番組で、毎週、マニアックな人と電話を繋いで話しを聞くという
コーナーが始まりまして、
今週は、アナログレコードのHMV record shop 渋谷さんと
お電話を繋がせて頂きました。
これは、その下見に行った時の写真。
世界的には、レコードがまた売れ始め、
アメリカなどでは、20%ぐらい売り上げがアップ。
日本でもあえてアナログをリリースするアーティストが増え、
まだブームとまでは行っていませんが、兆しが見えてきました。
日本は、世界的にCDよりダウンロード販売に移行している中、
未だにCDの方がメインストリームという珍しい国です。
じゃあ、有形で音がいいアナログが売れているかというと、
まだそこまででもない。
そんな中、あえてアナログレコードを扱うショップをオープンした
HNVさんに、どんな人がどんなジャンルを買っていくのか聞いてみた訳です。
2階がクラブミュージックや、ソウル、ファンクのジャンルなので、
それ系が売れているのかと思いきや、
意外と日本のアーティストのレコードが売れているのだそうです。
山下達郎とか大瀧詠一とか。
確かに、これらのファンの方は音質にもこだわるタイプが多そうなので、
CDより音質のいいアナログを欲しがるというのは、わかる気がします。
そういえば、入り口入ってすぐの所では「はっぴいえんど」の大特集。
はっぴいえんどマスターピースは、
●デジタルリマスタリングしたCD
●ハイレゾ音源ダウンロードカード
●ダイレクトカッティングによるアナログ完全復刻盤
という、3種類の方法で聞ける、音にこだわった復刻版。
最近、ハイレゾのブームも少しずつ広がりつつあり、
ウォークマンやdocomoのスマホなどにも搭載され、広がりをみせつつあります。
ところで、話しは変わるのですが、
最近、TVの音質が酷いなと思った事はありませんか?
地デジになって、音の質はあがったハズなんです。
でも、実際に聞くと音が酷い。
コレ、ホテルのテレビで音楽番組を見ていて気づいたのです。
今までLIVEとかはヘッドフォンで聴いていたので、
気づかなかったのですが、TVに付いているスピーカーで聴くと、
音圧が低くて、安っぽいシャカシャカした音の事が多いのです。
これ調べてみると、テレビの受像器に問題がある事がわかりました。
薄型をつきつめると、スピーカーとしての共鳴が悪くなる。
これまでの大きいスピーカーから、小さいスピーカーになった分、
やはり音質は落ちているようです。
そして、デフレ時代、薄利多売の競争になりましたよね。
やはり値段を下げる為に、安いパーツで組み上げているので、
スピーカーの音質は後回しになりっているケースもあるようです。
とにかく、これだけハイビジョンだ地デジだ、Blu-rayだと
子供でもわかるぐらい画質がアップしているのにかかわらず、
音質が後退しているので、そのギャップが激しくなってきたんでしょうね。
YouTubeとかでもHD画質が増えてきているのに、
音は圧縮音源が多く、やっぱり音は後回しでバランスが悪い。
今や画質の方は、ウエアラブルカメラでも4Kの時代に突入ですよ。
高画質至上主義時代。
地デジに慣れた人は、もうDVDの画質でも不満という声は聞くけど、
音質に関しては、あまり聞いた事が無いです。
テレビのスピーカーの音質が悪いというのに気づいた人は、
外付けスピーカー付けたりしていますが、
なんかマニア扱いですよね。
5感の中で耳って、鈍感な方なんでしょうか?
それとも、若者達は良い音を聞くチャンスが少ないから、
比較対象がなくて、わからないだけなんでしょうかね。
ただ、SONYは今年になって、ハイレゾが聞けるスピーカー搭載の
テレビを発表しました。
地デジ音質もハイレゾ相当に変換する機能付の。
もしかしたら、今年は、音質にまつわる変化があるんじゃないかと思ったり。
やはり、そう思うのはマニアなのかな?