アンジュルムは、いつからこんなカッコイイグループになったんだろう?
ハロプロをあまり知らない人の為に説明しておくと、
元スマイレージだったグループで、
3期が加入して9名になったと共に、改名してアンジュルムに。
今回が2回目の武道館ですが、前回よりさらにカッコ良くなっていました。
かつては「楽しい」がメインであり、踊りもバラバラで、
斜めのラインを作っても、デコボコみたいな、ゆるいグループでした。
自分が観た中で「変わったな」と、はっきり思ったのは、
2014年の「Hello! Project ひなフェス」でした。
「ミステリーナイト!」という新曲が発表されたのですが、
そのダンスやフォーメーションの精度が格段にあがっていたのです。
その後、ダンスの得意な3期を入れた事で、
さらにグループとしてのスキルが上がって見えました。
でも楽しさを忘れてはいない。
℃-uteと、Berryz工房の中間ぐらいの立ち位置ぐらいにいるんじゃないだろうか?
この日発表された新曲の「臥薪嘗胆」が、これまたいいのですよ。
ハロプロファンクというか、「大器晩成」の路線でありながら
モーニング娘。の「THE 摩天楼ショー」のように、
ホーンセクションを多用した、ブラコンのアレンジ。
しかし、アンジュルムは、最近、いい曲引くなあ。
こういうの℃-uteとかに欲しいヤツだわ。
さて、この日は、初のハロプロという女子を連れて行きました。
他のグループは観たことあるそうでアイドル好きなんですが、
ハローは観たことないというので、誘いました。
ちょうど、ぷっすまのアイドルダンス部で、
アンジュルムをやったのですが、それを見て、ライブを観てみたいと。
初ハローの感想が楽しみだったのですが、
オープニングアクトの段階から、
ハロプロは歌が上手いと、驚いていました。
確かに、Juice=Juiceとか、ボーカルグループとしてのレベルが上がってるし。
そして、アンジュルム。
田村芽実、絶賛祭り!
実は一緒に連れ行った女子は、音大出て、
バンドでドラムをやっているのだけど、
ドラマーから見て、リズムの取り方が素晴らしいと。
「後ノリだから、ブラックミュージックやらせたら最高だ」
「ドラム叩かさせたら、どんなリズム刻むか見える」
など、ドラマー視点で、誉める誉める!
実は、パフォーマンスヲタの自分も、田村芽実推しなので、
この反応は嬉しかったです。
そして、このコンサートでは、
卒業を発表した福田花音さんについても、触れなければならないでしょう。
今年11月29日の武道館公演をもって卒業。
昨年の春にモーニング娘。’14の道重さゆみ卒業発表。
昨年の夏にBerryz工房、活動停止発表。
そこからのスイッチの切り替えと、卒業までの加速を見てるけど、
本当に燃えつきるように、駆け抜けて行きました。
何かを決断し、ゴールを設定した人の凄さを見せつけられました。
そして福田花音さんも、もうすでにスイッチが入っていました。
燃えつきる為、大気圏に突入したのがわかります。
ここからのアンジュルムは、見逃しちゃダメです!