武道館で開催されたモーニング娘。’14のコンサートに行ってきました。
今回は、どうしても観たかった。
まずは、道重さゆみ卒業ツアーであるという事。
正式タイルは、
「モーニング娘。’14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE
~道重さゆみ卒業記念スペシャル~」
11月26日(水)の横浜アリーナで卒業となるので観たかったのですが
水曜日は生放送があるので、どうしても無理。
そこで、今回の武道館を観させて頂く事に。
あともう一つは、道重卒業にあたり、入れ替わりで加入させる新メンバーを
この日、発表するという事。
その2つを楽しみに観に行きました。
今回は、そのコンサートをハロプロ好き、いわゆるハロヲタ向けに書きます。
まず、道重卒業だけあって、メンバーカラーのピンクのTシャツを着た人が多い。
雰囲気ですが、武道館の1/3はいたんじゃないかという感じ。
最初に「おっ!」って思ったのは、
モーニング娘。’14の、みんなが逞しくなっているなという事。
精神論とかじゃなく、フィジカルとして筋肉質になっているなと。
アスリート集団の℃-uteとかを見慣れているせいか、
道重さゆみでさえ、華奢で線が細く感じていたのですが、今回は逞しい。
仕上がり具合が、ハンパじゃないんですよ。
アイドルのコンサートって、
ファンが、行って騒いで発散するというパターンが多いのですが、
今回は、魅せるライブ。
ショーとして見入ってしまいます。
そして、道重率いるモーニング娘。’14の仕上がり具合がハンパない訳です。
モーニング娘。で一番パフォーマンスレベルの高かったのは、
高橋愛がリーダーをやっていた時期で、プラチナ期と呼ばれているのですが、
それと遜色ない。
そして、この日は、新加入メンバーの発表もありました。
12期のオーディションがあり、その合格者が発表されます。
そこで、ドラマを観ました。
今回のコンサートは、バックダンサーが出ないので、研修生は出ないのですが、
武道館には、推しメンの研修生の名前が書かれたTシャツを着たファンが何名か。
新メンバー合格者に自分の推しメンがいると信じている人達です。
そして、新メンバー発表!
「研修生から、羽賀朱美」とコールされると、
「羽賀」と書かれたTシャツを着ていたファンが、泣き崩れました。
なんかプロ野球でいうところの、自分が推していた高校球児が、
ドラフト1位に指名されたような感じなんでしょうか。
その後、彼は3〜4曲の間、立ち上がれず呆然としていましたね。
あまりの興奮ぶりに、まわりのファンからも祝福されていました。
本気で応援してきたから、こういう興奮が味わえるんでしょう。
なんとなくじゃ、ここまで行かないですもんね。
そういう、興奮の瞬間、少し羨ましく思えました。
道重卒業+新人加入に注目だと思っていたのですが、
終わってから印象に残っているのは、現メンバーの頑張り。
モーニング娘。’14=フォーメーションダンスというのは、
さすがにファンでない人にも浸透していると思いますが、
これに加え、シンクロもしてきました。
だから、宝塚とかのレビューを観ているような、華やかさも。
アイドルというと、未熟な芸を応援するという図式の所が多いですが、
ここは素人じゃマネ出来ない高い完成度のパフォーマンスを
鑑賞するというグループ。
中でも、石田亜佑美の成長がハンパない。
現センターの鞘師里保のライバルは、新メンバーより、実は石田なんじゃ?
…と思わせるパフォーマンスでした。
前からダンスの評価は高かったのですが、
気がつくと、フォーメーションダンスの重要なポジションに石田が入ってる。
そして、キレが半端ない。
ハロプロで一番ダンスが上手いBerryz工房の清水佐紀を彷彿とさせる
中心軸がズレずに、ビシっとフリが止まるキレの良さ。
いや〜すごかった。
自分は、誰々可愛いというより、パフォーマンス重視タイプなので、
コンサートをフィギュアスケートの採点のように観てしまうのですが、
今回のコンサートは、10点満点をあげたいです。
ハロプロファンにはお馴染み、bayfm ON8のDJ「さな」と観てたのだけど
今日のパフォーマンスは、凄いと大興奮。
彼女の評は、佐藤優樹の成長が著しいとの事でした。
道重が卒業を決めた時に、「現メンバーが頼もしく見えた」と言ってますが
それがわかった気がします。
そして道重最後の横浜アリーナまで、さらなる進化をしていくに違いありません。
うーん、横浜アリーナ、行きたかったなあ。