコ

そして、こちらは声優の卵が働くカフェ、シロバコ。

アニメ業界の専門用語「シロ箱」から来ています。
テレビ業界だと「シロ」とか「シロ素材」「シロ編」とか言うのですが、
完パケ前の、ナレーションだとか、BGとかなどの入っていない、
暫定編集素材の事を言います。

テレビの場合は、これを作家が渡されて、素材を見ながら
トークとトークの合間を埋めるナレーション原稿を書くわけです。
その後、ナレーターが、この素材と原稿を照らし合わせて、ナレーション録り。
その後、BGMやSE(効果音)などをつけて、ミキシングし、完パケします。

つまり、声優の卵を作品になる前の素材に見立ててのネーミングな訳です。

お店

外の窓からも店内が見えるのですが、
スポーツバーのようにアニメが上映されていて、
それを見ながら、お茶をしたりランチ出来る、アニメカフェ。
アニメの制作会社が経営しているので、その作品が中心になるのかな?

ラテ

声優さんの卵というぐらいしか、インプットしていなかったのですが、
これは、ちょっとした油断でした。

ウエイトレスさんがいきなりのアニメ声。
つまり、軽くメイドカフェの香りのするお店です。
ご主人様とか言わないけど、声のトーンはあっち系。
メイド喫茶はテレビでしか見たことがないので、
いきなりのあっち系の世界で、ドギマギ。

であれば、どうせなら一番萌えっぽいメニューを頼んだ方がいいなと、
「めのくまラテ」を注文しました。480円。

目が描かれたラテが運ばれて来ると、
ウエイトレスさんが、お客の顔を覗き込み、
目のお疲れ具合で、赤いシロップでクマを描きます。

ちょっとドキドキしていたので、写真の撮り方が失敗したのですが、
目の下のフチに沿って、赤いラインが引かれています。
そして、お客さんの疲れが飛びますよ〜うに的な感じで
(何を言われたか、軽くパニックで覚えていません)
目の上にハートが描かれます。

もう、こういう時の心構えが出来ていないので、完全に地蔵です。
んー、メルヘンカフェシリーズより、手強いです。

■shirobaco
■東京都杉並区阿佐谷南2-40-1
■営業
11:00-23:00(月〜土)
10:00-22:00(日祝)
■定休日:無休
場所はこのへん
オフィシャルサイト

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